7月29日の一般向け提供開始から約一か月、マイクロソフトが Windows 10 の普及台数など10の数字を公表しました。
マイクロソフトのWindows and Devicesグループ担当コーポレートVP Yusuf Mehdi 氏によると、現在 Windows 10 で動いているデバイスは7500万台以上。192の国や地域で、PCやタブレットあわせて9万機種以上がアップグレードしたとされています。
1. #Windows10: More than 75 million devices running Windows 10 – and growing every day. 1/10 pic.twitter.com/g0kqGizU0c
— Yusuf Mehdi (@yusuf_i_mehdi) 2015, 8月 26
7500万台以上、192か国、9万モデルの他の統計はたとえば、
・2007年製造のデバイスもWindows 10にアップグレード
・Xbox One から Windows 10 へのストリーミングは計122年分
(Xbox One は Windows 10 タブレットやPCにゲーム画面と音声を飛ばしてリモートプレイに対応)
・ソリテアコレクション、Minecraft Windows 10 Edition Beta では実績1000万が解除
・パーソナルアシスタント Cortana が「ジョークを言って」に応えたのは50万回以上。
・Windows 10 用 Windows Store でのアプリダウンロード数 / 端末は、Windows 8の6倍。
・UpgradeYourWorld キャンペーンに登録した組織は2000以上
(Windows 10登場で「世界をアップグレード」するキャンペーン。110の非営利団体に1千万ドル支援)
などなど。Windows 10 はアップグレード提供が先行しており、メーカーからの Windows 10プリインストールPCの発売はこれからの状況です。しかし Windows 7までと8以降の良いとこ取りを実現したデスクトップUI、要求仕様は Windows 8 や 7のPCからアップグレードできる程度、OS自体の軽量化などが周知されたことで、少なからぬ数のユーザーがすでにジャンプしたことが伺えます。
なお、Tell me a joke で気の利いたジョークを教えてくれるコルタナは、日本語版Windows 10では非対応。近日中の Insider Preview でベータ版が提供される予定です。