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M・A・O&高橋李依の「がっこうぐらし!」第8話のアフレコ後コメント :おた☆スケ【声優情報サイト】

■ M・A・O&高橋李依の「がっこうぐらし!」第8話のアフレコ後コメント

TVアニメ「がっこうぐらし!」の第8話「しょうらい」アフレコ終了後のりーさん役を演じるM・A・Oさんとみーくん役の高橋李依さんのインタビューが到着した。



第8話は、何か大きな事件があるというより、じっくりと4人の姿が描かれたエピソードになりましたね。
M・A・Oさん:嵐の前の静けさ、という気がしました。

高橋李依さん:ああ、確かに! 今回は全体を通して、すごく静かでした。

M・A・Oさん:今回、りーさんとみーくんがしっかり会話を交わすシーンがあったんですが……。

2人きりで正面から話し合うのは……。
M・A・Oさん:これだけじっくりと会話をしたのは、たぶん初めてです。しかも2人とも、それほどはしゃぐタイプではないと思うので、すごくしっとりとマジメな感じになりました。

高橋李依さん:やっぱり、空気が静かになりました(笑)。まさかあれだけしっとりと、2人での掛け合いが続くとは思っていなかったので、台本を読んだときはびっくりしました。あと実際に演じてみると、意外とりーさんはみーくんに不安に思っていることだったり、自分の過去を話してくれるんだな、と思いました。なんというか、みーくん自身は後から(学園生活部に)入ってきた「後輩」というポジションなんですけど、そこからひとつ壁を乗り越えたのかな? と。「この子になら話してもいい」という信頼関係が、2人の間には築かれていたのかな、と思いましたね。

M・A・Oさん:あと印象的だったのは、みーくんが学校の設備について話す場面ですね。あまりに設備が整いすぎていて「これは……」と悩んでいると、りーさんが「自分もそう思っていた」と話す。アフレコ用のV(ビデオ)チェックでその場面を観ていたとき、ふと、めぐねえがゆきを抱きしめながら「これから学園生活部のみんなで楽しく生活するのよ」と話していた場面が蘇ってきて。

なるほど。
M・A・Oさん:みーくんに対して、めぐねえのように振る舞えるようになっているというか、少しあの場面がフラッシュバックしたんです。

あと今回は、回想シーンですけど、めぐねえとりーさんの会話がありましたね。
M・A・Oさん:はい。やっとめぐねえと会話ができました(笑)。

高橋李依さん:あれ? 今までは全くなかったんでしたっけ?

M・A・Oさん:しっかりめぐねえと2人で話したのは、今回が初めてですね。あの場面を観ていて、相手がめぐねえじゃなければ、りーさんも学園生活部を提案することがなかったんだろうな、と思いました。めぐねえには、周囲を優しく包み込むような雰囲気があって、この2人は波長が合うんだろうな、と思いながら演じさせていただきました。

もう一方のみーくんにとっても、初めてめぐねえの存在に触れ合うことになる。そういうエピソードだったのかな、と思うのですが……。
高橋李依さん:そうですね、ちゃんと触れ合えたというか。「本当にここにいた人なんだな」「自分にも関係していることなんだな」と、初めて実感できた回だったのかな、と思います。

M・A・Oさん:りーさんとみーくんはきっと、2人で夜な夜な、自分たちを取り囲んでいる現実について、話していたりするんじゃないかと思っていたんです。それが今回、はっきりシーンとして描いていただけたので「よかった! 間違ってなかった!」と(笑)。やっぱり2人はそういうことなんだよね、と思いました。

高橋李依さん:やっと言葉に出せた感じがありますね。

M・A・Oさん:将来の話をするときも、2人で窓の外を見て「まずはここから出ないといけないよね」と話す。この2人はそういう意思の疎通ができているんだな、と思いましたね。

いよいよ「卒業」というキーワードも出てきましたし。
M・A・Oさん:出てきましたね。

高橋李依さん:果たして、本当に「卒業」できるんですかね!?(笑)

みーくんは過去の経験もあるので、「いつかはここも出て行かなければならない」という思いがありそうですよね。
高橋李依さん:きっとショッピングモールのときに、一度学んだんだろうなと思います。ただ、「卒業」に向けて、学園生活部のみんなの背中を押してくれるのは、きっとゆきちゃんだろうなとも思うんですよ。いくらみーくんが「行く!」と言っても、きっとみんなはついてきてくれないでしょうし。

なるほど。劇中では今後の「進路」について頭を悩ませる場面がありましたが、おふたりは「進路」で悩んだことはありますか?
高橋李依さん:ありました。私は今、こうして声優のお仕事をしてるんですけど、きっかけになったオーディションを受けたのが、高校3年生の夏なんです。高校3年の夏というと、進路を決めるタイミングじゃないですか。大学に進むのか、専門学校に行くのか。あとはもう大学に行かずに養成所に通うのか……。学業の道を捨てて、声優一本で行くのか。そこはけっこう悩みましたね。しかも通っていたのがちゃんとした進学校だったので、普通に受験勉強もしていたんですよ。

そこで一気に決断しなきゃいけなかったわけですね。
高橋李依さん:そうなんです。すっごく悩みましたけど、思い切りましたね。なんかこう、フラフラするより、一度決めて、ダメだったら戻ろう! というタイプなんです。とりあえずやってみよう! という。

M・A・Oさん:かっこいい……。

高橋李依さん:いやいや!(笑) そんなM・A・Oちゃんはいかがですか?

M・A・Oさん:どちらかというと、ずっとフラフラしていたほうなので(笑)

高橋李依さん:ええーっ!(笑)

M・A・Oさん:東京に上京したいという気持ちと、専門学校でなにか免許を取って……という気持ちの間で、すごく揺れていた時期があるんです。とりあえずどちらにも行けるように勉強を頑張って……と思っていたんですが、そのときに母から「専門学校は、入ろうと思えばいつでも入れる。自分のいちばんやりたいことを一度頑張ってみたら?」「東京に行きたいなら行きなさい」と、背中を押してもらったんです。

そんな経験があったんですね! 上京してやりたいことは、もう決まっていたんでしょうか?
M・A・Oさん:お芝居をしたいという気持ちがずっとあったので、上京したら、そちらの道に進みたいと思っていました。……でも、いざとなると、今度は「お仕事がきちんと決まるまでは、上京は心配だからダメ」ということになって(笑)。

高橋李依さん:えーっ! そうだったんだ。

あっ、M・A・Oさんは大阪出身なんですね。でも全然関西弁が出ないですね。
M・A・Oさん:いえいえ、イントネーションが違うところが、いっぱいあるんです(笑)。

高橋李依さん:でも、普通に会話してても、大阪出身って全然気づかないですよ。私なんかもう、普通に話してても「埼玉でしょ?」と言われるのに(笑)。

あはは(笑)。では最後に、今後の展開について、おふたりが気になるポイントを伺いますね。まずは高橋さんから。
高橋李依さん:やっぱり太郎丸ですね。太郎丸とみーくんの関係が、このまま終わってしまうのはすごくイヤで。まだちゃんと仲直りしていないので、どうにか最終話までに、2人の関係をもう一度、やり直したいなと思います。

M・A・Oさん:私はそうですね……。今回の第8話で重大なことがわかってしまったんですけど、わかったからといって何ができるのか……。あとお話が進むにつれて、徐々にりーさんの導火線が短くなっているような印象があるんです(笑)。

高橋李依さん:わかる! きっとなってそうだなぁー(笑)。

M・A・Oさん:とんでもない爆弾を抱えているような気配がありますよね。その爆弾がいつ爆発するのか、ドキドキしながらも少し楽しみにしています。

確かに怒ったら一番怖そうなのは、りーさんですよね。
M・A・Oさん:今までも冗談っぽく「ダメでしょ?」と怒る場面はあったんですけど、カッと怒るところまでは行ったことがないんです。でも、だんだん沸点が低くなってきているというか(笑)。例えば「どうして覚えてないの?」とか、今までであれば言わなかったであろうセリフが、少しずつこぼれてきているんですよね。そのあたりが、個人的には怖いけど、楽しみにしているところです。

高橋李依さん:「怖いけど楽しみ」って、すごくわかります。……怖いけど!(笑)

「がっこうぐらし!」は、原作:ニトロプラスの海法紀光さん、作画:千葉サドルさんにより「まんがタイムきららフォワード」で連載中の漫画が原作。当たり前の日々が失われた学校に寝泊まりしながら学園生活を過ごす“学園生活部”の女の子たちの日常が描かれている。

主人公の丈槍由紀(ゆき)役を水瀬いのりさん、シャベルを愛する恵飛須沢胡桃(くるみ)役を小澤亜李さん、みんなをまとめる若狭悠里(りーさん)役をM・A・Oさん、唯一の2年生の直樹美紀(みーくん)役を高橋李依さん、学園生活部の顧問を務める教員のめぐねえこと佐倉慈役を茅野愛衣さん、学園生活部のマスコット的存在で柴犬の太郎丸役を加藤英美里さんが演じている。

■TVアニメ「がっこうぐらし!」イントロダクション
学校に寝泊まりする“学園生活部”の4名、ムードメーカーのゆき、シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、しっかり者の後輩みーくん。おっとりとした顧問のめぐねえに見守られながら、朝ごはんに乾パンを食べたり、屋上の菜園でプチトマトを収穫したり、部屋から逃げ出した犬“太郎丸”を追って学校中を走りまわったり……時に大変なこともあるけれど、それ以上に楽しさがあふれている、みんなと一緒に暮らす日々──彼女たち“学園生活部”は、今日も元気いっぱい活動中! 「わたしたちは ここにいます」

(C)Nitroplus/海法紀光・千葉サドル・芳文社/がっこうぐらし!製作委員会
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