お母さんの背中ってあったかいね!
カエルはどうやってその一生を送るのか、だいたいのところ、そのライフサイクルがおわかりの方も多いはず。
通常卵を水の川辺へ沼地などに産んで、後は勝手にオタマジャクシになって、少しづつ成長して立派なカエルになる・・・どちらかというば <放任主義>的なイメージありますよね?
でも、もっと親の愛情がほしいカエルだっていてもおかしくありませんか?
実は少数ながらそんな思いが叶ったラッキーなカエル達が南アメリカに存在したんです。
https://youtu.be/p4Vs9qfr2nc
これは “ミミック ポイズン フロッグ”という毒カエルの一種。かわいいオタマジャクシ、しっかりお母さんにつかまってますね。
このカエルは “ストロベリー ポイズン ダート フロッグ”、母親はオタマジャクシを比較的安全だと思われる場所へ移動させています。場所はお母さん次第。
この時はどうやらその場所を木の上のほうと定めたようですね。
最初から水辺などには卵を産まず、葉の覆った草花のくきなどにゼリー状の膜をはって卵を産む、そんなカエルも存在します。(写真は “スプラッシュバック ポイズン フロッグ”の卵)水分はゼリー状の膜から吸収できるから卵が乾いてしまう心配もありませんね。
子供達を安全な場所へー本来備わった本能
この地方に住む特殊なこのカエル達は、子孫を少しでも多く残そうとする、親としては当然の本能をもつ、そしてそれを行動に実際移しているとても賢いカエル達だったのです。
次のオタマジャクシを迎えに行く親カエル。 “次はだーれ? 今迎えに行くからね!”
“親カエルの背中に子カエルのせて” なんだかとてもコケティッシュに映るこの子育てストーリー。
“でも毒カエルじゃない?”
“でもかけがえのない命だよ”
なるほど、根底に潜む <親心> 共感できるところがあったりしませんか?
[via:
arkinspace.com]