2015年08月30日
『据え置き機を再び日本で盛り上げるためには必要な現実と環境を指摘してみたというコラム記事がアップ』が掲載中。
現在の据え置きゲーム機はwiiU、PS4が250万台程度であり、週間販売台数で1万
5000台~2万台程度をうろうろしており、共に有力作がいくつか出たのにも関わらず、
盛り上がりに欠け、爆発的な普及をしない背景があるのはなぜか?というのを考察
してみると、まず、携帯ゲーム機で済ませてしまうという人が増えたか?といえば、
PSVITAが現時点で400万台とPSPの同期間では及ばない現状があり、それら残りの
人たちはスマホに移行した人が一番多いでしょうね。『手っ取り早くゲームをする需要』
というのがもてはやされていて、それには据え置き機は一番遠い存在となっているので、
海外の人たちが不思議がる、スマホと携帯ゲーム機が据え置き機より上という現状は
そこでしょうね。
PS2時代がある意味最後の据え置き機の大成の時代といえそうで、そこから
ユニークさをテーマに独自色を出したのがwiiですが正当進化系のPS3、XBOX360など
は全体を見れば、据え置き機の勢力が下降していて、(初代XBOXよりは売れていますが)
時代の背景も影響している面があります。そして、PS2時代では本体が2万円まで値下げ
され、ソフトも5800円~6800円だったため、多くの購買層がいたという背景も手伝って
いましたね。今のPS4やXBOXOneで39800円は正直ゲーム好きしか振り向きません。
wiiUもソフト干ばつでそのままフェードアウトしそうですが、もうひと盛り上がりを
期待できるスーパーマリオメーカーで市場が動くかでしょうね。それでもソフトが
そろわないと振り向いてくれないというのが痛いほど任天堂も痛感したでしょうから
NXでどう立て直すかにかかっていますね。
据え置き機市場が日本で再び繁栄するためには、現実的かどうかという結論とは別に、
まず2万円まで本体が値下がりして、ソフトも月10本は最低必要で、ソフトの価格帯も
6800円~7800円に抑える事、そして、過去の栄光ばかりを追わず、新規IP、意欲作、技術を
追求した作品が一定数を占め、それらが一大勢力を作る市場形成を確立すること、そして、
各ハード競い合って、いい刺激を受け続けてバランスよく形成されるなどが上げられますね。
これがどこまで現実的、かつ、非現実的か?という面がすでにあるので無理な面とダメな点、
不可能な事などそれらマイナス部分を補うためには?というのが決めてになってきますね。
世の中不景気で一部の上場企業だけが潤っている中、貧富の差も拡大しており、3DSだけ
で済ませてしまう家庭もいますから、少子化と相まってファミコン世代やPS世代が再び
ゲームにのめり込める現実を生むのも必要な施策で子供がやっているからではなく、
自ら率先してプレイしたくなる作品作りをどんどんするべきでしょうね。
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| [ゲーム]ゲーム情報記事 | 02時30分 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑
やっぱり何だかんだ言われつつ日本では盛り上がっていないんですね
| ゲーム情報さん | 2015/08/29 19:06 | URL | ≫ EDIT