キャンプ場で見てると、多くのお父さんがテントをたてるのに四苦八苦している。
その原因のほとんどが、「キャンプ場ではじめてテントを袋から出す」ことが原因。
最近のテントは、立て方も簡単になっているとはいえ、やったことのないことを
現地で初めてやってみることの無謀さよ。
慣れれば15分もあればたいていのテントは立てられるのに、
1時間以上もかかって、奥さんや子どもはとっくに飽きているという悲しい光景を
キャンプ場のあちこちで見かける。
駐車場とか、近所の公園でもいい。一回でも立ててみれば、構造を理解することが出来て
現地で右往左往することはない。
初心者がテントを立てる時のポイントは、ポールを差す場所、ペグの打ち方、張り綱の張り方だ。
どの色のポールがどの色のスリーブに通るのかをしっかり把握しておくことが大切。
物によっては、ポールの色と通すスリーブの色が一致している場合も多い。
ペグを打つのは、テント本体が組み上がってからでok。
良くある間違いは、ペグの頭がテント側に向かって傾いていること。
基本は、テント本体から見てペグの頭はテントの外側に向かって傾いているのが正しい。
張り綱をかける場合にも、テントのフライ(テントの外側にかける布のことな)から伸びる綱が、
ペグと90度の角度を作るように、ペグを傾けて打つのが正しい。
あとは、張り綱はぴんと張って、フライとテント本体の間に空間を空けること。
このことによって雨が降っても雨滴はフライを伝って流れおちてテント本体にはしみこまない。
それに、空間に空気の層があることによって内部の温度が変化しにくい。
ペグの打ち方は
外側45゚派と地面に垂直派に別れるぞ
お、さすが。たしかに、昔はもれなく外側に倒すやり方が浸透していたけれど、
最近は垂直(ないし90度~60度位)に打つスタイルも増えてきた。
実際のところ、外側に倒すのと垂直に倒すのでは、強度はほとんど変わらないという説もある。
正直、どっちが良いのか分からないけど
地面が固めなら45゚に倒す
地面が抜かるんで足り柔らかい場合は垂直が良いみたい
柔らかい地面に倒してペグ打つと地面が剥がれてペグが抜けやすいとか
ター「プ」な。ソロキャンプとかならなくても大丈夫だけど、グループとかファミリーならほぼ必須。
日光や雨を防いでくれる屋根となるタープの下は、リビングとしての機能を果たす。。
つまりテントは寝室なんだな
せや。テントの中は、あくまで寝たり着替えたりするスペースとして捉えるのが吉。
少人数でデカイテントっていうのは、実は有りだったりする。
デカいほど居住性はいいのは確か。でも、設営が大変だったり、
寒い時期には、デカすぎるとテント内の空気が温まらなくて寒かったりする。
大は小を兼ねることもあるので、今後の使用の見通しを持って選択することをお勧めする。
それ以外にミスするのはあるんかいな
キャンプは天気の良いときだけを想定してはいけない。
特にキャンプ場がある場所は山間部や川辺・海辺などである場合が多く、
自然の影響を大きく受けることを忘れてはいけない。
傘を差しながらテントやタープの撤収を行うのは非常に困難。
レインウェアも何でも良いのではなく、ポンチョ型や、上下一体となった形は避けるべき。
できれば、ゴアテックス等の透湿防水素材で上下別れたものが望ましい。
また、普段暮らしている平地の気候を基準にして、軽装しか準備していかないと、
朝晩の冷え込みで痛い目を見ることになる。
そもそも、標高が100m上がると、気温は約0.6度下がると言われている。
高原のキャンプ場で標高が800mほどだとしても、平地より気温は5度近く低い。
また、天気の良い日の夜には放射冷却で非常に冷え込んだりもする。
夏場のキャンプでもフリースを1枚持っているだけで快適度が全然違う。
さらに、山の中では天気が変わりやすい。雷などにも対処できるよう、
いつでも避難できる場所を考えておくことが必要だ。
友人と飯盒炊爨したりしたいなあ
飯盒炊爨にもコツがいるんやで。米焦がすなよw
都市生活を送っていると、日常で裸火を扱うことはめったにない。
しかし、キャンプでは薪や炭で調理するのも醍醐味の一つ。
さらに焚火をくゆらせて過ごす夜の時間は至高のひと時。
しかしながら、火を上手に扱えているキャンパーの少ないことよ。
薪は言わばただの木で、炭はその木を不完全燃焼させて炭化させたものだ。
炭に直接チャッカマンの火を押し当てて火をつけようとしている奴はもはや失笑レベル。
出来れば薪から火をおこして炭に火をうつしたいものだけど、
最近はバーナーでむりやり炭に火をつけたり、着火剤を使ったり、
チャコールスターターって道具を使ったりってことも多い。
でも、男なら火おこし位できるようになりたいものだ。
また、着火剤を途中で継ぎ足すことによる事故も多く起きている。
もし着火剤を使うにしても、使用法をきちんと守ること。
それから、キャンプが終わって燃えさしや炭をその辺に捨てたり
埋めたりして帰ってくる奴は、問題外だ。
炭は土には帰らない。キャンプ場内の灰捨て場に捨てるか、
火消し壷に入れて持ち帰って、可燃ごみとして処分すること。
炭を隙間なく綺麗に並べて火を点けようとして悪戦苦闘している家族連れを見かけて
悲しい気持ちに成ったことがある
キャンプ場の周辺の自然環境に配慮せずに、
自分の都合で設営をして、汚していくやつは、キャンプをする資格はない。
そこまでひどくはなくても、よく見かけるのが、樹木にロープをそのまま掛けるやつだ。
ロープの摩擦で、樹木は確実にダメージを受ける。
基本的に樹木にロープをかけるのはNGだが、どうしてもロープをかける時には、
ロープと樹木の間に段ボールや雑誌などを挟んで養生をすること。
自然を楽しむためにキャンプをするのに、
自然を破壊しながらキャンプをするのは本末転倒であると言える。
直火禁止派と見た
直火okのキャンプ場でも、基本的には焚火台を使うべきだと考えている。
やはりそこの植生や生態系への影響を最小限に抑えたい。
キャンカーでも、オーニングを張るときとかにロープワークやペグうちの知識がいるっしょ。
キャンカーもいいけど、たまにはテント泊も悪くないよ。
一応保護にマットは巻いてるけど
今検索して見てみた。最近、こういう中空に浮くタイプのがあるよね。
まだ製品タイプが少ないし、世の中に浸透してないから、良否は不明。
個人的には、+αとして楽しむ用途に用いるのが良いと思う。
夏場ならシュラフだけで底冷えもないしマットも要らないから好き
登山とかには使えないけど週末キャンプには中空タイプ楽しいよ
それなw 早めの準備はすごく大事。
同意。でも、芝生地であえてマットなしで寝る気持ちよさは他に比べられない。
底冷えするし、寝た時に身体痛いし
目的にもよる。それを背負っていくのか、バイクに積むのか、車に積むのか。
一人用テントだとMSRとかよく見かけるけど、
背負って歩かないなら、モンベルのムーンライトがおススメ。
しかも、一人用の1型ではなく、二人用の2型を一人で使うことをすすめる。
一人用テントはほんとに小さいから、2人用の物を買ってゆったり使うといいぞ。
自然の中で活動する以上、そこに存在する危険に対する備えをするのは当然。
しかしながら、場合によっては、自らその危険を呼び寄せているような場面さえ見かける。
動物:マムシ、ヤマカガシ、熊、猪、蜂、虻、ムカデ、蚊、ダニ等を寄せないように
食べ物はちゃんと蓋をして管理する。甘いものやアルコールなどは放置しない。
虫を寄せない服装に気を付けるってことは基本。
植物:ウルシ類などかぶれる植物の見た目を知っておく、むやみに採取しないこと。
それに、万一毒にあたった場合のことを考えてポイズンリムーバーや抗ヒスタミン剤を
救急箱の中に入れておくことが必要。
さらには、キャンプの行き先の最寄りの救急機関を調べておくことも
大切な準備の一つだと心がけること。
キャンプ用品には、使い方を一歩間違えると大きな危険を伴うものもある。
単純に下手なだけならまだ御愛嬌だが、危険を生んでは大きな問題である。
鉄板でボンベの上を覆ってしまう事故。鉄板からの輻射熱でボンベが過熱されて爆発の危険を生む。
それと、以前にカセットコンロの上に網を乗せてそこで炭をおこしている馬鹿者を見た。
こういう輩からは、早々に距離を取った方が良い。
それと、よく見かけるのが鉈を持つ手に軍手をはめている光景。
やりたくなるのはわかるけど、原則は、鉈を持つ手は素手。
割りたい薪を抑える手には、鉈を持つ手にはめる分も含めて2枚重ねで軍手を着ける。
鉈の使い方を習ったこともないのに、かっこつけてやろうとしている人に多い。
あとは、地味に携帯やライトの電池切れ、ランタンやコンロ、バーナーの燃料切れで
困っている人も多い。替えの電池、予備の燃料を常に用意しておくことが大切。
あきらかに手際が悪く、設営の仕方も洗練されていないのに、
道具だけは一丁前にブランド品で固めていたりする。
細かい火ばさみや食器まで統一されていたりするから、もはやギャグの域。
「道具だけはご立派」ってのは、ほんとに恥ずかしい。
これも初心者にありがちで、やたら時間をかけて料理を作ってる。
使い方も良くわからないのにダッチオーブンを薪の火にかけてたり、
スモークの煙を、サイト全体に充満するほどもくもく焚いていたりする。
むろん、そのことに一杯一杯になっていて、ゆっくりとするゆとりを楽しむ時間もない。
そこまでとは言わずとも、「バーベキュー」と称して、食材を炭にしている輩も多い。
火の調整は、炭のレイアウトだけでかなり改善されるのに、知識も経験も不足していると、
必死でガンガン火を焚いて、結局食材を駄目にしてしまっている。
自然の中で開放的な気分になり、酒が進みすぎて大騒ぎしている連中を見かける。
正直、はた迷惑である。
さらには、酒を飲んで川に入って遊んだりしている奴らもいたりするので、
そういうやつらが、毎年事故を起こしている。
キャンプ中も、酒はあくまで節度を持って楽しみたいものだ。
最後に挙げたいのはこれである。
上に述べた様々なことのために、大人が必死になりすぎて、
子どもに目が届いていないことが非常に多い。
一番の危険は、子どもを「見ていない」ことである。
子どもはキャンプ場の非日常な環境で興味一杯で周囲の物事に関わろうとする。
その好奇心の目を上手に導いてあげられるように、大人が余裕を持つことが大切。
子どもは常に目の届く範囲に入れておき、事故なく子どもが自然環境を楽しめるようにしてやりたいものだ。
得てして、大人がキャンプに慣れていないと、子どもが放置されがちなので、
ぜひ大人にはキャンプ特有の道具や技術に慣れて、
子どもにもそれを伝えていける位になりたいものである。
キャンプ一般について質問などあったら答えるよ。
炭でしかやったことないわ
薪は目に見えて炎が上がる。 煤が出る。
飯盒で米を炊いたりするときには、薪の強火の方が向いてる。
ほんとに要るのあれ
テント本体をペグダウンすることで、中に荷物がない状態でも風に飛ばされない。
あと、フライをかける時には、どうしたって張り綱の先はペグを打つことが多かろうて。
子供の頃父親に教わったのを思い出す
今度はおまいが子どもに教えてやる番DAZE☆
初めてのキャンプで張り切って色々買ったのかもしれないしそっからはまって使うかもしれないし
その人の予算内でかったものにまでケチつけるのは違うかと
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