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もし電波が見えたら、世界はこんなかんじ。ARアプリが登場予定 : ギズモード・ジャパン

もし電波が見えたら、世界はこんなかんじ。ARアプリが登場予定

2015.09.01 12:30
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もし電波が見えたら、「Wi-Fiが強いところをすぐ探せる!」と思ったのは私だけでしょうか。

私たちの生活は、目に見えないシステムやインフラに支えられています。テレビやラジオ、携帯電話の基地局、ルーターや衛星からの電波などなど。端末が人間にもわかるように電波を図解してくれるおかげで、普段はこの見えない電波を意識する必要はありませんし、電波について考える人もほとんどいないでしょう。…一部の人を除いては。

オランダ人アーティストのRichard Vijgenさんはそんな電波に着想を得て、「電波の構造(The Architecture of Radio)」というアプリを発表しました。Vijgenさんは自身のスタジオのウェブサイトにこのように書いています。


私たちは目には見えない、データケーブルやアクセスポイントや基地局、あるいは上空の衛星からの電波に囲まれているんです。


開発されたアプリは、複数のデータを用いてその場所の通信ネットワークを可視化します。例えば衛星からの信号は、NASAのジェット推進研究所の衛星位置情報システム「Ephemeris」を使って、軌道上の衛星の場所を計算します。携帯電話の基地局の電波は、ウェブ上で有志が作っている基地局の地図「OpenCellID」から近くの基地局の場所を引っ張ってきます。アプリはこれらの情報を集めて、すてきなAR(拡張現実)風のインターフェースで表示。電波の形を見るために、思わず部屋の中をぐるぐると回ってしまうことうけあいです。

これまでにも、Wi-Fiの電波や、地球の軌道上にあるものをリアルタイムで見られる地図など、いくつもの同じようなアイディアが発表されてきていますが、それらはすべてひとつのものだけでした。

Vijgenさんからの電子メールによると、アプリは電波の形をユーザーと電波を発信する機械の距離をもとに、放射線のモデルから計算。すべての電波を測定しているというよりは、理論的なシミュレーションなのだそうです。

ともあれ、Vijgenさんの作品は世界を支える見えないシステムへの思いを抱かせてくれます。アプリは今年中には公開予定だそうですが、どうしても待てない!というあなたは来月からドイツのカールスルーエ・アート・アンド・メディアセンター(ZKM)で展示されるということなので、もし機会があればそちらへどうぞ。動画も下に貼っておきますね。



source: The Architecture of Radio, Creative Applications

Kelsey Campbell-Dollaghan - Gizmodo US[原文
(conejo)

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