ASUSのIFA 2015プレスカンファレンス(更新中)での注目PCの一つが、液晶ディスプレイ一体型PCとなる『Zen AiO S』です。6月のCOMPUTEX 2015でプレビューされていましたが、今回正式発表となりました。
特徴は、一体型PCとしては異例なほどの充実装備とコストパフォーマンスの高さ。最上位モデルは4K解像度の24型IPS液晶にメインメモリ16GB、CPUには4コア版TDP 35W版SkylakeとなるCore i7-6700T、GPUにはGeForce GTX 960M、2TB HDDという重装備構成で1499ユーロを付けます。発売日は現時点では情報がありません。
続きには、気になる方が多いスペックシートを掲載しています。
今回発表されたベース構成は2モデル。23.8インチ液晶のモデルとなる『Z240IC』と21.5インチ版の『Z220IC』です。Z240ICは液晶解像度が4K(3840×2160)とフルHD(1920×1080)の2構成となり、Z220ICはフルHDの1構成です。
冒頭でも紹介した1499ユーロと打ち出されたモデルは、Z240ICのうち、4K液晶パネルでCore i7-6700T、GPUとしてGeForce GTX 960M(ビデオメモリ2GB)、メインメモリ16GB、ストレージはHDD 2GBとなる構成。
ストレージこそ最速となるPCI Express接続SSDではありませんが、液晶パネルに加え、CPUやGPUは上位となる仕様です。
また隠れた特徴は、液晶一体型PCとしては、基本パーツの構成が幅広く用意される点。下記のスペックシートを見る限り、メインメモリやストレージといった一般的なオプションのみならず、CPUやGPUまでも幅広く選択可能となっています。
(更新中)