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PS4 システム3.0「Kenshin」詳細。YouTube Gaming配信やTwitter動画投稿、10GBクラウドストレージなど - Engadget Japanese

SCEA (ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカ) は公式ブログ PlayStation.Blog で、PlayStation 4が次期システムソフトウェア3.0でゲーム動画サイト「YouTube Gaming」に対応することを明らかにしました。

PlayStation 4の新システムソフトウェアはYouTube Gamingに対応。フレンドへのステッカーや、視聴要請機能も

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これはSCEAのハードウェアマーケティング担当者であるJohn Koller氏が明かした情報で、YouTube Gamingへの対応のほか、PS Plus会員向けのクラウドストレージが1Gから10Gに増加、また、コミュニティ関連の機能が強化されます。



●イベント通知機能
経験値倍増や季節ごとの催しなど自分がプレイしているゲームのイベントが通知される。

●フェイバリットグループ(Favorite Groups)
同じゲームを遊ぶフレンドをグループ化。

●コミュニティ
「ゲームタイトル」「ジャンル」など様々な条件でコミュニティを作り、掲示板でスクリーンショットを公開したりできるように。

●Twitterへ動画投稿
最長10秒間の動画をTwitterへ投稿できるように。

●ステッカー
フレンドへのメッセージにステッカーをつけられるように。

●視聴要請
フレンドに対して「実況を見て欲しい」という要請を送ることが可能に。

注目の機能は、やはりYouTube Gamingへの対応でしょう。YouTube Gamingはゲーム動画や実況に特化したストリーミングサービス。ニコニコ動画やTwitchのように視聴者がリアルタイムでコメントを付けられるほか、予めチャンネル登録した配信者の新着動画を見たり、オススメのチャンネルに1クリックでアクセスできるようになっています。

これまでもYouTubeには多数のゲーム実況動画が投稿されてきましたが、YouTube Gamingに一元化されることにより、目当てのゲームタイトルの実況を探しやすくなったり、コメントで盛り上がったりといったプラスの効果が期待されます。




海外の視聴者が多いのもYouTubeの特徴ですので、PlayStation 4からYouTube Gamingへ実況動画を投稿することにより、海外のプレイヤーがより身近に感じられるようになるかも知れません。

ゲーム実況は今や注目のコンテンツです。Amazonのゲーム実況専門サイトTwitchでは、2014年における月間のユニーク訪問者数が1億人を、平均視聴時間が160億分を越えたと発表。2015年9月17日から開催される「東京ゲームショウ2015」にはAmazonが「Amazon&Twitch」ブースを出展し、ゲーム実況のデモンストレーションを行うとしています。



また、ニコニコ動画でも2016年1月30~31日にゲーム実況とゲーム大会を融合した「闘会議2016」を開催。これに向けてゲーム実況の帯番組「闘TV」を連日放映するなど、各社取り組みを本格化してきています。


まさに群雄割拠の「ゲーム実況戦国時代」ですが、ここに後から切り込んでいかなければならないのがYouTube Gamingですので、今回のPlayStation 4対応には大きな意味があると言えるでしょう。

これまでPlayStation 4はTwitchやUstreamといった動画サイトに対応してきましたが、新システムソフトウェアからYouTube Gamingへ投稿できるようになることで、実況者にとってより親しみやすいハードウェアになった、とも言えるかも知れません。

システムソフトウェア3.00のコードネームは「Kenshin」と呼ばれており、現在ベータテスト中。正式なリリース予定日は現時点で未公開となっています。
PS4 システム3.0「Kenshin」詳細。YouTube Gaming配信やTwitter動画投稿、10GBクラウドストレージなど

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