このコンサートの開催が発表されると同時に宮城県内のホテルや宿泊施設に予約が殺到し、現在近隣の県まで含めて宿泊施設はほぼ満杯になってしまっているといいます。
そんな中、宮城での“ホテル宿泊権”、つまりホテルの予約をオークションにかける転売屋まで現れているといい、“嵐パニック”ともいうべき状況となっているそうで…。
中には、嵐のコンサートに行く方へ向けて特別なお願い…予約キャンセルを促すともとれるお願いをする宿も現れ、ネットで話題となっています。→ Geinou Ranking
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嵐の『Arashi Blast in Miyagi』は、9月19日から23日までの4日間（21日は休演）おこなわれ、グッズ販売は18日から6日間、動員数は20万人以上というビッグイベントです。
公演中は、会場の『ひとめぼれスタジアム宮城』が入る総合運動公園内に通称“嵐ランド”がオープンします。
ここには、飲食スペースや地元特産品販売コーナー、コンサートグッズ販売所、『大野智と子どもたちの未来絵画展』という企画コーナーなども設けられるとか。
このイベントの影響で、中止に追い込まれたというイベントもあり、話題となりました。
→ ヨット「タモリカップ東北大会」、嵐の宮城公演の影響で中止に
嵐のイベントが発表されたのが5月。
その時点で、ファンが宮城県内の宿泊施設を押さえてしまったのが原因でした。
（以下引用）
「公演決定が発表されると即、県内のホテルや宿泊施設に予約が殺到する異常事態に。
まだチケットが発売される前のことです。
全国から泊まりがけで来るファンはまず宿泊先を押さえることが先決なんです」（旅行代理店関係者）
（以上引用 週刊女性）
ホテルなどは、割とギリギリまでキャンセル料がかからなかったりしますからね。
宮城県だけでなく、隣県の宿泊施設まで1室も空きがない状態なのだそうです。
そんな状況を逆手に取るのが転売屋、といわれる方々ですが、やっぱりこの件でも…。
（以下引用）
「チケット同様にナント、宮城県内のホテル“宿泊権”も転売屋によってネットオークションに出品されているんです。
仙台駅最寄りのホテルで1泊2万〜4万円と相場の数倍。
予約しておいて、買い手がつかなければキャンセルという算段でしょう」（旅行代理店関係者）
（以上引用 週刊女性）
ヤフオクで検索すると、たくさん出てきますね。
チケットと宿泊セットで出品されているものもあり、宿泊だけで出品されているものもあり…。
出品内容を見てみると、出品されているのは宿泊する“権利”。
つまり、出品者にお金を払って権利を買い、ホテルに行って宿泊料金は別途支払う、というスタイルでした。
予約時に名前とか住所とか宿泊先に知らせていると思うんですけど、つまり偽名を使って泊まることになるわけでしょうか。
売る側が詐欺しようと思ったらどれだけでもできる出品方法ですね…。
騙される方が出ないことを祈ります。
さて、このコンサートは宮城県が招致して実現したものだそうで、県はこのコンサートによる経済効果を93億円と試算しているとか。
コンサート関係で57億円、観光業への波及効果が36億円と見込んでいるそうですが…。
（以下引用）
「宮城に来るのはほとんど若い女性。
嵐グッズには進んでお金を使うけども、特産品を買うかというと、どうでしょう。
例えば嵐ランドのロゴを使用できるなら別ですが、商標に厳しいジャニーズが許すかどうか」（芸能プロ関係者）
（以上引用 週刊女性）
これは、嵐メンバーに特産品をオススメしてもらえば、その商品だけは飛ぶように売れる可能性があります。
ある程度そういう仕掛けはされるでしょうけど、その他のものについては、ファンの財布も無限にお金が入ってるわけじゃないですし、難しいかもしれないですね。
嵐のコンサートついでに観光、という人もいるにはいるでしょうけど、観光そのものを目的に来る人ほどは観光にお金はかけないでしょうし…。
経済効果が出るどころか、マイナスになるのでは、という懸念まであるようです。
（以下引用）
「“連休は仙台に行こうか”
などと旅行計画を立てるもホテルは満室で、
“じゃあ別の県に”
となる。
大型連休だというのに、観光地は閑古鳥という事態が起きるかもしれません」（旅行雑誌編集者）
伊達正宗のお膝元、観光名所の青葉城本丸会館は、
「お隣の山形県のホテルも嵐ファンの方々で満室になっているという話は聞いています。
遠方から来られる予定だったお客さまがホテルをとれないという状況で、こちらにいらっしゃる人数もいつもより減ってしまうのではないか、普通に観光してくださる方が減ってしまうのではないかという思いはあります」
（以上引用 週刊女性）
嵐のメンバーがプライベートで観光地へ行ったりとか、どこかで食事をしたら美味しかったとか、そういったこぼれ話をしたりするとそこだけは潤う可能性はありますけど、実際難しいでしょうね。
ファンはイベントに参加するためにすでにかなりのお金を使っちゃってますからね。
県庁の地域復興支援課はかなりの期待を寄せているようですが…。
（以下引用）
「全国から1日5万人の方々が来てくださいますので、昨年より宮城県自体がかなり盛り上がるだろうという予測はしています」
やはり宿泊場所に関する問い合わせも来ているようだ。
「本来観光に来られる予定だった方が来られなくなってしまうことも多少あるとは思っていましたが、実際は想像以上で、嵐ファンのすごさを感じました。
ですが、このためだけにホテルを増やすことは無理なので、対応はなかなか難しいですね」
（以上引用 週刊女性）
今年だけのイベントですからね…毎年必ずここでコンサートをやってくれるというならまた話も違ってくるのかもしれませんが…。
そんな中、こんな告知をする旅館がネットで話題となっています。
→ 嵐ライブ直前で旅館がアラシック（嵐ファン）に予約キャンセルを要求ｗｗｗｗｗｗ
実際にはキャンセルを要求しているわけではなく、家族経営の小さな旅館のため、チェックインや夕食の時間が限られており、コンサート参加後だ時間的にチェックインも夕食の用意もできない、予約している方は今一度確認してキャンセル含めて検討してほしい、という内容でした。
直前、というのも間違いで、この告知自体は8月2日に出されています。（それでもそこから新たな宿を探すのは難しかったと思われますが…）
このあたり、地元の観光業にもプラスだと思って招致した県と地元の認識にずれがあるのかな、とも思えますよね。
まあ、話題になってるのはこの旅館だけなので、他の旅館がどう思っているかはわからないわけですが…。
嵐ファン、“アラシック”の皆さんは、時々その迷惑行為がネット上でも話題となります。
コンサート関係だと“音漏れ”を聞きに来るファンが殺到して地元から苦情が出たこともありました。
「嵐フェスティバル2013(アラフェス)」開催が中止の危機！「音漏れ」目当てのファン殺到＆マナーの悪さに苦情殺到！！
→ Geinou Ranking
→ Geinou Reading
→ Geinou Ranking
こうしたことも、地元の反応が微妙になる一因だったりもするのかもしれません。
会場が交通の便の悪い場所にあることも問題になっているようですが、悲しい思いをする人がいないよう、地元の方も、ファンも、みんなが楽しめるコンサートになるといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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