客にマジックミラー越しで女性の姿を見せる「見学クラブ」が摘発されました。
画像:【見学クラブ「アイ ドル学園すた☆ぷろ」押収品】
ANN
9日、「興行場法」(無許可営業)違反の疑いで逮捕されたのは、東京・秋葉原の見学クラブ
「アイドル学園すた☆ぷろ」経営者の高橋久(52才)容疑者。
警察の調べによると、高橋容疑者は女子高生風のコスプレなどをした女性の姿を見せる「見
学クラブ」を運営。
「風俗営業法」では接客サービスのみが規制対象ですが、見学クラブではその名の通り、客
は見学するだけで女性従業員は直接接客せず、18才以上だったため、警察では不特定多数
の客に女性の姿を見せ、金を取る形態が興行場に当たるとして、「興行場法」で摘発しました。
なお、容疑は7月15日、店内で保健所長の許可を受けず、男性客3人に対し、女子高生風の
制服や水着、アニメキャラのコスチュームなどを着た女性従業員に体育すわりなどのポーズ
を取らせ、下着姿をマジックミラー越しに「60分4000円」に見せた疑い。
千代田区は今年5月、同様の店舗7つに行政指導し、閉店に追い込みましたが、この店舗だ
けが営業を続けていたとのことです。
また、4年間の営業で売り上げは約2億円に上り、逮捕された高橋容疑者は
「1回指導を受けたくらいで摘発はされないと思った」
と話しています。
なお、「興行場法」での摘発は全国初となっています。
最近は電気街・秋葉原も風俗店が増えてきたと聞きますが、2020年の東京五輪に向けて、
政府や都は街を浄化したい狙いがあるのかもしれません。