江蘇省常州市で屋台の羊肉串（羊肉の串焼き）を好んで食べていた女性（２３）が歯ぐきからの出血が止まらなくなり、病院で検査を受けたところ、羊ではなくネズミの肉を食べていた可能性があると指摘された。香港・東網が伝えた。

女性は５年ほど前から、ケガをした時に血がしばらく止まらなくなったり、歯磨きの際に歯ぐきから大量に出血したりするようになった。最近になり、歯ぐきからの出血がひどくなり、

血尿も出るようになったため、病院で検査を受けた。出血の際には全身に紫色の斑点が出ることも確認された。医師によると、女性は重度の貧血で、血液凝固障害を患っていた。
ヘモグロビンは５０しかなく、健康な人の半分にも達していなかった。

医師は女性の話しから、「串焼きが原因」と推断。「屋台の主人はコスト削減のために、羊肉と偽ってネズミの肉を出していたのだろう。こうしたネズミの多くは血液凝固機能を 抑制する働きを持つ毒を飲ませて殺しているため、肉にも毒が大量に残留していたと思われる。長い間、偽の串焼きを食べたことにより、毒素が体内に蓄積されてしまったのだろう」と話している。

（編集翻訳　小豆沢紀子）

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