先日、飼い主を襲ったとして、警察官に射殺された紀州犬ですが、日ごろから虐待
されていた可能性が浮上しています。
画像:【射殺される直前の紀州犬】
ANN
14日未明、千葉県松戸市の路上で、男性(71才)が飼っている紀州犬に襲われる事件が発生。
目撃者からの通報で駆けつけた警察官3人に計13発もの銃弾を受け、紀州犬は死亡しました。
紀州犬は先祖にオオカミとの交配歴のある犬で、自治体によっては人に危害を加える恐れがある
「特定犬」に指定されており、飼育に条件を付けているところもあります。
しかし、自身で紀州犬も飼っている日本犬保存協会の弓削田忠氏によると
「決して凶暴な犬ではありません。
(ストレスなど)何らかの問題が生じたのだと思う。一番問われるのは飼育者の管理です」
とのこと。
飼い主の男性について、近隣住民の話では
「とにかく近所とトラブルが絶えなかった。
飼っている犬は小型犬に噛み付いたときもあり、別の男性が止めに入ったけど、その人も腕を噛まれた。
散歩も何年間に1回行かせてあげる位で放置していた。
最初は1階で飼っていたけど逃げようとするので2階に移動させ、ベランダみたいな狭い場所で飼っていた。日常的に犬を引っ叩いていた」
と驚くべき情報が出てきています。
なお、事件が報じられると警察署には一般人からの問い合わせや意見が殺到し、約1日で約120
件の電話があったとのことです。
(参考:http://www.j-cast.com/tv/2015/09/15245209.html)
動画:【紀州犬が主人を襲う瞬間】
飼われていた犬が普段から大きなストレスと虐待を受けていたとしたら、飼い主にも責任の一旦
がありそうです。
飼いたいならちゃんとしろよ、死に掛け