2015年09月16日 14:05
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その神経がわからん!その11
- 716 :名無しさん@おーぷん : 2015/09/15(火)20:53:53 ID:n4o
- 昔々の母の友人の神経わからん話。
プロローグが長いのは勘弁w
私の両親は昔から田舎暮らしに憧れていて
兄と私が大学生になったらふたりとも早期退職して(共働きだった)
田舎暮らしを始めるという計画は結婚前からふたりの夢としてあったそうだ。
父も母も一人っ子で、ふたりとも20代前半で親を亡くしているので
相続した遺産はあるが、夢に対して反対する者はいないという
条件がうまい具合に揃ってたこともあった。
私たちの家族旅行は、最初のうちはその“終の棲家”となる土地探しだった。
海沿いの田舎町より山岳の田舎町希望だったらしくて
とにかく山ばっかり連れて行かれた。
私が中学に入った年に、中央アルプスが見える田舎町に決まって土地を購入してからは
長期休暇の度にそこの近くの温泉地で泊まったりバンガローを借りたりして
四季の過ごし方に慣れるようにした。
一方で父も母も社交的な人だったので、買った土地周辺の人たちと交流を持ち
家に帰れば家庭菜園や日曜大工を勉強したりと、着々と準備をしていた。
そして私が大学に入学した年に、父と母は予定通り早期退職し
父は独立してフリーランスになった。
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- 717 :名無しさん@おーぷん : 2015/09/15(火)20:54:09 ID:n4o
- 元々は田舎暮らしのあとは自給自足で細々やってくつもりだったらしいが
時代の流れか、在宅でもできるように上手くシフトチェンジできていた。
その時両親はそろって50歳になったばかりだったけど
娘の私から見ても、よくこんなに計画通りに上手くやったもんだなと感心したもんだった。
もちろんそれまでの準備にかかる苦労も見てきたわけだけど。
新居が出来上がって引っ越しの時には、すでに友達になっていたご近所さんが
大勢手伝いに来てくれて、うちの両親に限っては田舎の人たちとの確執など皆無だった。
Iターンして半年ほどたった頃の事。
連休に、母が昔の友人たちをかねてからの約束通り新居に招待した。
私も大学が長期休みの時はマメに新居に帰っていて、おもてなしのお手伝いをしていた。
新居に招待するほど仲のいい母の友人はたいてい顔見知りだったけど
ひとりだけあまりいい感情を持てないおばさんがいた。Aさんとする。
他の人たちは「素敵ね」とか「こんな暮らししてみたいわ」と言いつつも
ざっくばらんに「でも現実的に無理だわ」とか「旅行ならいいけど暮らすのは無理」とか
正直な感想を言っていて、母も笑っていた。そりゃあそうだろうと思うし。
けどAさんの食いつき方は私が横で見ててもちょっと怖いぐらい。
早期退職するまでにいくら貯め込んだのかとか、この辺りの土地は坪いくらだったかとか
新居建てるのにいくらぐらいかかったかだとか、お金の話をぐいぐい聞いていた。
母は「田舎だから都会で家建てるほど高くないのよ」と、確かそんなふうに応じながら
具体的な金額の明言を避けていた。 - 718 :名無しさん@おーぷん : 2015/09/15(火)20:54:29 ID:n4o
- 母の友人たちは、この生活が長い間準備をしてきた長年の夢だったことを知ってるから
「漸く夢がかなったね」って感じで喜んでくれたけど、
Aさんも同じようにここまでの道のりを知ってたはずなのに、なにか食いつき方がおかしかった。
そして一年ぐらい経って、1キロも離れていないところにたまたま売りに出されていた古民家を
Aさん一家が買って引っ越してきた。
その古民家は私も面白半分で見学に行ったことがあるけど、
記憶が間違ってなければ当時で売り値300万ほどだけのことはあるという感じの家だった。
回りの土地も雑草だらけだったし、購入者がメンテナンスして暮らすような家。
Aさんの旦那さんはリストラされた後、再就職もままならず
子供もいない夫婦二人暮らしなら、田舎に引っ越して自給自足で暮らしていけると思ったようだ。
ついでに、我が家に遊びに来た時に近所の人たちがしょっちゅう訪ねてきて
採れたての野菜とか持ってきてくれたのを見てて、田舎の人間関係も意外と楽だと思ったみたい。
旦那さんは嫌がってたようだけど、立場的に抵抗できずAさん主導で始まった田舎暮らしも
自分たちで補修しようとした家も上手くいかず、夫婦喧嘩ばかりしてるようだったが
3ヶ月と経たず旦那さんは姿を見せなくなり(別れたのかどうかは知らない)
残ったAさんも最初こそうちの母や、母の友達になったご近所さんが色々助けて
どうにか暮らしていたようだけど、初めて迎えた冬に耐え切れずに
うちに入り浸るようになり、夜になっても帰らないことが増えた。 - 719 :名無しさん@おーぷん : 2015/09/15(火)20:54:46 ID:n4o
- 両親がAさんに、自分たちがどういう準備をしてきたか改めて話をし
一度地元に戻ってはどうか、それからもう一度ここで暮らせるかどうか
よく考えれてみればどうかと話しをしたら、それを「迷惑だから出て行け」と受け取ったらしく
(まぁ実際迷惑は迷惑だったと思うけど、当然だと思う)
帰ったあと、そのまま家を放置していなくなった。
買ってしまった家はそのまま買い手もつかず朽ちていき、今の所有者は誰だか知らない。
その後、他の母の友達は時々遊びにきてくれたが
Aさんの話はタブーみたいな感じになっていた。
そして20年近く経って母が亡くなったんだけど、その時に母の旧友たちをもてなしていて
初めて聞いた話がいくつかあった。
Aさんは地元に戻ったあと、嘘八百を並べ立てて母を批判していたそうだ。
田舎暮らしを始めたのは母の口車に乗せられたとか、
なのに引っ越して行ったら迷惑がられたとか、もう地元に帰れ!と言われたとか。
旧友たちは、私の両親が夢を叶えるまでの過程を良く知っていたし、母の性格も知ってるし
ついでに言えばAさんが言ってることは嘘だってわかっていたから
誰もAさんに同情する人はいなくて自然と疎遠になっていったそうだ。
私は自分が親と同じことをしろと言われたらとても無理で、
たまに帰省するから田舎っていいなと思えるけど、
兄と兄嫁はすごく田舎暮らしが合ってるみたいで、増築して一緒に住んでる。
こればっかりは向き不向きだと思うけど、いきなり行って簡単に溶け込めるものではないのは確か。
Aさんのあまりの浅はかさに神経分からんと思った。 - 720 :名無しさん@おーぷん : 2015/09/15(火)21:14:54 ID:Lpu
- 貧すればなんとやらだったんだろうね
人の苦労が見えない人ってのは結構いる
Aさんはそのタイプ
>>719さんの親御さんは
本当に計画的に進めてて、
田舎暮らしをすると言うか
新しい土地に住むってことを
よく考えてらっしゃったのね
読んでて勉強になったわ
コメント
田舎くらしで近所の人が野菜くれる話きいて自分も自動的に恩恵にあずかれると思う人いるよ
それなりの人間関係作ってお返ししたり(労働力の提供も)してるからなのにね
田舎でも工場があれば集合住宅もできるし引っ越してもまだ暮らしやすい
そうじゃないとこは無理と下野の人なんかは思っているそうです
プロローグがながいと言われてここまで飛んできたでござるの巻
テレビの「人生の楽園」と同じ効能だな
あれで足を踏み外した人いっぱいいそう
※3
プロローグの部分の方がAの話より面白かったのにw
田舎暮らしする気はないけど、興味深かった。
>中央アルプスが見える田舎町
くっそうらやましい
田舎は色々な意味で手間を惜しむ人には向いてないと思う
移住検討するなら土地家屋のお値段聞くのはありだろう。
セットで季節毎のその土地ならではの苦労話ももちろん聞かないとあかんし、
家の手入れもある程度は自分でできるスキルも持ってないと暮らせん罠。
報告者ご両親も気の毒だが、一番の気の毒はA旦那だと思うわ。
たぶん駒ヶ根市だな。あそこの濃道沿いは素晴らしい。
※6
冬さむそう大変そう(雪国ほどじゃないけど)
という感想しかない
※2
>そうじゃないとこは無理と下野の人なんかは思っているそうです
なんで急に栃木県の旧国名の「下野」の人が出てくるの?
もしかして: 外野
※10
雪国で冬は寒くて夏は暑く
自然災害の多さと地質の悪さと降雨量と交通の不便と低所得と人間性と…
まあそんなところの人間にしてみれば極楽に見えるわけさ
始めの方の自分の食いつき方を、まるで気にするでもなく
恥ずかしげもなく、いけしゃあしゃあと
引っ越して来た所で「お察し」の性格だが
色んなことを都合良く無視して、「他人はもっと楽して楽しく暮らしてる」とか
思ってんだよね、こう言う人って、、、。
※11
昔じゃなくてあるから下野の地名
親戚のおばちゃんが鹿沼とか下野とかにいて、何年か前の法事の時そんな話してた
陶芸家の叔父がいるんだが、遊びに行く度に「田舎っていいなぁ」と思うよ。
絶対に住みたいとは思わないけどねw
※15
そうなんだよね。
たまにいくといいなって思うんだよね。
命の洗濯とか、まさにそんな感じ。
おーぷんだから実話だとは思わないんだが、綺麗な文章書く人だなぁ
なんかキチAなんてどうでもいいから、風景の話しをもっと読みたかったわ
確かにプロローグ部分の方が面白くてAさんの話いらんくらいだった。
自分にはできないと思うけど興味深い。
ただ、Aさんももっと両親にべったり頼るんじゃないかと思ってたから
なんか拍子抜けだった。
※18
報告者自身が当事者じゃないこともあって、だらだら苦労話として書いてないだけで
引っ越し当初に助けたり、冬の間Aにいつまでも居つかれたりっていうのは
「べったり頼られた」内に入ると思うよ
報告者母自身はともかく、地元の知り合いの人達にもAを助けてもらってたようだから
こんな後ろ足で砂かけていくような真似をされたら報告者母も立場がなかったろう
地元の人達は報告者母の友人だからこそAに協力してやってたんだろうからね
※7
手間を面倒くさいと感じずそこに価値を見出す人向きだよね。
むしろ「手間をかけられない生活」のほうが苦痛な人。
手間だけ考えれば日曜大工も家庭菜園もお金出して買ったほうが楽だし
ご近所の人間関係も隣の人の顔知らないって生活のほうが楽。
ID: 0xVuFfI2 は会話が出来ない人か知っている世界が異常に狭い人かな
突然「下野」言われて「鹿沼とか下野とか」の下野、ってわかるのは君の親戚くらいの交友関係だぞ☆
※19
いや、こんなの頼ったうちにはいらねーよーって言いたいんじゃなくて
十二分に迷惑だと思うけど、
もっとべったり頼ってきて迷惑エピソードに溢れてると思ったってだけだよ
※22補足
ちょっとずれてた。
確かに書いてるのが迷惑かけられてる当人じゃないからで、
ご両親に聞いたらもっとうんざりするくらいでてきそうだな。
普通に地名を出したら、旧国名だとか、※21とか変なのに絡まれたなあ
わからないならスルーするか普通に聞けばいいのに
会話が出来ない人とか自己紹介なんだろうなw
以前会社でオバチャン達がお喋りしてた。
都会の定年退職済みの夫婦が引っ越してきて引っ越してった。一年もたなかった、と。
田舎暮らしに憧れてきて、都会の喧騒にうんざりしたから静かで景色のいい坂の上の家にした。車はないけど、坂の下にはバス停があるから!ちゃんと考えてるよー!…的な都会感覚のせいだった。
雪国だから冬にたった一軒だけの為の除雪は簡易。降雪のある坂道の歩き方も知らないからバス停までたどり着けず、そもそも都会と違ってバスは一時間に一本あるなら御の字!な田舎で車無しはキツイに決まってる。
結果初夏に来て春早々に居なくなったとの事。
準備万端の報告者ご両親は凄いね。
とりあえず雪国は冬を見てからにしろと言いたい。
現金収入がない、医療機関が無い、教育施設が無い、生活が大変だから皆田舎から出て行くのに、もはや酔狂としか・・・
もっと短くまとめろよ
長いわ
ID: 0xVuFfI2 は以下のこれをあちこちに貼って
「下野ってわかります?」って質問してきてください。
あ、貴方が栃木に関係のある人間だってことを示さないで、ですよ?
>田舎でも工場があれば集合住宅もできるし引っ越してもまだ暮らしやすい
>そうじゃないとこは無理と下野の人なんかは思っているそうです
栃木在住以外の普通の人は「げや」って読むから。
日本の歴史に詳しい人は「しもつけ」て読むことできるけど。
「ふつー」ね?普通。
それくらい、あなたの1st postは「あなたの親戚くらいしか理解できない」コメだったの。
栃木から出たこと無いの?修学旅行とかで?
栃木とかどうでもいい
※28の粘着がキモい。マジ入院レベル?
栃木県下野市を知らないとわからないような※ならともかく。
知らなくても誰も困らない。たぶん田舎なんだろうなで普通に終わり。
そんな普通の※に粘着するのは、※28が普通じゃないから。
さすがキチ ID消すのもお手の物。
やっぱり向き不向きはあるよねー
全て自分でできて引きこもり上等!かコミュニケーション能力がちゃんとあって田舎の気質が
大丈夫な人か。
Aは成功例を見ちゃったから自分も簡単にできるって思ったんだろうけどとんでもないわー
雑誌とかなんかで特集してたりするんだからちゃんと勉強して決めればよかったのに。
危害を加えられずに去ってくれてよかったね。
田舎の自然の中に引きこもりたいんだがどうすればいい
野菜は迷惑
※34
カメちゃんの動画でも見て勉強したらいいと思うw
結構前に細部も全く同じ話を読んだような。同じ人?それともよくある話?
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