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寄生されたらヤバイ、地球で最も恐ろしい10の寄生虫(閲覧注意) : カラパイア

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 自分の体は自分だけのものではないのかもしれない。知らず知らずのうちに寄生虫を体に住まわせていることもあるからだ。それだけではない。家賃タダで住み着いたくせに恐ろしい疾患をもたらすものもいる。

 ここでは寄生されたらデッドリーな危険な寄生虫とその症状を10ほど見ていくことにしよう。
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10.フォーラーネグレリア

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 フィクションの世界においてゾンビは人の血肉に飢える存在として登場するが、そういった意味ではフォーラーネグレリアはゾンビと同じ性質を持っていると言えるかも知れない。「ゾンビバグ」と呼ばれる彼らは「脳を食べる」事で生きているのだ。

 フォーラーネグレリアは25–35℃ほどの淡水に潜んでおり、水泳中に人の耳から脳へと入り込み神経系を攻撃する。寄生されると、原発性アメーバ性髄膜脳炎を起こすことがある。中枢神経系が冒されることで、始めは嗅覚認知(匂いや味)の変化が起こり、続いて吐き気、嘔吐、発熱、頭痛などを示し、急速に昏睡して死に至る。このため「殺人アメーバ」とも呼ばれている。

 幸いにもこの寄生虫は非常に稀で、歴史上1000個程の事例しか報告されていない。アメリカ合衆国では1962年から2015年8月までに134の感染例があり、内生存者は3人。日本では1996年11月に25歳女性が発症し死亡した1例のみだ。


9. オンコセルカ・ヴォルバラス

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 オンコセルカ・ヴォルバラスは開発途上国で多くの人々を盲目にさせている寄生虫だ。この寄生虫の宿主は人間であり、寄生から盲目の症状が起こるまでの時間が非常に短い。川の周りで起こる盲目の原因はこの寄生虫による場合が多い。オンコセルカ・ヴォルバラスは寄生するとすぐさま角膜を硬化させる。また、人間の免疫系は彼らを人体に対する敵と判断しない為、治療無しでは取り除く事が出来ないという。


8. フィラリア

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 フィラリア・ワームは別名エレファントワームとも呼ばれる。それは彼らのサイズが大きいからではなく、人間の体を象のように肥大化させてしまうからだ。

 人体へ入り込んだフィラリア・ワームは一旦活動を停止しエネルギーを蓄える。数年後、十分にエネルギーを蓄積したフィラリア・ワームは成虫になり、リンパ腺を求めて体内を彷徨い始める。リンパ腺は人体の有害物質を取り除き、身体を洗浄する役割を持っているので、フィラリア・ワームがその道中にいる場合、これらの液体の動きが阻害される。その為、足等の部位が溜まった液体や毒素で腫れあがり、まるで象のような足になってしまうのだ。


7. ロア・ロア(別名アイワーム)

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 ロア・ロアというかわいらしい名前とは裏腹に、その侵入経路に線状の後を残していく憎たらしい寄生虫だ。別名アイワームと呼ばれている。

 ロア・ロアに寄生された生物が人間に噛みつくことで人体へと侵入する。体内に侵入したロア・ロアはただちに活動を開始し体の中をさまよう。移動すると線状の痕跡を残していき赤くはれ上がる。時に彼らは人間の眼球へと続く道を発見する場合があり、寄生された人はロア・ロアが「目の中にいる」事を感じる事が出来るという。また、彼らは17年もの間生き続ける事が出来るので、放っておかない方がいいだろう。



6. ボットフライ

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 ヒツジバエ科の成虫は動物や人間の皮膚に穴をこじ開け、そこに幼虫を植え付けていく。あなたが寄生されたと気付いた頃には既に遅く、皮膚の中には既に無数のヒツジバエの幼虫が蠢いている事だろう。

その卵が孵化すると肉を食べ始める。その結果人間の皮膚に大きな穴が開くのだ。寄生されると実際に皮膚の中で何かが動いているのを感じることができるという。彼らを体内から取り除く方法は今のところ外科的処置のみである。卵や幼虫をを一個一個皮膚の下から取り除いていくしかない。


5. ギニアワーム(メジナ虫)

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 アフリカなどのあまり水のきれいじゃないところでは、水の中にギニアワームの幼虫を体内に取り込んだケンミジンコが入っていることがある。これを飲みこんでしまうと胃袋でギニアワームが覚醒する。

 感染後1年ぐらいは特に症状はないが、数年後、60センチから1メートルもの長さになったギニアワームはる。皮膚をさまよい体中に穴を開ける。その時に焼けるような感覚が起きる為、宿主は直ぐに水に足を浸けようとする。しかしそれもギニアワームの作戦の一部なのだ。あなたが水に足を浸けた瞬間、メジナ虫はその穴から無数の幼虫を放出し、次の世代を自然界に放つのだ。バッタに寄生するハリガネムシのようだ。


4.カンディル

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 ヴァンデリア属のカンディルはアマゾン川に生息する寄生虫というか寄生魚である。アンモニア臭を察知する能力に長けている。その為に人間が川の中で小便をしようものならすぐさまアンモニア臭を察知し、気が付いたときには尿道から体内へと侵入してくる。体内に入るとすぐさま貪欲に食事を始め、肉と言う肉をむさぼり食う。その強烈な痛さに川でおしっこをしたことを悔やむかもしれないがもう既に後の祭りだ。

穴という穴から侵入し血を吸い肉を食いちぎる恐怖の人食いナマズ「カンディル(Candiru)」※閲覧注意



3. カイチュウ

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 30センチ以上の長さに成長するカイチュウは今でも一部の地域で見られる寄生虫だ。こいつの恐ろしい所は「寄生されたかどうか判断できない」という所にある。カイチュウは寄生された数が少ないほど発見しにくく、症状も殆どない。

 多くのカイチュウはあなたの身体の奥深くに侵入して初めて症状を引き起こすのだ。引き起こされる症状は頭痛・寒気・むかつき・下痢等だ。彼等は大人よりも子供に寄生しやすく、子供に発育にも影響する為注意が必要だ。


2. ヒゼンダニ

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 ヒゼンダニは人間に寄生するとすぐさま疥癬という皮膚感染症を引き起こす。感染すると皮膚は赤く腫れ、最高度の痒みを伴う。さらにヒゼンダニが毛根へ侵入すると痛みを伴う。この痛みは抗生物質等の薬物療法でしか取り除く事は出来ない。


1. スパルガヌム

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 ここに記される寄生虫の中で最も恐ろしいのがスパルガヌムだろう。かれらは人間の脳に寄生する事を好み、およそ20年もの間そこに留まるのだ。その時引き起こされる症状は頭痛等の軽い症状だが、問題はスパルガヌムが成長しきった時である。かれらは成長しきると宿主を殺して出ていくのだ。この寄生虫は主にアジア諸国で発見され、寄生された水や肉等を媒介とする。

via:therichest・Translated riki7119

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コメント

1

1. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 20:44
  • ID:KkWYYznd0 #

人食い男爵はフィラリアだったのかな

2

2. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 20:49
  • ID:98oQuQpX0 #

致死率100%の芽殖孤虫のほうがこわくないか?

3

3. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 20:49
  • ID:trkJxNTB0 #

つまみ出すときの感覚を味わいたいからボットフライにはちょっと寄生されてみたいかも。

4

4. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 20:50
  • ID:YRad4u2f0 #

おっかねえ ((( ;゚Д゚)))

5

5. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 21:00
  • ID:wiEztlTY0 #

ホント日本って安全だよねぇ

6

6.

  • 2015年09月17日 21:01
  • ID:iiipJQXG0 #
7

7. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 21:03
  • ID:gJC5e.Z80 #

スパルガヌムって狂牛病のやつか?

8

8. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 21:08
  • ID:Ypp1HTug0 #

目のだめ…目のだめ…あああああ

9

9. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 21:08
  • ID:dgpjPM0p0 #

※2
それスパルガヌムの一種らしいよ

10

10.

  • 2015年09月17日 21:13
  • ID:QgA6S8Mk0 #
11

11.

  • 2015年09月17日 21:15
  • ID:.E9q.U8O0 #
12

12.

  • 2015年09月17日 21:16
  • ID:YRb8Vvsb0 #
13

13. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 21:18
  • ID:L1a9r0oi0 #

一番最後の、
宿主を殺して出て行くって、、、?

寄生されると必ず死ぬってこと?
そしてどこから出て行くの?

気になるけど詳しいことを調べるのも怖い。

14

14.

  • 2015年09月17日 21:20
  • ID:FEwGalMS0 #
15

15.

  • 2015年09月17日 21:21
  • ID:.E9q.U8O0 #
16

16. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 21:23
  • ID:lKND2L8j0 #

いや、カンディルは違うだろ。
あいつらは肉食いちぎるために獲物に侵入するんであって、栄養を取るために宿主に寄生するのとは違うんだから。

17

17. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 21:24
  • ID:8vhevlob0 #

10位のやつ昔アンビリーバボーで見たことあるな

18

18.

  • 2015年09月17日 21:27
  • ID:9IQi7OUE0 #
19

19. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 21:36
  • ID:ndRAWvSF0 #

蓮コラのあなや皮膚や頭食べてた犯人はボッドフライかよ!

20

20. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 21:37
  • ID:O.L.gHyF0 #

10のゾンビアメーバは鼻からも侵入しますよね確か。それで嗅覚障害が起こるとか、、、

21

21. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 21:38
  • ID:TwB0tbhz0 #

「寄生虫なき病」 モイセズ・ベラスケス=マノフ (著)読んでみ
立てに共進化した種の大切さがわかる
芽殖孤虫とかヒト以外をパートナーとするやつが入ると怖い

22

22. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 21:40
  • ID:QVBDVBP80 #

寄生虫の二三匹くらい誰の体内にもいそうだなぁ

23

23.

  • 2015年09月17日 21:54
  • ID:nLWqvl8H0 #
24

24. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 22:10
  • ID:TqmB2llQ0 #

7番はシドニア血線虫みたいだ

最後のはなめくじやカタツムリを触ると入ってくるやつかな

25

25. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 22:13
  • ID:E2qlUde20 #

※22
いるんだよ 顔とかの毛穴の中に

26

26. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 22:18
  • ID:NPwk.ZOy0 #

※5
その安全は先人たちの努力によってもたらされたことを忘れてはならない
以下wikipediaより一部コピペ 詳しくは本項で

本項で解説する地方病とは、山梨県における日本住血吸虫症の呼称であり、長い間その原因が明らかにならず住民を苦しめた感染症である。ここではその克服・撲滅に至る歴史について説明する。

日本住血吸虫症とは住血吸虫科に分類される寄生虫である日本住血吸虫の寄生によって発症する寄生虫病であり、ヒトを含む哺乳類全般の血管内部に寄生感染する人獣共通感染症でもある。日本住血吸虫はミヤイリガイ(宮入貝、別名カタヤマガイ)という淡水産巻貝を中間宿主とし、河水に入った哺乳類の皮膚より吸虫の幼虫(セルカリア)が寄生、寄生された宿主は皮膚炎を初発症状として高熱や消化器症状といった急性症状を呈した後に、成虫へと成長した吸虫が肝門脈内部に巣食い慢性化、成虫は宿主の血管内部で生殖産卵を行い、多数寄生して重症化すると肝硬変による黄疸や腹水を発症し、最終的に死に至る。

病名および原虫に日本の国名が冠されているのは、疾患の原因となる病原体(日本住血吸虫)の生体が、世界で最初に日本国内(現:山梨県甲府市)で発見されたことによるものであって、日本固有の疾患というわけではない。日本住血吸虫症は中国、フィリピン、インドネシアの3カ国を中心に年間数千人から数万人規模の新規感染患者が発生しており、世界保健機関 (WHO)などによって2015年現在もさまざまな対策が行われている。日本国内では、1978年(昭和53年)に山梨県内で発生した新感染者の確認を最後に、それ以降の新たな感染者は発生しておらず、1996年(平成8年)の山梨県における終息宣言をもって日本国内での日本住血吸虫症は撲滅されている。日本は住血吸虫症を撲滅、制圧した世界唯一の国である。

27

27. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 22:22
  • ID:w8aTM5k50 #

それどころか細胞の一個一個にミトコンドリアとかいうのがいるらしい
こわい

28

28.

  • 2015年09月17日 22:39
  • ID:7I1kZ75m0 #
29

29.

  • 2015年09月17日 22:41
  • ID:BSFTIKaj0 #
30

30. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 23:06
  • ID:VbwdLEhN0 #

※26
「うちのトコでは」っていう漫画でそれを読んだ
壮絶だった…

「嫁に行くなら花嫁道具は死装束と棺おけ」とまで歌われるほど
その地を長く苦しめてきたんだよね

31

31. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 23:06
  • ID:GgXE8x7s0 #

ミっちゃんは共生(ともいえないけど)だから...

32

32.

  • 2015年09月17日 23:10
  • ID:97v8SrzvO #
33

33. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 23:19
  • ID:QE158Oli0 #

いや、順位おかしくね?カイチュウなんてサナダ虫と同じく、
人類の5割が感染してたとか人間と共生してたメジャーな虫だし、
共生して広がってるからには被害も小さい。

34

34. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 23:22
  • ID:0u19y5uS0 #

衛生のよいこの時代の日本に生まれてよかった

35

35.

  • 2015年09月17日 23:25
  • ID:..1oZqP50 #
36

36. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 23:29
  • ID:9YvSpj7g0 #

川から上げた人の首からカンディルが沢山出てきた動画は鳥肌トラウマ

37

37.

  • 2015年09月17日 23:32
  • ID:4jeVRIJv0 #
38

38.

  • 2015年09月17日 23:33
  • ID:iYRCN.3j0 #
39

39.

  • 2015年09月17日 23:41
  • ID:MB37eafT0 #
40

40. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 23:46
  • ID:eZcTyRC80 #

昔は寄生虫に感染した子供が結構いたんだよね
つい最近廃止された「ギョウ虫検査」もいかに寄生虫が「身近にいたか」の証拠でもある
おばあちゃんが子供の尻の穴からサナダムシが“顔を出して”いるのを見つけて、
割りばしでサナダムシを挟んで、そのまま切れないよう慎重に“巻き取って”駆除した、
なんて話もある

41

41. 匿名処理班

  • 2015年09月17日 23:52
  • ID:TTjcViqX0 #

自然というのは決して生きもの(つーか人間)にとって決して優しい世界ではないということがよく分かる
自然は優しい、自然に還ろうなんてそもそも現代人にとってチャンチャラおかしい考えだよ

42

42.

  • 2015年09月17日 23:55
  • ID:OTA6yu1u0 #
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