戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://labaq.com/archives/51856943.html


ルワンダでビニール袋が全面禁止、空港でも没収…海外の反応:らばQ
2015年09月17日 10:52
 

ルワンダでビニール禁止00
どの国でもゴミ問題となっているのが、スーパーなどのビニール袋(レジ袋)。

最近はそれに取って代わるエコバッグ利用も推奨されていますが、それでもなかなか減っていないのが現状です。

アフリカのルワンダでは、そのビニール袋が全面に禁止され、もっともゴミの少ない国となっているとのことです。

ルワンダでビニール禁止01
Think you can't live without plastic bags? - The Guardian

ビニール袋が入ってこないように入国時に空港で没収されます。

スーツケースの中身をチェックされると、かなりの確率でビニール袋を使われており、それを全て持ち込ませない徹底ぶりです。

全面的に使用禁止を決めた国として、空港には「ビニール袋(plastic bag)は没収されます」の標識まであるとのこと。

この結果、近隣諸国からルワンダに入国すると、ゴミが落ちておらずきれいなことを実感できるそうです。

これからも段階的にさまざまなビニールを禁止していく方針のようで、他国にも影響はありそうです。

海外掲示板の意見をご紹介します。

●「ルワンダはブラックマーケットで出回る袋を取り締まる必要があるだろう」
何て奇妙な問題なんだ。スーパーのどうでもいい袋がブラックマーケットでいくらで売れるっていうんだ。

↑もちろんエコバッグが罰金の100ドルより絶対に安く買えるだろうね。ほとんどのスーパーの袋が0.02(約3円)ユーロってだけで、わざわざ自分のエコバッグを持ってきたりするんだから。

↑0.02ユーロ(約3円)? なんてこった。自分のところじゃ50セント(約60円)もするからエコバッグを使ってる。10年前は無料だったんだが。

●アフリカではないが後進国で働いている。このビニール袋がそこら中にゴミとして落ちている。木の茂みの風上は、ほとんどこの袋で覆われているよ。

↑まるでグラスゴー(スコットランド)のようだ。

↑グラスゴーは袋代を請求するようになってからマシになったけどね。

●ほかのアフリカ諸国でもそうだよ。どんなにこのビニール袋のゴミが多いか、そこら中にある。

●禁止したら、バスルームの小さなゴミ箱とかはどうするの? 犬の糞を拾うときはどうするの?

↑興味深いがルワンダ虐殺(1994年)以来、なぜか犬がいない。2年前に行ったとき1匹たりとも見なかった。(ルワンダ虐殺 - Wikipedia

↑犬も全部殺されたんだよ、死体を食べていたから。それはPhillip Gourevitch氏が本で書いていた。

●大統領がスーパーの袋を持っている人をわざわざ人を止めて袋を取り上げ、手で持って帰らせたというエピソードがあった。自分はカナダ人だがルワンダが先祖。

●オランダもその方向に向かってるよ。店は袋代に1ユーロ(約136円)請求しなければいけない。それが自分のバッグを持ってくる理由になっている。

↑イタリアでは5年前に禁止されたよ、今住んでいるフランスでも、もっと前に導入されている。1ユーロでかなり強いバッグをくれて、それが長持ちする。今使っているバッグは2006年に買ったものだよ。

●ルワンダのことについて2つ記述しておきたい。
1.ルワンダの集団虐殺は1994年に3か月続いたもので、それは20年前のこと。現在のルワンダは1960年頃のドイツの問題とそう変わらない。政府は民主主義とは言えないが、最も腐敗が少なく、最も整然としているアフリカの国のひとつである。アメリカのいろいろな都市より、キガリにいるほうが安全と思えるくらいである。テレビなどで見たルワンダについてステレオタイプな意見を持ってる人が多いが、全部忘れていいよ。今は訪問するのに素敵な国だよ。
2.ルワンダはもともと文化的に清潔な国なんだ。カガメ大統領の「ビニール袋の禁止」の決断は、そうした文化の表れである。その例として近隣のブルンジも似たような文化である。政府がカオスな状態でまともに機能していなかった内戦時でさえ、1週間に2時間は村の掃除に当てていた。ブルンジとルワンダはそれをずっと続けてきたので、その結果よそで見られないほどきれいで快適な国になった。

↑ルワンダはリサイクル率も高く、人々は頻繁に通りを履いたり掃除したりしている。とあるイベントで冷蔵庫からコーラのビンを取りだしたら、人々がコップを持ってやってきて、注いでもらったビンがリサイクルされるところまでを確認していた。もっともエコフレンドリーな国と聞いても驚かないね。

●サンフランシスコから。ここでも禁止されてから、歴然とした差がある。かなり通りがきれいになった。


虐殺問題のイメージが強い国ですが、現在はそれを覆す復興を遂げているとのことです。

もっとも清潔好きな国民であるというあたりは、ビニール禁止も理解できるところではあります。

TIL In Rwanda plastic bags are illegal and carry with them a 100-$150 fine.

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見 TB
 
コメント欄を表示する(0)
この記事へのトラックバック
あんてなサイトにブックマークされました。
トラックバックURL
最新記事
記事検索

スポンサードリンク
以前の記事


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースを、毎日厳選して配信しているバラエティニュースサイトです。