明日9月19日から一般公開日を迎える東京ゲームショウ、TGS 2015 会場より。『ヴァンガード』などカードゲームのブシロードが、実物のカードを認識してステータスやエフェクトを投影するトレカ演出用プロジェクターを参考出展しました。
東京ゲームショウでは各メーカーとも試遊や関連グッズ展示を入れますが、開発中の製品を実際に試せる参考出展も多数あります。ブシロードのトレカ用プロジェクターもそのひとつ。
カードゲームをテーマとした漫画やアニメーション作品の中では、カードバトル中に謎のエフェクトがかかって迫力がアップする演出が見られます。そういった演出を部分的に実現するデバイスです。
デバイスにはプロジェクターが内蔵されており、卓上に置いたカードを認識して投影像に数値を反映し、ゲームの展開に合わせて音や投影像をアニメーションさせることで、ゲームを盛り上げる仕組みです。
展示では本デバイスを2台卓上に置いて、実際にカードバトルを楽しめました。PCやモバイルデバイスなどを通じたネットワーク越しの対戦機能も視野に入れているということで、かつて想像でカバーしていた部分を形にする試みという点でなかなか行く末の楽しみな展示となっています。
ブース面積の大半を占める特設ステージでラブライブやヴァンガードの華やかな発表が行われている横で、ひっそりと新たなデバイスを試せるところも非常に好感が持てる構成です。
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