Phone Arenaは17日(現地時間)、発売を目前に控える「iPhone 6s」に搭載される「A9」プロセッサの動作周波数が判明したことを伝えています。
今回、中国の認証期間TENAAの公式Webサイトに公開されているデータベース上に発見されたiPhone 6sの情報の中に、A9プロセッサが「1.8GHz」駆動のデュアルコアSoCであることが明記されていました。
前モデルとなる「iPhone 6」および「iPhone 6 Plus」に搭載されるデュアルコアSoC「A8」の動作周波数が1.4GHzであり、さらにその前のモデルに搭載された「A7」プロセッサが1.3GHz駆動だったことを踏まえると、A9における動作周波数の向上幅には目覚ましいものがあると言えます。
なお、アップルの公式サイト上に公開されている技術仕様では、iPhone 6sとiPhone 6のバッテリーライフは同等となっている一方で、先日の発表イベントにおいては、A9のCPUおよびGPU性能が、A8と比較してそれぞれ70%と90%ほど高速化されていることが公式に明言されました(過去記事)。
それだけの性能向上を実現しつつも消費電力は従来と同等に抑えているのは驚きですが、もしかするとこれもA9プロセッサの製造に用いられている「14nm FinFET」および「16nm FinFET」プロセスの優秀さによるところが大きいのかもしれません。
[TENAA via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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