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本当にそんなやつらが住んでたの?この地球に?CGじゃなく?見れば見るほどその造形は現代の認識では理解を超えるほど不可解で、だが魅力にあふれ、我々の心を躍らせてくれる。
タイムマシンができたら真っ先に先史時代の生態系の中につっこんでいきたい。そしてここにでてくるヤツらすべてに出会いたい。それで食われても本望だ。
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25. ロドホセタス
ロドホセタスは陸上から海へと生息域を変えた典型的な生物である。クジラ目(鯨・イルカ・ネズミイルカ科を含む)の一種であり、細い四肢と水かきの付いた手を持っている。陸上生物と共通点も多い事から、ロドホセタスは生物が陸上から海へと移動を始めた進化の過程を象徴する生物だ。
24. ペラゴルニス科
ペラゴルニスは巨大な生物である。彼らは羽を伸ばせばおよそ5~6メートルの大きさで、海上生物の王として君臨していた。私達がまだ猿人だった頃、この地球上に存在していたのだ。
23. ティタノボア
スミソニアン・チャンネルの特集で有名になったティタノボアは地球上に存在していた最も大きい蛇である。恐竜の絶滅後の暁新世時代に姿を現したティタノボアはその巨体を使い、獲物を締め上げて砕いていたようだ。ティタノボアは地質学的にも重要な生物であり、ティタノボアの発見で当時の熱帯雨林地域は私達が思っていたよりもはるかに暖かかった事が判明した。
22. プラティベロドン
別名「ショベル・タスカー」で知られるプラティベロドンは今でいうところの象のような生物だが、一番の違いはその牙にある。彼らが持つ特徴的な牙は現在の生物とは違い、平たく真っ直ぐに伸びており、まるでアヒルの口ばしのような伸び方をしていた。科学者たちによると、彼等はこの口ばしのような形状で丸太などを持ち、樹皮を剥がしていたようだ。
21. ウミサソリ
現代でも人間の恐怖の対象となっている、蠍とワニを合わせた生物がウミサソリだ。幾つかのウミサソリの化石からみると、現在のワニと同じ大きさだったようで、世界中の海で生息していた事が判明している。彼らは約2億5100年前の古生代と中生代の境目である「P-T境界」に絶滅したが、今もなお「地球上に生息した最大の節足動物」の栄光を持っている。
20. プテロダウストロ
プテロダウストロはプテロダウストロ科で最も有名な生物だ。南アメリカに生息していた彼らの口には無数の歯が生えており、口を水の中に浸けながら、プランクトンや小さい甲殻類等を歯でフィルタリングして食べていたようだ。ちなみにこの口はプテロダウストロの頭部の80%を占めている。
19. オパビニア
オパビニアは10センチメートルもないほど小さい。5つの目を使って海底を漂っていた。彼らの風貌は現代のマッドサイエンティストがいろんな生物をかけあわせて作り出したクリーチャーのようだ。おだやかな性格で長い口を象の鼻のように使い、獲物を捕まえて口にたぐり寄せていたようだ。また彼らには30個のヒレがついている事も判明している。
18. メガネウラ
巨大昆虫に襲われる系のゲームをやったことがある人なら心躍るだろう。メガネウラは「メガ」と名付けられるほどには巨大な生物だ。有史以前に存在していた巨大なトンボで、頭の先から尻尾までで75センチ程の長さがあったという。メガネウラはそのサイズ故にカエルや他の両棲類をムシャムシャ食べていたという。メガネウラは未だに「地球上に存在した事のある最大の虫」だ。
17. ハルキゲニア
有史以前の時代に存在した生物の中でも最も不思議ちゃんテイストを醸し出しているハルキゲニア。最大3.5センチ程の大きさになる彼らは、長い事上下左右が逆さまに描かれ図鑑等に乗せられていた。ハルキゲニは節足動物か蠕虫の先祖であると考えられており、14個から16個程の足を持っていたという。また、彼等の背中から飛び出ているのは背骨である。
古代生物「ハルキゲニア」の頭部が特定され、新たなる再現図が作成される。
16. グリプトドン
大きさは、フォルクスワーゲンの初代ビートルと同じくらい。草食動物「グリプトドン」はアルマジロのような姿をしているが、現在の亀にとてもよく似ていると考えられている。彼らの甲羅は2.5センチ程の厚さで、頭部も硬く甲羅のようになっているので、亀のように頭を隠す必要はない。
15. エステメノスクス
エステメノスクスという名前はギリシャ語で「王冠を被ったワニ」という意味である。有史以前の生物の中でも特に奇妙な姿をしている彼等の見た目はカバとサイを合成したような生物にも見える。彼らの頭部には2本の角のようなでっぱりがあり、エステメノスクスの中には顎の骨からも角が生えていた者もいたようだ。幸い彼等は草食動物であったと考えられている。
14. アルクトキオン
「ベア・ドッグ」の異名で知られるアルクトキオンはその力強い牙で獲物を捕獲し、鋭く尖った爪で更に獲物を引き裂いていたようだ。
13. ダンクルオステウス(和名呼称:ディニクティス)
潰されたニシンのようなルックスのダンクルオステウスだが、現在記録されている生物の中で「最も噛み砕く力」が強かったとされている。その口は巨大で、人間が一人簡単に入ってしまえる程だ。彼らはデボン紀の海の帝王であったと考えられており、およそ10メートルの大きさだったと言う。
12. 恐鳥類
恐鳥類はその名の通り「恐れる事を知らない」鳥である。彼らはチーターの最高速度と同じ速さで走る事ができる上、体重約454キログラム、体長は3メートルと巨大だ。その大きさゆえに一口で中型犬を食べてしまう事が出来るほどだ。「恐鳥類」と呼ばれている理由が良く分かる。
11. エラスモサウルス
エラスモサウルスはその身体の殆どが首である。14メートルほどの大きさがある彼らは、当初、古生物学者の過ちで首が短く尾が長い生物だと思われていた。現在ではこの間違いは直されており、当時の海で恐れられていた生物であったに違いないと考えられている。
10. ヘリコプリオン
ダンクルオステウスは海に生息していた最大の生物だったが、ヘリコプリオンはその姿の異様さにおいてはう海棲トップクラスだろう。ヘリコプリオンはサメの先祖で、その顎が実に特徴的なのだ。くるくると巻かれた下顎には無数の歯が存在しており、上顎と連携して獲物をゴリゴリと噛み砕いていたようだ。
9. エデスタス・ジャイアンテウス
エデスタス・ジャイアンテウスは奇妙なだけではなく、恐ろしい生物であったと考えられている。別名「シザー・トゥース・シャーク(ハサミのサメ)」と呼ばれるように、その歯はハサミのような構造をしている。現在のサメのように抜けた歯を再生させるのではなく、乳歯が永久歯を置き換えるように常に新しい歯を形成し、古い歯の後ろに備えていたようだ。
8. ディプロトドン
ディプロトドンは地球上に生息していた最大の有袋類であると考えられている。カバと同じくらいの大きさのディプロトドンは更新世時代のオーストラリアに生息しており、オーストラリアの有名な「ウォンバット」と似たような皮膚をしていたという。
7. リンヘニクス
リンヘニクスは高度の特殊化で他の恐竜では見られない身体的特徴をもつ恐竜だ。まるで一本指にも見える大きく短いカギ爪が胴の真ん中についている。良く見ると退化してわずかに残った指が2本あるので、実際には3本指だ。「巨大な脚があるのに、なぜかれらは指を必要としていたのか?」という疑問は今でも科学者たちを悩ませている。
6. ロンギスクアマ
ロンギスクアマは体長15〜25センチメートルほどの、トカゲやヤモリのような生物で、背中にホッケーのスティックのような突起物を持っている。この突起は木から飛び跳ねるとき墜落しないようにパラシュートに似た仕掛けがあったと言われている。
中央アジアで見つかったこの生物の詳しい事は判明しておらず、有史以前に生息していた鳥の祖先なのか、それともその説とは全く違った生物なのか分からずにいる。未だに古生物学者たちの熱い議論の的になっている生物だ。
5. シャロヴィプテリクス
シャロヴィプテリクスは空を滑空する事が出来た爬虫類である。カザフスタンで発見された彼等は遠距離移動のプロであり、大きさは30センチ程だったという。足と胴体には膜があり、この膜を使って滑空していたと考えられている。滑空する爬虫類としては最も初期のものの一つである。
4. エピデクシプテリクス
有史以前に生息していた超巨大生物とは逆に、エプデクシプテリクスはとても小さい生物だ。孔雀のように身体に美しい色彩を持ち始めた初めての生物だと考えられており、44.5センチ程の大きさだったと言う。その身体の長さの半分は美しい羽根で、ジュラ紀半ばのモンゴルに生息していたそうだ。
3. ケツァルコアトルス
アステカ神話に登場する伝説の蛇「ケツァルコアトル」にちなんでその名前を付けられた「ケツァルコアトルス」は史上最大級の翼竜である。地に降りれば現在のキリンと同じ大きさで、空に飛び立つとその羽の長さは10〜12メートルにも及ぶ。ちょっとした商業ビル一戸分に相当すると考えても良いかも知れない。私達の祖先が「ドラゴン・龍」と呼んでいたものの正体は、この生物の事だったのではないかという説も存在する。
2. ステタカントゥス
スタートレックのエンタープライズのような形をした頭部を持つステタカントゥスは約3億2000万年前に生息していたと言われているサメの仲間である。全長は70センチほど。彼らのヒレの横に付いた長細いヒレは求愛の為に使われたり、天敵を怯えさせたりするために使われたと考えられる。
1. スピノサウルス
スピノサウルスの凄さの前にはティラノサウルスすらその存在が霞むかも知れない。トラック級の重量と18メートルの身体を持つスピノサウルスは背中に水かきのようにも見える背骨を持っている。
この水かきのように見える部分だけでもバスケットボール選手一人分の高さがあるのだ。スピノサウルスに付いたワニのような口から考察するに、恐らく海辺で魚を食べていたと考えられている。彼らの背中は果たして泳ぐ為に使われていたのだろうか?
via:Strangest Prehistoric Creatures To Rule The Earth・Translated riki7119
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コメント
1. 匿名処理班
ダンクルオステウスが2000万年前はありえない
だいたい4億年前だから全然時代感が違う
2000万年前だと恐竜よりも新しい時代、下手すればメガロドンと被ってしまう
2.
3.
4. 匿名処理班
19番のオパビニア、目が5つってどういうわけだろう。4つか6つならまだわかる気がするが。
こんだけわけわかんないもんがいっぱいいた地球は、まるで別の惑星みたいだ。
5. 匿名処理班
メガネウラだったら、追われて見たように感じるだろうな。
想像するのも恐怖だ。
プラティベロドンは赤塚不二夫のキャラにいそうだw
6. 匿名処理班
動いている姿を、是非とも見てみたいものだ
7. 匿名処理班
子供の頃、古代生物の図鑑の中で
オピバニアとディニクティスがお気に入りだったなぁ。
特にディニクティスの外殻と一体であるかのような
凶悪な口には「パワー感」が溢れてて憧れた。
あとシャロヴィプテリクスを初めて知ったけど、
完全にカナード付きのデルタ翼航空機じゃないか。
こら空飛びますわ。
8. 匿名処理班
象の仲間はいったん顔が長くなった後で顎だけ引っ込んで長い鼻が残るという妙ちくりんな進化の末に今の姿がある。人間の鼻が高いのも顎だけ引っ込んで鼻が元の配置のまま残ったからという説もある。一種の収斂進化といえなくもないのかな。
9.
10. 匿名処理班
スピノサウルスのヒレは体温調節のためにあるんじゃない?
11. 匿名処理班
タイムマシンと魚と会話できる能力を同時にゲットして、ヘリコプオンにその下顎の真意を問いたい
12. 匿名処理班
俺が生きてる間にタイムマシンができたら絶対に見に行くわ
13. 匿名処理班
オパビニアやハルケゲニアを見て思うんだけど
昔の進化は自由度が今とは全然違うような気がする
今の時代だと絶滅だので進化のパターンがある程度
限定されてるそうだけどそれでも、
何か自由度がないなと感じてしまう
突然変異とかもあるのになんで今はこう限定的な
感じなんだろう・・・・なんかブレーキでもあるのか?
昔の生物の方がとっぴなデザインが多いのが不思議
14. 匿名処理班
メガネウラは現代のトンボとはかなり形が違うから、そのままデカくしただけの想像図は間違い
15. 匿名処理班
※4
昆虫も単眼は奇数だから無くはない
16. 匿名処理班
なんというか、洗練されてない感じがたまらない
17. 匿名処理班
あと20年くらいしたらこいつらのいくつかは予想図がガラッと変わってるんだろうな
そういうのも含めてワクワクする
18. 匿名処理班
ティタノボアの画像、何かと思ったら獲物を飲み込んでる所の画像なのね。
過去記事の画像見たら顔が可愛かった
19. 匿名処理班
※13
単に今の生物には馴染みがあって、
太古の生物は見慣れてないから奇異に感じるだけじゃないのかな。
今の生物だって冷静に見てみたらかなりヘンなのばかりだよ。
ひょろなが斑点のキリンとか、マフラーネコのライオンとか、
角やらハサミやらで相撲とるビートル類とか、巻殻背負ったカタツムリとか・・・
裸で直立するサルだってかなりヘンだ。
20.
21. 匿名処理班
こういうのを見ると昔はこういう遊びのある形の生物が生き残る余地があったけど、自然淘汰で適応した種類が残っていった結果そういう目に見えない『余地』がなくなっていったのかなぁと考えたり。
22. 匿名処理班
NHKのピカイアというアニメが
古代生物&メカ少女をダブルで楽しめる
特殊 教育アニメ。ポケモンのアニメの
会社が作ってるからポケモンみたいな絵。
23. 匿名処理班
恐鳥類は絶滅してくれて良かった。
3mで450kgのダチョウの化け物が、時速130kmで突っ込んでくるとか無理ゲー
現代に生きていれば、地上最強の生物だろうな。
24. 匿名処理班
いくつかは地球人がもうちょっと気をつけてれば動物園で見れたんだよなあ
25.
26. 匿名処理班
娘がまさに、生命大躍進からこの辺ハマっていて、オパビニアとかハルニゲニアとかダンクルオステウスとかアノマロカリスとか、毎日唱えている…
メガネウラって「メガ」ネウラだったのね。
「メガネ」ウラだとばかり。トンボのめがねは♪の歌があるものだから、つい。
27.
28. 匿名処理班
いつの時代も、天下を謳歌してきた生物がいるなぁ…食物連鎖故の弱肉強食とはいえ。
それぞれの種はどれほどの年数を生きてきたのかねえ…発生?誕生?から絶滅するまで結構長いのでしょう。気になるな。