小学生のバレーボール部コーチが、部員らに「集団暴行」の体罰をするよう
命じていたことがわかりました。
画像:【バレーボール(イメージ)】
https://twitter.com/VolleyballPX/status/642168258573930500
20日に報じられたもの。
2012年5月、滋賀県東近江市内の小学生のメンバーから成る「スポーツ少年団バレーボール部」
が小学校の体育館で練習中、小学4年生の女子部員がサーブを失敗。
30代男性コーチは失敗に怒り、部員8人に対し、この女子部員の顔を「平手打ち」するよう命じました。
しかし、部員らは顔を叩くのをためらったため、背中を「平手打ち」するよう変更して、実行させたとの
こと。
画像:【平手打ち】
また現場では女性監督と別の男性コーチもその様子を目撃していましたが、体罰を黙認。
叩かれた女子部員は全治5日間の打撲傷を負い、部室へ行けなくなり、大きな物音にも過敏に
おびえるなど、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症しました。
女子部員側は弁護士を立て、指導者3人を相手取り、慰謝料など約1千万円の損害賠償を求め、
今月内にも提訴する予定としていますが、女性監督はマスコミの取材に対し、
「子どもたちに緊張感を持って練習してほしかった。悪気はなかった」
と釈明しています。
なお、指導者3人は今年7月に「傷害罪」で刑事告訴され、裁判所から罰金20~30万円の略式
命令が出されています。
今回の件に【ネットの声】は・・
- また滋賀県か・・
- やりすぎんなよww
- 海外なら即逮捕だろ
- 野球とかバレーボールとかは体罰とか暴行事件目立つね
- 何で子供の部員にやらせるんだよ
- 自分は手を汚さないという
- 昔ながらのスパルタ教育ってやつか
- 宗教じみてるな
- 体育教師かこれ?脳筋なんだよな
- コーチに暴行を強要された部員にも後々トラウマになる人いそう
などがあるようです。
体罰は違法となっていますが、実際には未だに根強く残っていますね。
ある意味、日本的ともいえますが、海外の体育会系では安易な体罰に頼らず、科学的にトレーニ
ングして強いチームもありますので、体罰を肯定する安易な指導方法はやはり旧態依然の言い訳
にしかならないと思われます。