千川ちひろ「NGの三人が話し込んでる」
・モバマスss
・キャラ崩壊
・Pは複数(登場するとは限らない)
渋谷凛「プロデューサーに私の好意を察して欲しい」
本田未央「ほうほう」
島村卯月「ついに告白ですか?あんまり表立っては出来ないですが、応援しますね!」
未央「ああ、しまむーはそういうスタンスなんだ」
卯月「え?」
未央「いや、良いんだけどね。私微妙に部外者だし」
卯月「?」
凛「まあ告白とかはまだ考えてないんだ。まして成功したとしても、付き合うことも。アイドルとしてやりたいこと、まだまだたくさんあるし」
卯月「ならなんで決意表明を?」
凛「それはね、プロデューサーと問題なく付き合える人が近くに居ると、気付いてしまったからだよ……!」
千川ちひろ「ん?視線?……凛ちゃんどうしたんですか?」
未央「こら、しぶりん!八つ当たりで仕事中のちひろさんジト目で睨むの止めなさい!」
凛「……ごめん。ちひろさんもごめんなさい」
ちひろ「い、いえ?」
卯月「つまり、凛ちゃんはプロデューサーさんに待ってて欲しいんですか?」
凛「うん。言葉にすると多分そうなる」
未央「で、私たちにどうやったら好意だけを察して貰えるか相談を」
卯月「私は急には思い付かないです……。ごめんなさい」
凛「あ、良いんだよ。私のワガママなんだし。実はもうひとつ試したんだ」
卯月「そうなんですか?」
未央「……なんだろう、なんか嫌な予感が」
凛「プロデューサーが着てきたコート。それに自分の匂いを思い切り刷り込んでみたんだ」
未央「…………」
卯月「…………えと」
凛「肝心のプロデューサーには気付かれなかったけどね。でも外に付ける時は抱き締めたからプロデューサーに抱きついてる気がして、内に付ける時は羽織ったからプロデューサーに抱き締められた気がして……まあ、悪くなかったかな」
未央「…………うわぁ」
卯月「うわぁ、は止めてあげてください未央ちゃんっ」
未央「いや引くよ。うわぁ、だよ。だって友達がさ、スゴい乙女な顔で、自分のそういう妄想?それを語ってくるんだよ、ちひろさん!」
ちひろ「また巻き込まれた!?」
未央「だって未成年だけで受け止められないよ、これ」
卯月「こ、こら未央ちゃん!お犬さんのマーキングみたいだと思えれば、その、可愛いじゃないですか!」
未央「フォローになってないよ、しまむー」
凛「……犬か。プロデューサーが望むなら悪くないね」
未央「ほらー、ちひろさん。……あとそれ絶対外で洩らしちゃ駄目だよ?出来れば内でも相手したくないし」
凛「未央が冷たい……」
卯月「えっと、えと……ち、ちひろさーん!」
ちひろ「いえ、こういう言い方したくないんですが、私今結構重要な案件処理してる最中なんです!猥談に巻き込まないでくれますか!?」
未央「で、どうするの、しぶりん」
凛「もう遅い時間だけど、他の人に聞きに行くよ。善は急げと言うし」
卯月「あ、なら美嘉ちゃんや奏ちゃんに聞きに行きましょう」
未央「!?」
卯月「カリスマギャルの美嘉ちゃんや、自分のプロデューサーさんに積極的に迫る奏ちゃんなら、きっと良い案をくれます」
未央「いや、しまむー?」
凛「その二人には聞いたことあるんだ」
卯月「そうなんですか?」
凛「でも私には早いとか、一途な凛には参考にならないって言われた。……全く。年齢なんて大して変わらないのに」
卯月「それは残念ですね……。あ、なら私が」
未央「……しまむー、しまむー!」
卯月「小声でどうしたんですか、未央ちゃん」
未央「前にみんなで大々的なお泊まり会した時があったよね?」
卯月「?はい」
未央「その時持ち寄った映画見てたら、唐突な濡れ場シーンで二人が真っ赤になって俯いてたの、しまむーも気付いてたよね?も、もしかしてしまむー……」
卯月「んー……えへっ☆」
未央「可愛い!……その笑顔を見せられたらもう追及出来ないね」
卯月「えへへ」
凛「?」
凛「じゃあこの後予定もないし行ってくる」
卯月「私もお付き合いしますね!」
未央「なら未央ちゃんも着いて行かないとね!」
凛「ありがとう、二人とも」
未央「で、誰に聞くってプランはあるの?」
凛「そうだね。あまり人は残っていないだろうけど、出来れば自分のプロデューサーと仲の良い人や、大人の女性。それにがっついてる人も良いかも」
未央「……最後の絶対本人の前では言わないでね?」
凛「?うん」
凛「じゃあ行ってくるよ、ちひろさん。多分そのまま帰ると思う。あとごめん、忙しいのに巻き込んで」
ちひろ「ああ、良いんですよ、それくらい」
凛「今度ドリンク買わせて貰うね。それじゃあ」
ちひろ「はい、行ってらっしゃい。……ん?」
卯月「私もそうさせてもらいます!ではお疲れ様でした、ちひろさん!」
ちひろ「あ、はい。お疲れ様です……じゃない!あれ単純に皆さんが心配だから勧めてるだけで、まして私が作ってる訳でも……!」
未央「……どんまい☆」
ちひろ「タダで渡してるの自腹なのに……」
未央「……しぶりーん!しまむー!待ってよ!」
凛「何話してたの?」
未央「んー、なんでも。時間も時間だし、さくさく行こう!」
凛「そうだね」
卯月「条件が合えばすぐに突撃ですね!」
凛「そう言えば未央はなにか案無かったの?」
未央「んー……大したこと言えないし、フェアでもないから止めとく」
卯月「フェアじゃない、ですか?」
未央「アッハッハッハ……お、誰か居るみたいだよ!」
卯月「光ちゃんですね」
未央「幸先良いね!彼女なら条件のひとつの自分のプロデューサーと仲が良い、が合うよ」
卯月「よくお家に遊びに行ってるそうですもんね!」
凛「……羨ましい。とても羨ましい」
未央「そういうのは後で聞いてあげるから」
卯月「行きましょう!」
凛「光、今帰り?」
南条光「NGの三人じゃないか。うん、その通りだ。アタシに何か用か?」
未央「うん、あるのです。光ちゃんは自分のプロデューサーと仲良いんだよね?」
光「え?そ、そうかな?そんなことは……」
凛「ううん、そんなことあるよね?なんせ家に行ったり、家に行ったり、家に行ったりしてるもんね?」
光「それはそうだけど、なんか怖いぞ凛さん」
未央「自分ががっついてどうするの、しぶりん」
卯月「凛ちゃんが舵取ると話が進まなそうなので、私が説明しますね!」
光「う、うん」
未央「しまむー……」
凛「私が当事者なのに……」
卯月「自分のプロデューサーさんと仲良くする秘訣、みたいなモノってありますか?」
光「そもそも特別に仲が良いつもりはなかったんだけど、そうだな」
未央「なに、なに?」
光「アタシとアタシのプロデューサーの趣味が同じで、だから周りに仲が良いと思われれのかもしれない」
卯月「それって特撮鑑賞ですか?」
光「うん。オフの日によく家に行って、DVD一緒に見たり、変身ポーズ決めたり。後は最近小説借りたりもしてる」
未央「ほうほう。で、うちのプロデューサーの趣味は?しぶりん」
凛「動物と遊ぶことだって。実家暮らしで、ペットの散歩は日課だって」
未央「ならしぶりんのすることは?」
凛「そ、そうか!私がプロデューサーの犬に」
未央「ダウト」
凛「痛っ!?何するの、未央!」
未央「そっちこそ何を血迷ってるの?あと外で言うなって言ったよね?」
凛「じゃあどうするの!」
未央「え、ええー?本気の解答であれ?……しまむー?」
卯月「私ですか?えと、ハナコちゃんを連れてプロデューサーさんと一緒にお散歩するとか?」
凛「……その手が!」
未央「マジかー。マジなのかー。マジだったのかー。……まあそうだね!さすがしまむー!」
卯月「え、えへへ」
光「あれ?凛さんもそう言おうとしたんじゃないのか?」
未央「……光ちゃんはこうなったらダメだよ?」
光「う、うん」
未央「ありがとね、光ちゃん。参考になったよ」
凛「でも、やっぱり犬も」
卯月「凛ちゃん?次に行きましょう?ありがとうございました、光ちゃん」
光「あ、うん」
凛「私からもありがとう。でもやっぱり」
未央「しぶりん?置いていかれたいの?」
凛「う、うぅ……」
光「何か嵐の様に去っていった……」
光「でもアタシとアタシのプロデューサーってそんなに仲良く見えるのか」
光「……なんだろう。スゴく胸がジンジンする」
卯月「あ、あそこで空を仰いでるのはのあさんですね!」
未央「でかした、しまむー!大人枠だよ、しぶりん!」
凛「うーん……」
未央「およ?煮え切らないね」
卯月「凛ちゃんが二の足踏むのは、のあさんはミステリアスな方ですから、私生活が想像出来ないのが原因かもしれないです」
未央「まあどんな恋愛されるか、あまり想像出来ないね」
凛「……のあさんってみくをよく弄ってるよね?」
卯月「?そうですね。この前麗奈ちゃんのバズーカ持ってみくちゃんを追いかけ回していました」
未央「何してんの、あの人……。私も早弁してると思ったら、それがみくニャンのお弁当だったりしたの、見たことあるけど」
凛「私はやり過ぎたのか、マストレさんと彼女のプロデューサーに、引きずられて行くのを見たことある」
未央「……あれ?私達あの人に頼って良いの?」
卯月「だ、大丈夫ですよ!……多分、きっと!」
凛「でしょ?不安になるでしょ?だから好きな人は苛めろ、みたいな解答が返ってくるかと思うと……」
未央「さ、さすがにわかってやってる人が、友情と愛情の接し方を取り違えないとは思いたいけど……」
卯月「もう凛ちゃん!未央ちゃん!そんなこと言うから、のあさんさっきから小刻みにプルプルしてるじゃないですか!」
コメント一覧
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- 2015年09月21日 22:47
- やっぱり卯月はいつも通りが一番可愛いよ(言いながら仰向けに寝ころがる)
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- 2015年09月21日 22:54
- 光、可愛いな
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- 2015年09月21日 23:02
- 光に仮面ライダー555~異形の花々を読ませるとかPaPってやつは本当に鬼畜だな
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- 2015年09月21日 23:06
- わたしもイチゴ料理を振る舞いながら告白しようと思います
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- 2015年09月21日 23:11
- ※4
橘Pは幸せだなぁ(白目)
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- 2015年09月21日 23:33
- ちひろさんの搾取が行き過ぎないのは武闘派天使のおかげだったのか
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- 2015年09月21日 23:35
- ※4
イチゴ料理(意味深)
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- 2015年09月21日 23:55
- アイドルとプロデューサーは似るのやもしれないな。
つまり、俺と千枝はお互いに悪い子で天使で、努力家ということだ。
だから、みんなに笑顔で振る舞って、千枝と悪い子になるためにあのお城のようなホテルに入る努力するのは何もおかしくないんだよ。
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- 2015年09月22日 00:00
- この天使、まるで魔法の国のプリンセスみたいだぁ
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