男「なに!?捕まえたモンスターを擬人化できるRPGだと!?」
- 2015年09月21日 22:10
- SS、神話・民話・不思議な話
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男「美少女モン娘達とハーレム冒険できるぜ!!」
『ただし 雄雌は擬人化したときに判明します』
男「なん…だと? まぁいい…多少ギャンブル性があった方が楽しみだしな…」
『不要な擬人化モンスターは商人に売ることができます』
男「なんだ 結局ハーレム化はできるわけか…安心した」
男「さっそく 冒険だぜ!!」
『スライムが現れた』
男「よっしゃ!!スライムだ!!スーちゃんみたいなかわいこちゃんに違いない!!」
戦闘後『スライムを捕まえました 擬人化しますか?』
男「もちろん!!」
ピロピロリーン
スライム(♂)「お…おでスライムだと…フゥ…フゥ…よ…よろしくだど…フゥ…フゥ…」プルルン
男「………」
男「気を取り直して次行くか…」
『キラーアントが現れました』
男「いかにも雄っぽいのが出てきたなぁ…』
戦闘後『キラーアントを擬人化しますか?』
男「まぁ いらなければ売ればいいだけだし 擬人化するか」
『キラーアント(♂)を擬人化しました』
男「やっぱりか…」
アント「あ…あの…僕…アントっていいます…」ショターン
男「!!?」
男「そういう趣味はないけども…」ジロジロ
アント「な…なんですか?」モジモジ
男「これはこれでなかなか……」ニヤニヤ
アント「あ…あの…僕…なにか変ですか?」
男「えっ!? あっ!いやいや!なんでもないよっ うん!」
アント「そうですか…よかった…」ホッ
男「それじゃあ いこっか」
アント「はい!!」
アント「あ…あの…」
男「ん? ないだい?」
アント「す…スライムさんが遅れてるみたいなんですけど……」
男「あぁ いいの いいの あれは放っておいて」
『ポイズンモスが現れた』
男「うわっ 毒系のモンスターか… 回復薬持ってないぞ…」
アント「任せてください!! 僕 毒耐性がありますから!!」
男「なんて頼りになるんだ」
アント「えーーーーい!!」ドガッ
『ポイズンモスを倒しました』
アント「ご主人様!!僕 やりましたよ!!」
男「え…?ご主人様…?」
アント「あっ…す…すみません…勝手にご主人様だなんて…僕みたいのが…」
男「あっ いや!そんな風に呼ばれたのは初めてだったから驚いただけだよ」
アント「ほんとですか…? じゃあご主人様って…」
男「あぁ 好きなように呼んでもいいよ」
アント「よかったぁ~!!」パァー
『ポイズンモスを擬人化しますか?』
男「そういや 忘れてたな とりあえず擬人化しとくか」
アント「……」
男「ん? どうしたアント」
アント「え…あ…いや…新しい仲間ができたら ご主人様と二人きりではなくなるなぁ…なんて」
アント「す…すみません!! 僕みたいのが意見するなんて…ごめんなさい!!」
男「アント……」
男「心配するな 商人に渡すこともできるから アントが望めばずっと二人きりのままでいいぞ」
アント「ご主人様…ありがとう…」ウルウル
男「それじゃあ擬人化っと…」
ピロピロリーン
『ポイズンモス(♀)を擬人化しました』
男「なん……だと!!?」
モス「やっほ~!! あたしはモス!! よろしくね マスター!!」
男「び…美少女キターーー!!」
モス「美少女だなんて照れるなぁ~」
アント「………」
男「モスちゃんいくつ?好きなものは?あっ 誕生日は?」
モス「マスター 慌てすぎwwww落ち着いて♪」
男「あ…あぁ ごめん! モスちゃんが可愛くてちょっと興奮しすぎた」
アント「………」
男「アント どうした?やけにおとなしいじゃないか?」
アント「いえ…別に…」
モス「アントくん元気ないよ?元気だしてこ♪」
アント「チッ……」
~数日後~
アント「あの…ご主人様 ちょっとお話が…」
男「ん?なんだ アント」
アント「アイツ…いつ売り飛ばすんですか?」
男「アイツ?」
アント「モスですよ モス」
男「売り飛ばすって…そんな可哀想なこと……」
アント「ご主人様言いましたよね?僕が望めば二人きりのままでもいいって」
アント「新しく仲間にしたやつは商人に売り飛ばすって」
男「え…あ…まぁ…確かに言ったといえば言った……かな?」
アント「言いました! 言いました!!言いましたぁぁああ!!!」
モス「どうしたの?すごい騒がしいけど?」
男「あっ モスちゃん なんでもないよ♪」
モス「ねぇねぇ マスター!! 向こうにおいしそうな果物見つけたよ!!」
男「まじか!! 食料確保だな!!よくやったモスちゃん!!」
モス「えへへ♪ 誉められちゃった♪」
アント「……」ギリギリ
男「おぉ!!たくさんあるな!! これなら余った分を商人に売れるな!!」
モス「でしょ♪それでね…マスター…」
男「どうしたんだいモスちゃん?」
モス「あたしね…この前 行った街で すっごい可愛いアクセサリー見つけたんだけど……」ジー
男「買ってあげるとも!! 売った果物のお金でプレゼントしてあげるよ!!」
モス「ほんと!?ありがとうマスター!!大好き♪」ダキッ
男「んほほほほほ~いや~モスちゃんのためならお安いご用さ~♪」
アント「果物と一緒に売られてしまえばいいのに……」
モス「えっ…? アントくん今 なんて……?」
アント「いえ…別に何もいってませんが?」
モス「そ…そう…ごめんね 変なこと言って……」
男「よーし!! それじゃあ 明日は街に行こうか!!」
モス「は…はーい」チラッ
アント「………」
~街~
男「意外と高く売れたなぁ」
モス「そうですね マスター♪ あ…あの…それで…」ソワソワ
男「大丈夫♪慌てなくてもアクセサリーは逃げないよ♪」
モス「す…すみません…恥ずかしい」カァーッ
男「ほんと モスちゃんは可愛いなぁ~」
モス「あ…あれ?アントくんは?」
男「そういえば いないな…迷子?」
アント「すみません お待たせしました」
男「どこいってたんだい?」
アント「いえ…ちょっと……情報収集に」
モス「情報収集?」
アント「この街の近くに珍しい花が咲いているらしく その花は高値で取引されているそうです」
モス「お花!? いいなぁ~きれいなのかなぁ~?」
アント「えぇ…それはもう言葉では表せないくらいに綺麗らしいですよ モスさん」ニッコリ
モス「ねぇねぇマスター…」ジー
男「わかってるって♪ アクセサリー買ったら 探しに行こうな」
モス「わーい!!やった~!!」
アント「……」ニヤリ
男「よく似合ってるよ モスちゃん♪」
モス「ほんと? えへへ ありがとうマスター♪」
モス「マスターが買ってくれた このアクセサリー あたし大事にするね♪」
男「可愛いなぁ モスちゃんは♪」
アント「そろそろ 例の花があるところなんですが……」
男「アント その花はどんな花なんだ?」
アント「七色に輝く美しい花だそうです」
モス「あっ!! 向こう見て!! もしかしてあれじゃない!?」
男「ほんとだ! 案外さっくり見つかったな それじゃあ早速取りに……って…あれ?」
モス「こ…これって……」
アント「ワー大変ダー 向コウトノ間ニ 崖ガー」
男「こんな大きな崖があったら取りにいけないぞ……」
モス「そんな……すぐ近くにあるのに……」グスッ
アント「なに言ってるんですか?取りにいけるじゃないですか?」
男「どういうことだ?アント」
アント「羽があるものならば飛んでいけるでしょ? ねぇ…モスさん?」ニッコリ
モス「そっか!! あたしが向こうまで飛んでいけばいいんだ!!」
男「大丈夫か?一人でいけるか?」
モス「だいじょーぶ♪あたしに任せて マスター♪」
男「お…おう…気をつけるんだぞ…」
モス「はーい!! じゃあ行ってきまーす♪」パタパタ
コメント一覧
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- 2015年09月21日 22:23
- 以下?禁止
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- 2015年09月21日 22:28
- スライムの存在完全に忘れてたわ
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- 2015年09月21日 22:48
- この気持ち悪さリアルアカウントに似てるな
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- 2015年09月21日 22:57
- 以下?解禁
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- 2015年09月21日 23:36
- 不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったんだよ
!?
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- 2015年09月21日 23:57
- タイトルで勝鬨くん思い出した
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