不老不死への鍵となるか。シベリアの永久凍土から新たなバクテリアが発見される。

2015年09月23日

”永遠の命”への鍵？驚きのバクテリアが発見される！

人類の長年の夢、”不老不死”を可能にするかもしれないバクテリアがロシアの科学者によって発見されていました。Bacillus Fと名付けられたlこのバクテリアは350万年の間死滅することなくシベリアの永久凍土層の中で生き続けていたようです。この免疫力のあるバクテリアを解明することができれば、人間に大きな変化をもたらすといいます。

研究者が、このバクテリアのDNAを解体することに成功し、それをネズミ、コバエ、植物や人間の血管細胞に適合させる試みをしたところ、生物の寿命が延び、不妊治療に驚くほど効果を発揮したそうです。研究者は、”その衝撃的な結果は明らかですが、そのメカニズムはまだわかっていません”としています。

疫学者のDr.Viktor Chernyavskyは、”このバクテリアは生物の寿命の中でそれに活力を与えるだけでなく、子孫繁栄力にも影響を及ぼした”としています。

疫学者　Viktor chernyavsky博士
このバクテリアはモスクワ大学のDr.Anatoli Brouchkovによって2009年にシベリアで最大の地域、サハ共和国のマンモスマウンテンにある永久凍土層の中に埋もっていました。

不老不死といわれるバクテリアが見つかったロシア北西部。

疫学者Viktor chernyavsky博士は、”これらのバクテリアの免疫力のメカニズムを解明することは、人間に大きな影響を与えます。しかし、これは癌治療の方法を見つけることと同じように難しいかもしれません。この地球には、死ねない生物がいることはわかりましたが、死ねないということはすなわち、ダメージから自分の身を守れるということなのです。人間は、自分を守るシステムがないために、病気にかかり、歳をとります。人間もこれらのバクテリアのメカニズムを得ることができれば、歳をとることや病気から身を守ることが出来るでしょう”と言います。
これらのバクテリアが将来人間の生命を進化させると期待されています。

[via：dailymail]