異性とキスすると何かが起きる言い伝えがある勾玉を幼い頃に祖父からもらった早川ヒカリ。
それを「異性と結ばれる」と解釈したヒカリは桐生先輩と結ばれる事を信じて身に着けたまま出かけてしまう。
その路上で苦しんでいた男性を見かけたヒカリ。
看護師を目指す者として人工呼吸を試みるヒカリだったのだが…。
その瞬間、勾玉に異変が！？？

気がつくと自分が目の前にいたヒカリ。
何と、キスした２人が入れ替わってしまった！？
さすがに慌てるヒカリだが、何故か男の方はそんな事を気にしている場合ではないらしい。
何と、お構いなしにさっさと行ってしまった元男。
ようやく勾玉の真の力を知ったヒカリですが、自分の体ごと持って行かれてしまってはどうしようもありません。

知らないおっさんになってしまい絶望するヒカリ。
だが、事態はそれ以上に深刻だった？
何と、入れ替わった男は全国指名手配の殺人犯だったのだ！！

いきなり警察に追われる事になってしまったヒカリ。
しかもヒカリになった元男はこれからさらに６人殺すのだという。
何やら元に戻れても殺人犯になってしまいそうなヒカリ。
そんないきなりヤバイ展開でスタートした新連載ですけど、いやはやこれはなかなか面白いですね。
男女入れ替わりでありながらお色気的なものが今のところ皆無なのは残念ですが、なくてもほとんど気になりませんでした。
まだまだ荒削りなところもありますが、それを補って余りある魅力を感じますし、これからどうなって行くのか非常に楽しみです。

別冊少年マガジン 2015年6月号 [2015年5月9日発売] [雑誌] 上野二兎 大部慧史 小川亮 二駅ずい 押見修造 飛田漱 アトラス 夏川遊真 道雪葵 球木拾壱 鈴木央 絵本奈央 徐誉庭 岡崎純平 セガ・セガネットワークス 桜場コハル 水あさと めいびい 中川沙樹 荒川弘 田中芳樹 諫山創 大橋つよし 佐藤友生 山口ミコト 伊藤広明 長田龍伯 伊奈めぐみ 有田恵一郎 宮島雅憲 茜錆 三屋咲ゆう ｏｋｉｕｒａ 瀬尾公治 夜空月兎

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次はみのむー様に教えてもらった月刊ヤングエース２０１５年６月号からです。

ＣＡＳＥ－1342　『百合な私と悪魔な彼女（？）』　作／もこやま仁
ＴＹＰＥ：変身
詳細：高校一年生・西園寺みことは野々山やしろと毎日キスをしないと女性化する？

月刊ヤングエース２０１５年６月号より新連載「百合な私と悪魔な彼女（？）」がスタートしました。
作者のもこやま仁氏はこれが初連載になるそうです。
タイトルといい、扉絵といい「百合」を感じさせるこの新連載。
何か危険なものを感じさせますが、同時にわくわくさせるものがあります。

とはいえ、実は第１話の段階ではＴＳネタとしてはかなり微妙なんですよね。
実際のところどういう事になるのか分かりませんが、今後に期待して紹介したいと思います。


男が苦手の野々山やしろは高校一年生。
子供の頃にキスをした女の子・西園寺みことと再会したやしろだったが、いきなり彼女にキスされてしまう。
そんな彼女ともつれて倒れてしまい、股間に何かがある事に気付いたやしろ。
何と、みことは男だった！？
まさかの答えに絶句するやしろ。
「僕は正真正銘の男の子だけど」
「訳あって今少しずつ女性化してるんだ」
まさかの女性化進行中宣言をするみことだったのだが…！？

今はまだ顔つきや声が変化しているだけだと言うみこと。
だが、毎日やしろにキスをしてもらわないと本当の女の子になってしまうのだという。
「そう　それも…僕の男性ホルモンが沢山出るようなエッチなキスをね」
何やら面倒な事に巻き込まれてしまったやしろ。
百合な写真をネタに脅されてしまい、どうやら従うしかないらしいやしろだったのだが…！？

やはり状況から考えて、子供の頃にしたキスが原因で「やしろ限定」になったのでしょうか？
その上で何か秘密を抱えている様に見えるみことですが、もしかすると一族的な問題で、女性化してしまった者もいるのかも知れません。
そんなみことが最終的に男で終わるのかどうかは気になるところ。
女の格好が堂に入ってますし、女の子エンドも普通にありそうな気がしますね。

ヤングエース 2015年 6月号

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次ｍみのむー様に教えてもらった月刊ＡＲｉＡ２０１５年６月号からです。

ＣＡＳＥ－1343　『２０２号室の魔法使い』　作／西ノ木はら
ＴＹＰＥ：変身
詳細：謎の高校生・朝倉にキスされた大学２年の辻井千明は男になった。

月刊ＡＲｉＡ２０１５年６月号からスタートした短期集中連載「２０２号室の魔法使い」が該当作。
女子にカッコイイともてはやされ、男子にも「女とは思えん」と言われている大学２年の辻井千明。
アパートの階段で酔い潰れた千明は同じアパートの住人・高校生・朝倉に介抱される。
その際に千明は二度もキスをしたのだという。
目を覚ました千明の体を心配する朝倉だったのだが…。
何と、千明が本当の男になっていた！？

元々ない胸が完全に無くなってしまい衝撃を受ける千明。
魔法の様なものをかけられた千明だが、朝倉によればこの魔法の強さは千明のコンプレックスを克服したいという気持ちの強さに左右され、もし男の姿のままでいいと思えば女に戻れなくなってしまうらしい。

この魔法を解くために一番効果的なのは異性と愛し合う事だと言う朝倉。
そんな朝倉にいきなりキスされた千明だが、彼のキスでかかった魔法はもう一度キスする事で解けるのだという。
早くも三度目のキスをしてしまった千明。
果たして、年下の男と恋する事で魔法を解く事になるのか？
女性に戻れるのは３回までで、４度目は完全に男になるという朝倉。
何やらＢＬ臭もしますし、結末がちょっと怖いですね（笑）。

ＡＲＩＡ 2015年6月号[2015年4月28日発売] [雑誌] 櫻井しゅしゅしゅ 由貴香織里 水野十子 石川チカ ほおのきソラ 黒榮ゆい ＧｏＲＡ・ＧｏＨａｎｄｓ 日吉丸晃 城戸みつる チカ 岩虎みゃこ 弐瓶勉 西ノ木はら アサダニッキ キリシマソウ 大津行 霜月かよ子 木乃ひのき ｎａｋｅｄ　ａｐｅ 小嶋ララ子 暁かおり 石田リンネ 起家一子 山中ヒコ 紗与イチ みたおでん 来楽零（ＧｏＲＡ）

次は月刊ヤングコミック２０１５年６月号からです。

ＣＡＳＥ－1344　『壊れていてもかまいません』　作／あらた伊里
ＴＹＰＥ：変身
詳細：興奮したニアが女に変身した。

月刊ヤングコミック２０１５年６月号「壊れていてもかまいません」第１２話が該当作。
食事中サキたちの前に現れた謎の双子・ニアとラビ。
彼らは宇宙人・サキ・ウルニカ・キルヴェスニエミの幼なじみだった。
そのサキと地球人・岡八重蔵が仲良くしている姿を見てショックを受けたニア。
昔から大嫌いだと言われ、衝撃を受けたニアだったのだが…。
何と、その瞬間、ニアが女になってしまった！？

体格も小柄になり、雰囲気も変わってしまったニア。
突然でこの話の中では何の説明もありませんが、興奮すると女になる性質があるのかも知れません。

「こんな立派なものつけて男なんてどの口が言えるの」
女になった途端、いきなり攻勢に出るサキ。
女の子のニアを見ると男の時の憎らしさもあいまって猛烈にいじめたくなるのだという。
完全にもてあそばれるニアですけど、これってもう女のままでもいい様な気が（笑）。

そんな宇宙人の双子だが、ラビにも何かある様子。
女の自分を否定するあたり「らんま」を思わせますけど、そんなニアと八重蔵がこれから同居するそうですので、どんなドタバタ劇が繰り返されるのか楽しみなところです。

ヤングコミック 2015年 06 月号 [雑誌]

壊れていてもかまいません　2巻 (コミック（ＹＫコミックス）) あらた伊里

次はストレンジャーソレント２０１５年６月号からです。

ＣＡＳＥ－1345　『爆誕ツバメ』　作／鳴二一巴・神江里見
ＴＹＰＥ：入れ替わり（憑依）
詳細：ピンゾロの四一に女のケガレが取り憑いた。

ストレンジャーソレント２０１５年６月号「爆誕ツバメ」第十筆が微妙ながら該当作。
ハガレを封じた巻き物を何とか地下から持ち出そうとするツバメたち。
そんな彼らの前に現れたピンゾロの四一と名乗った人物は田沼の指示で迎えに来たのだという。
そんな四一の首根の赤い痣に気が付き、赤いハガレの仲間だと見抜いたツバメ。
バレた途端妖気を放ち始め、あっという間に痣が顔を覆ってしまった四一だったのだが…。
「その声…女のハガレか！」
何と、男を操っていたのは女のハガレだった！？

絵に描かれた物が剥がれて悪さをする、それをハガレと呼ぶのだが中にはそんなものもいる様子。
性転換のネタとしてはイマイチな感じは否めませんが、設定はなかなか面白いですし、今後男女が逆のケースがある事にも期待したいところです。

ストレンジャーソレント 2015年６月号 小池書院 2015-05-01 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る

次は女装・女性化作品フォーラムで知ったコミックハイ２０１５年５月号（ＶＯＬ．１２１）からです。

ＣＡＳＥ－1346　『いれかわる』　作／花見沢Ｑ太郎
ＴＹＰＥ：入れ替わり
詳細：飲んだ者の心と体が入れ替わる薬「ココロイレカワール」によって兄と妹が入れ替わった。

コミックハイ２０１５年５月号（ＶＯＬ．１２１）掲載の短編「いれかわる」が該当作。
本作は不定期のシリーズで前回から２年ぶりくらいの掲載になるそうです。

久しぶりに新しい薬「ココロイレカワール」を発明した兄。
薬を飲んだ者の心と体を入れ替える事が出来るのだという。
それを２つに割って自分と妹・マナのハンバーグに仕込んだ兄。
アッサリと妹の体を手に入れ、さっそくチアガールの格好になる兄だったのだが…！？

鏡に映った自分の姿に興奮する兄。
妹を性的に見ていると言わんばかりですけど、ある意味ナルシストにも見えるから問題は無いのかな？（笑）
さらに下着を脱ぎ出した兄。
チアガールの服装はそのままでノーパンになるあたり、変なこだわりを感じます（笑）。

自分の体を使って変態な事をしようとする兄を力で拘束した妹のマナ。
そんな彼女が体感したのはまさかの勃起現象だった？
いつまでたっても元に戻らず、困惑する妹。
「薬のせいか！？ともかく！！」
「長時間勃起していて壊死してしまった症例がある…！それは危険だ！！」
急いで萎えるものを見る様に指示する兄ですけど、そんな危険な事態になるほど長時間勃起してたの？（笑）

そんな中、思わず滑って転んでノーパンの股間を露呈してしまった兄。
そんな自分の姿におかしくなる妹ですけど、ネタ的にエロ漫画とあんまり変わらないですね（笑）。
そんな兄妹シリーズを全て収録したコミックスも発売されましたので、今から読むならそっちの方がいいかも知れません。

コミック ハイ! 2015年 5/22 号 [雑誌]: 漫画アクション 増刊

花見沢Q太郎短編集 変態兄と中2の妹 (アクションコミックス(コミックハイ! )) 花見沢Q太郎 双葉社 2015-08-10 売り上げランキング : 2378 Amazonで詳しく見る

次はコメントで教えてもらった月刊ジャンプ改２０１２年１１月号からです。

ＣＡＳＥ－1347　『ボーダー』　作／渡辺ペコ
ＴＹＰＥ：変身（手術）
詳細：バツイチ子持ちの種田よう（３４）は元男だった。

月刊ジャンプ改２０１２年１１月号隔月連載「ボーダー」第８話が該当作。
心ひかれる女性・種田ようがバツイチで子持ちだという事を知り、衝撃を受けた清田。
それでも気持ちを抑えられない清田はついに彼女に告白する。
そんな彼に神妙な表情になるよう。
「わたしこどもがいるって言ったでしょ」
「一緒に暮らしてないの不自然だと思わなかった？」
何と、親権は母親にあるが、自分は父親だと言い出したのだ！！

三年前まで彼女が男だった事を聞かされた清田。
第９話では今は男じゃないと自分に言い聞かせる清田だが、やはり気持ちの整理は出来なかった様子。
『人を異性を好きになるというのは　いったいどういうことなのか』
今再び真剣に考えなくてはならなくなった清田。
果たしてそんな２人が出した結論とは？
すでに全２巻と完結している作品ですので、気になった方はチェックしてみて下さい。

ジャンプ改 2012年 11月号 [雑誌] 集英社 2012-10-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る

ボーダー 2 (ヤングジャンプコミックス) 渡辺 ペコ

次はコメントで教えてもらったこのタイトルです。

ＣＡＳＥ－1348　『ちいさいお姉さん』　作／マツダ靖・ゆとり
ＴＹＰＥ：変身
詳細：特別企画でキャラの性別が逆転した。

ちいさいお姉さん第１１巻が該当作。
（この作品は連載の形式上読み方が左→右となります。）

全１２巻で完結となった「ちいさいお姉さん」ですが、最後の１１・１２巻が同時発売となりました。
その１１巻では「もしもキャラの性別が逆転したら」という特別企画が掲載されています。
かくしてちいさいお姉さんならぬちいさいお兄さんになった望月灯。
男になってテンションが上がる灯ですけど、名前は変わらないのかな？

女の子になってしまった望月講。
妹誕生でオヤジ化する灯ですけど、小さいエロオヤジってどうなんだ？（笑）
一方で恥ずかしがっている講ですけど、女の子になった感想が丸っきり逆な気がします。
このあたりは少年・青年漫画の感覚とはちょっと違う気がしますね。

女になってしまった山本寛二。
色っぽくなってしまった山本さんだが、こっちも灯を見る目つきがおかしい様子。
おかしな世界に入りそうになる山本さん。
「だっだめ　だめです　そこに足を踏み入れたらおしまい…ッ！」
小さい男の子に萌える女の自分を叱咤する山本さんですけど、小さい女の子に萌える男も大差ないんじゃないかな…？（笑）

そんな逆転世界は１１巻の各話冒頭に色々な形で登場しています。
誰がどうなったのか、気になった人は是非チェックしてみて下さい。

電撃4コマ コレクション ちいさいお姉さん (11) (電撃コミックスEX) ゆとり マツダ靖

次はようやくコミックスが出たこのタイトルです。

ＣＡＳＥ－1349　『肉体ちぇんじ。お兄ちゃんの体でイクなんてっ！！』　作／聖
ＴＹＰＥ：入れ替わり
詳細：ぶつかった衝撃で義理の兄妹・支倉詩遥と菜々が入れ替わった。さらに雨宮皐と詩遥が入れ替わった。

文武両道・眉目秀麗な兄・詩遥と貞子とあだ名されるさえない妹・奈々は義理の兄妹。
そんな２人が入れ替わったところから物語は始まるのだが、どうやらぶつかったのが原因らしい。
典型的な理由で入れ替わってしまった支倉兄妹。
しばらく我慢する事にした兄妹ですけど、最初からあまり騒がないのは互いに入れ替わった事をマイナスに考えていなかったから？
躊躇無く部屋まで交換するのは何だか妙な気もします（笑）。
男の体になって興奮する奈々。
そんな彼女の部屋に入ってきた兄だったが、何と兄の正体は自分大好きのナルシストだった。
自分と結ばれようと積極的に動き出した兄・詩遥。
またとんでもない兄ですけど、話が早い事を考えればそれも悪くないかな？（笑）

結局、やる事をやったら元に戻ったらしい。
入れ替わるとアホ毛が移動するのが面白いです。

何度も入れ替わっているうちに雨宮姉弟にバレてしまった奈々たち。
下に弟と兄になった奈々を待機させ、妹になった詩遥を階段から突き落とした雨宮皐だったのだが…。
何と、奈々は元に戻り、今度は詩遥と雨宮皐が入れ替わってしまった！？
ぶつかった訳でもないのに入れ替わった詩遥たち。
「私が詩遥くんと入れ替わったということは…私にもエッチするチャンスが巡ってきたってことよね」
どいつもこいつもフリーダム過ぎる（笑）。

そんな雨宮姉弟にも入れ替わりが発生。
続編の刊行予定はないそうですけど、何とかなんないですかね？（笑）

肉体ちぇんじ。　お兄ちゃんの体でイクなんてっ!! (バンブーコミックス　潤恋オトナセレクション) 聖 竹書房 2015-05-27 売り上げランキング : 7625 Amazonで詳しく見る

次で１３５０タイトルですが、その前に週刊少年ジャンプ２０１５年３２号のこのタイトルを紹介しておきます。

ＣＡＳＥ－１２’　『こちら葛飾区亀有公園前派出所』　作／秋本治
ＴＹＰＥ：入れ替わり（同居）
詳細：両津勘吉と秋本・カトリーヌ・麗子が唐突に入れ替わった。

週刊少年ジャンプ２０１５年３２号「こちら葛飾区亀有公園前派出所」ステレオ漫画の巻が該当作。
扉絵が二枚続くという珍しい体勢を取った今回。
何と、気がつくと両津勘吉が秋本・カトリーヌ・麗子になっていた？
何の脈絡もなく入れ替わってしまった２人だが、何と距離まで関係なく、両津の体は日本のゴミ捨て場、麗子の体はアブダビのホテルというとんでもない事になっていたらしい。

仕方なくそれぞれの日常を送る事になってしまった両津と麗子。
と言うより、どんな事態でもどうにか乗り切る両津に対して、お嬢様の麗子があまりにも不憫すぎます（笑）。

この手の話では定番の入浴を体験する事になってしまった両津と麗子。
変な事をすると後で麗子に怒られると考え、桶で体を隠す両津ですけど、これって滑稽なだけで大して隠した事になってないんじゃないの？
結局、普通に湯船につかってますし、読者に見せていないだけで本人は思い切り見ている気がします（笑）。
対して、両津になった麗子はタオルすら持たずに男湯で一騒ぎする事に。
このあたりは表現がかなり大雑把で少し残念なのですが、逆にコマとコマの間に何が起きているのか想像するとちょっと面白いかも知れません。

そんな特別編となった今回ですが、結局神様の爺さんが仕掛けたものだったらしい。
作中では語られてませんが、扉絵で登場しており、何やら随分と久しぶりのファンタジー回だった様子。
その神様も扉絵で隠れていますが、あるいは作者もしばらく日常劇を続けていた事もあって神様なんてキャラは出しにくくなっちゃったのかな？
散々騒いだ上に元に戻れなかった両津たち。
全然ダメージがない両津は相変わらずのたくましさですけど、お色気的な考えが全くないところを見ると、若く見えてもいい年をした老人なのかも知れません。
実際、子供時代が戦後日本みたいな表現がされている時がありますしね（笑）。

そんな次回はやはり話がリセットされて元に戻ってしまった様子。
どうせならたまには神様に本格的に降臨してもらって、予測不能のファンタジー展開を見せて欲しいです。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 196 (ジャンプコミックス) 秋本 治

改めて次で１３５０タイトルです。
ここは掲示板の企業戦闘員ショッカー様の情報で月刊アニメージュ１９９３年９月号のこの有名タイトルを！

ＣＡＳＥ－1350　『風の谷のナウシカ』　作／宮崎駿
ＴＹＰＥ：変身
詳細：ナウシカの心を探った不死の番人は女に変身した。

月刊アニメージュ１９９３年９月号「風の谷のナウシカ」第５３回が該当作。
外界から遮断された不思議な屋敷の中をさ迷う事になってしまったナウシカ。
無茶をするナウシカに再び接触する謎の人物だったのだが…。
何と、その人物は女になっていた？
ナウシカの心に触れ、彼女が母を求めていると感じたらしい謎の人物。
その腕の中で母との日々を思い出したかに見えたナウシカだったのだが…！？

そんな謎の人物が何をしようとしているのか、ナウシカはすでに見抜いていた様子。
何と、この相手は瞬時に人の心を探る力があり、自分の力すら相手にあわせて変えてしまうのだという。
相手の心に入り込み、悲しみとトゲを忘れさせて下僕にしてしまうらしい。

そんな彼の正体がヒドラであり、旧世界の人間が造った不死の番人だと言うセルム。
千年は生きて来たはずだと察するセルムですけど、彼が先に来ていたらこの変身はなかったのかな？
色々可能性を感じさせる設定ですし、何か風変わりな変身も見てみたかった気もしますね。
さて、アニメが有名な「風の谷のナウシカ」ですが、その漫画版はあまり知られていない様な気がします。
自分も指摘されるまでこのネタを忘れてましたけど、月刊アニメージュでの連載は十年にも及んでいるんですよね。
（映画を作り始めるとしばらく休載になってしまうからで、完結したのは紅の豚が公開された後でした。）
ナウシカの映画化が発表された当時は連載もまだまだ序盤で、劇場で初めて見た際、子供の王蟲が吊らされているシーンを見て「あ、このあたりでまとめに来たのかな？」と、感動したとは言い難い、何か原作の確認作業をしていたのを思い出します。

一方で、ナウシカの映画続編なんて話も時々耳にしますけど、やはり現時的には無理な話なのでしょうか？
宮崎氏以外の人が作ったら別物になってしまう気もしますけど、原作の物理的な量から考えれぱＴＶシリーズだって出来るはずです。
まあ自分も決して続編賛成という訳ではないのですが、最近「寄生獣」「うしおととら」といった過去の名作が掘り起こされる傾向がありますし、絶対にないとは言えない様な気もしています。

買ってからすでに２２年も経ってしまったアニメージュ１９９３年９月号。
貴重な資料だと思ってアニメ雑誌は今まで全く捨てた事がないのですが、今回はそれを上手く生かす事が出来ました。
それこそ８０年代前半から買い続けていますし、何かまとめ記事の様なものを作れると面白いかも知れません。

ワイド判 風の谷のナウシカ 全７巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版) 宮崎 駿

風の谷のナウシカ [Blu-ray]

と言う事で、１３５０タイトル達成です！

今回は特にナウシカなんて古いタイトルも入れてみた訳ですが、コミックスではなくアニメージュのバックナンバーで見つけてきたのは自分らしいかなという気もしています。
アニメ雑誌というのは情報の塊で、何とも捨てられずにずっと残してあるんですよね。
アニメージュの他だとニュータイプは創刊号から揃ってますし、無くなった雑誌では月刊アニメＶが創刊号から休刊号まで全部、またアウトやファンロードも買ってましたし、一時期はジ・アニメやマイアニメ、アニメディアも買っていた事があります。
だからといって今回みたいに都合よくタイトルが見つかる訳ではありませんが、もし何か過去にネタがある事が判明したのならまた頑張って探してみたいと思います（笑）。

という事でＮＥＸＴ→第１３６回特集に続く！！

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