戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://rss.rssad.jp/rss/artclk/tWJdaVgABiTX/eaf7efed76cc09d870dbc85fa9aa1b5b?ul=5Kr7hm3_0wFNnMqqhPGMHoQvn.eJxGwMct5C6YHiDXIX0exMwPUZse_9gZ5RQ.Q7_BkPvfdJ1bo9zzVKak3l4FZYQUb7


存在することが信じられないショッキングなミュージックビデオ12選 | コタク・ジャパン

岡本玄介岡本玄介  - ,,,,,,,,  09:00 PM

存在することが信じられないショッキングなミュージックビデオ12選

存在することが信じられないショッキングなミュージックビデオ12選

ショッキング ミュージック・ビデオ タブー


ロリコ○変態オヤジの誇大妄想としか思えない「不適切なのに大ヒットしてしまったロック・ソング10選」に続き、今回はどうしてこんな衝撃映像が作られたのか、思わず眉をしかめてしまうミュージック・ビデオを12本お届けします。

What Culture」が選んだ12曲をご覧ください。女性軽視に小児性愛、近親相姦、神への冒涜に昏睡強姦、ナチズムなどを思いっ切り想起させる動画ばかりとなっているので、閲覧注意です。これらで気分を害さない方々はぜひ読み進めてください。


12位:ロビン・シック/『ブラード・ラインズ』


ビデオにはファレル・ウィリアムスとT.I.も出演しているこの曲、日本では『ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪』というノリの軽いタイトルでご存知の方もいるかと思います。

出演者の面々は露出度の高い美人モデルたちと楽しそうに歌ったり踊ったりしていますが、この曲の歌詞が「ソレが欲しいんだって知っているんだぜ、でもオマエは良い娘(コ)だからな、オレを掴むその仕草は、下品なことがしたいに違いないだろう」や「オマエはここで一番ホットな雌犬だぜ」、それに「ハグ・ミーと韻を踏むのははだ?」といった内容。お察しの通り、韻を踏むのはもちろん「ファ○ク・ミー」しかありませんよね。

「オマエのケツを真っ2つに裂いてしまうほどデカいモノをくれてやるぜ、オマエの元カレはオマエのケツをこんな風にひっぱたかなかっただろうし、オマエの髪をこんなに引っ張りもしなかっただろう」、「ケツを振って這いつくばったら立ち上がれ、痛みが伴うようにヤってくれ」、「ベイビー息が出来るか? これはジャマイカから持ってきたものなんだ、いつもオレにはキマるんだぜ」などという、比喩的ですが完全にガンジャとしか思えない歌詞も登場します。

女性を性欲解消のためのモノとしか見ていない様子だけでなく、「大ヒット曲のクレジットが欲しかった」という理由から、本当はファレルが書いたのに「2人で30分で書いた」とをつき、「マーヴィン・ゲイの曲を参考にした」と言ってゲイの遺族から盗用で訴えられて敗訴。さらには、作曲中「ドラッグ(鎮痛剤)やアルコールを服用していた」と告白したのが元凶で、シックは奥さんと離婚するハメになったのだそうです。

そんな曲なのに全米一位に輝き、プラチナ・ディスクも英米合わせて8枚獲得......。世の中何がウケるかわかりませんね。

参考:ブラード・ラインズ (曲)[Wikipedia]


11位:ナズ/『ヘイト・ミー・ナウ』feat. パフ・ダディー


アメリカのヒップホップMCナズによるこの曲は、タイトルを意訳すると「今すぐオレを憎め」といった内容。

まるで暴動が怒っているかのごとくストリートに爆炎が燃え盛っている場面や、片手にピストルを持って監獄をパーティー会場にする場面、そして何よりエルサレム風の土地で、周りから石をぶつけられながら黒人のナズ自身がイエス・キリストさながらに十字架を担いで歩く様子は、どのように受け取られたのでしょうか......? 

実際ナズは自分を神と比較する言動が多いようですが、これは一線を越えてしまっている気も......。


10位:パール・ジャム/『ジェレミー』


1991年に発表したデビュー・アルバム『Ten』に収録されたこの曲は、1991年にテキサス州に在るリチャードソン高校で起こった拳銃自殺事件を下敷きにしたもの。

新聞で記事になったものの、その扱いがあまりにも小さかったために、それを読んだパール・ジャムのVo.エディ・ヴェダーが「命を代償に復讐を果たした少年の叫びが、そんな小さな記事で終わって良いはずがない」という気持ちから書いた曲だそうです。

とても大人しい転校生のジェレミー・ウェイド・デルは、2時間目の英語の授業に遅刻したため先生から「事務所に行って遅刻届をもらってきなさい」と言われ、教室を離れて戻ると、彼は357マグナムを握りしめ、クラス皆の前で口に加えてぶっ放して自殺......という凄惨な事件でした。ジェレミーは両親に無視されてずっと育ったため、常に孤独で、生と死について考えていたそうです。

これらの内容を知っていると、ビデオの最後でクラスの子たちが返り血を浴びているシーンの意味がわかりますよね。事件と合わせてショッキングな1曲ということでランク・インしています。

「実在の連続猟奇殺人鬼/事件について歌ったヒットソング」は数あれど、こういうパターンで書かれた歌は珍しいかもしれません。

Jeremy (song)[Wikipedia]


9位:シーア/『エラスティック・ハート』


滅多なことでは顔を出さないことで知られる、謎多きオーストラリアの作曲家シーアが歌ったこの曲は、「シャイア・ラブーフと11歳の美少女が金網デスマッチで激突ッ!」でも取り上げました。

天才ダンサーと言われるマディー・ジーグラーちゃんが出演する、芸術的なミュージック・ビデオ3部作の2作目ですが、肌色のレオタードをまとった少女が、同じく肌色のパンツを穿いたヒゲオヤジ(ラブーフ)と巨大な檻の中で組んず解れつする様子は、3部作の中でも1番衝撃度が高いと感じた視聴者が多かったようです。

線引きするにはかなりグレーゾーンですが、2人の様子が小児性愛を想い起こさせなくもないかもしれません。アーティスティックな映像ではあるものの、初めて見た人は多かれ少なかれ、何かしらの衝撃を受けることと思われます。


8位:エイフェックス・ツイン/『ウィンドウリッカー』


イギリスの映像作家クリス・カニンガムと手を組んだこのビデオでは、もの凄くリアルでキモさを増したエイフェックス・ツイン(リチャード・デイヴィッド・ジェイムズ)本人のマスクを被った女性たちが登場。その様子はシュールを飛び越え、思わず笑ってしまうほどでしょう。

蛇足ですが、他の楽曲カム・トゥ・ダディーでもこの2人は手を組んでいます。こちらでは子供たちがこのマスクを被り、もっとオカルトでホラーテイストです。

映像が絵的にショッキングなのはさておき、この『ウィンドウリッカー』では最初に登場する黒人2人の会話(特に長髪のほう)から「マザー・ファ○キン」などの悪い言葉がマシンガンのように飛び出します。

その数は127回で、「ファ○ク」だけでも44回だそうです。平均的に2秒に1回の頻度でこれらの言葉が発せられたということですが、そんなやり取りは聞く方も疲れちゃう気も......。

全体的にこの曲はヒップホップ、そしてそのジャンルでよく歌われるお尻の大きな女性たちを揶揄したテーマとなっており、シャカシャカと振って撒き散らすシャンパンが女性たちに降り掛かる様はまるでブッカケ・プレイ

歌詞がない分、『ブラード・ラインズ』より上品ですが、それでもMTVでノーカット版を流したら多数の苦情が来たとのことです。


7位:リアーナ/『ビッチ・ベター・ハヴ・マイ・マネー』


大富豪の会計士の妻を誘拐し、裸にひん剥いて拉致監禁した挙句、結局はその夫ともどもチェーンソーで(恐らく)バラバラにしている、まるでクライム・ムービーのようなビデオがこちら。

タイトルからして「ビッチ」は金髪の婦人のことを指しているのかと思いきや、5:22でじつは会計士が「またの名をビッチ」として明かされます。曲のタイトルとストーリーから察するに、この会計士はリアーナの金をちょろまかしたために報復されたのでしょう。しかし、これはリアーナ自身が実際に体験した会計士との出来事をもとに作られたらしく、それを知るとリアリティーがグっと増します。

最後に登場した、スッポンポンで返り血を浴びたリアーナが、高級ブランドの旅行トランクいっぱいの札束に埋もれているシーンが、非常にクールかつ衝撃的です。


6位:ブリトニー・スピアーズ/『ベイビー・ワン・モア・タイム』


当時16歳のブリちゃんを、一躍スターダムにのし上げた大出世作として知られるこの曲。歌詞そのものは、ボーイフレンドにフラれた女の子がもう一度チャンスを! という内容なので、ショッキングさは皆無。

しかしビデオでお判りの通り、学校の制服を大胆に着崩しています。当時のポップ・ミュージックの視聴者に「スクール・ガール=セクシー」というイメージを一層強めてしまった点が衝撃的だったのだそうです。「セーラー服JK=エロ」が常識(?)のジャパニーズからすると、「何を今さら」と思うかもしれませんが......。

ポルノ産業でも、女優さんたちが制服を着ている作品も多く存在するとは思いますし、ハロウィーンでもネタ的に大人が着崩すのは普通です。しかし、当時現役女子高生だったブリトニーにこれをやらせたのが罪深いということでランク入りしています。


5位:ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー/『スティル・ライフ(ベータメール)』


ゴミ屋敷のように散らかったPC周りの写真や、古いエロゲーの画面キャプチャー、それにリョナ系またはケモナー系という、倒錯気味のイラストが登場するこのMV。YouTubeからはキワド過ぎたために削除されてしまったそうです。

これら極端な欲望を表現した画像は、ネット上の変態系サイトから拝借したもので、インターネットの下でうごめくサブカルチャーの中でも、屈折したダークな世界観を表現しているとのこと。

タイトルの「スティル・ライフ」は美術の世界で静物画という意味で使われますが、草食男子(ベータメール)の静止している人生という意味にひっかけられているのかもしれません。


4位:リリー・アレン/『ハード・アウト・ヒアー』


イングランドのシンガーソングライターであるリリー・アレンが書いたこの曲は、サビやコーラスで「ビッチ(雌犬)」を連呼しまくりという、なかなかに下衆いもの。本記事8位の『ウィンドウリッカー』同様、おケツのデカい黒人ねーちゃんたちがフリフリとシェイクしたり、平手でスパンキングしたりと映像的にもお下品です。

歌詞の中には「私の性生活を話したら、きっと貴方は私を尻軽女だと呼ぶでしょうね」と女性の自由さを語り、「キン〇マではなく、おっぱいを生やしてみなさいな」と、社会の中で女性であることの大変さを男性も理解しなさい、という趣旨の言葉があります。それに「アンタは顔を整形したほうが良いわよ、そうじゃなきゃそのまま終わってしまうわよ」なんてものまで。

ややマイルドな表現ですが、他にも歌詞では「女性たちは今だかつてないほどに良い人生を送っているのよ、(男性上位社会)という森を抜け出したのよ」に続いて、「このイヤミを見つけられないのなら、アンタは誤解しているわ」というのもあります。

リリー・アレンは音楽業界に対して辛口の人物らしく、マイリー・サイラスのビデオよろしく、セクシーな黒人のバック・ダンサーたちを装飾的に並べてクネクネと踊らせているのは、それを逆手に取っているからではないか? という憶測があります。しかし、彼女はこのビデオの出演者を決めたのは本人ではないだけでなく、業界への皮肉でもないと語ったそうです。


3位:ニッキー・ミナージュ/『オンリー』


白/黒+赤を挿し色にした配色がどことなく映画『シン・シティ』っぽいですが、全編アニメーションで作られた珍しいタイプのMV。

しかし、これも歌詞に「ビッチ」、「ファ○ク」がとにかく何度も連呼され、さらに誰がどう見てもナチズムがベースなのは明らかです。ついでに、このビデオが公開されたのが、ベルリンの壁崩壊25周年を祝う時期だったというのも、何かを狙ってのことだったのかもしれません。

歌の内容は「(一緒に歌っている)ドレイクとリル・ウェインとはヤっていないけど、もし3Pするならアタシのケツをカップケーキみたいに食わせてやるわ」と始まり、あとはザックリとですが、「ニッキーはデカいケツのオンナでまだ寝たことはないけど、チャンスが巡ってきたらヤリたいぜ」的な3人のラッパーたちの独自の想いが順番に歌われており、ナチズムとはぜーんぜん関係がありません。

サビは「本物のニガー以外はいない、悪いビッチだけ、金持ちのニガーだけ、自立したビッチだけ、ボスのニガーだけ、肉付きの良いビッチだけ、オレの横には本物のニガーだけがいるんだ」という黒人バンザイなものとなっています。


2位:セルジュ&シャルロット・ゲンズブール/『レモン・インセスト』


歌手としての顔も持つ、フランスの女優シャルロット・ゲンズブールが、12歳の時に音楽プロデューサーにして歌手でもある父親セルジュ・ゲンズブールとデュエットした歌。

父と娘の純粋な親子愛からこの歌が作られたのだと思われますが、動画でおわかりの通り、セルジュは上半身が。シャルロットはワイシャツとパンツのみでベッドに横たわっており、娘から父へ、父から娘へとホッペにチューしているシーンも映し出されています。

公開当時から「近親相姦じゃないのか?」と世間に疑問符が飛び交ったのも理解できますが、とりわけタイトルの「インセスト」が「近親相姦」という意味なので、もうそのものズバリです。

参考:シャルロット・ゲンズブール[Wikipedia]


1位:レディ・ガガ feat. R・ケリー『ドゥー・ワット・ユー・ウォント』


『徹子の部屋』の出演時にはまったく身体のラインがわからない異形の姿でご降臨されたガガ様ですが、それとは真逆にこのビデオでは下着姿だったり、ボンデージ姿だったりと、やたら露出度が高くセクシーです。しかし、この映像は最初に作られたオリジナルではありません

お蔵入りになった幻のMVは、若い女性モデルたちを食い物にしたり、彼女たちが望まない過激なポーズをとらせたり、性交渉を強要したりなどで集団訴訟されている、悪名高き写真家のテリー・リチャードソンに監督を頼んだものでした。なお、シングルのジャケット写真(Tバックを穿いたガガケツが写っている)もリチャードソンに依頼しており、そちらはそのままリリースされているようです。

リチャードソン起用だけでもスキャンダルになる可能性が大いに含まれているというのに、さらに輪をかけるがごとく、未成年の女児と性交渉をしたと訴えられているR.・ケリーをもゲストに迎えたこの曲。果たして公開されなかったビデオの内容とはどういったものだったのでしょうか?

それは大事な部分は見えないものの、全裸のまま新聞紙を身体に巻き付けてゴロゴロ転がったり、一服盛られて昏睡状態になって手術台に横たわるガガの上でエロいナースたちが腰を振ったりなど(R・ケリーは医師役で登場)、穿った見方をすると昏睡レイプをしているかのようなヒワイ極まりないものだったようです。

全編ではありませんが、以下よりご覧ください。



公開しなかったのは賢い選択だったかもしれません......。

参考:Terry Richardson[Wikipedia]
参考:Do What U Want[Wikipedia]




いかがでしたか?

例えば、以前「人生に必要な全ての知識が得られるヘヴィメタルの名曲20選」で生物学をお勉強した、Cattle Decapitation(キャトル・デキャピテイション)の『Forced Gender ReAssignment』も血みどろのゴアゴアで、かなりショッキングな映像でしたし、もちろんこれ意外にもエロ/グロ/タブーが表現されたMVはたくさん作られていることでしょう。

読者の皆様がご存知のショッキングなMVがありましたら、ぜひとも教えて下さい!


12 Shocking Music Videos You Won't Believe Actually Exist[What Culture]
Robin Thicke - Blurred Lines ft. T.I., Pharrell[YouTube]
Nas - Hate Me Now ft. Puff Daddy[YouTube]
Pearl Jam - Jeremy (Official Video)[YouTube]
Sia - Elastic Heart feat. Shia LaBeouf & Maddie Ziegler (Official Video)[YouTube]
Aphex Twin - Windowlicker (official video) 1080p HD[YouTube]
Aphex Twin - Come To Daddy (official video) 1080p HD[YouTube]
Rihanna - Bitch Better Have My Money (Explicit)[YouTube]
Britney Spears - ...Baby One More Time[YouTube]
Still Life (Betamale), Jon Rafman + Oneohtrix Point Never, 2013[vimeo]
Lily Allen - Hard Out Here (Official Video)[YouTube]
Nicki Minaj - Only (Lyric) ft. Drake, Lil Wayne, Chris Brown[YouTube]
Serge Gainsbourg and Charlotte Gainsbourg - Lemon Incest with english lyrics on screen[YouTube]
Lady Gaga ft R Kelly Do What U Want (Video Official)[YouTube]
Lady Gaga Ft R. Kelly - Do What You Want (Controversial Video)[vimeo]
ブラード・ラインズ (曲)[Wikipedia]
Jeremy (song)[Wikipedia]
シャルロット・ゲンズブール[Wikipedia]
Terry Richardson[Wikipedia]
Do What U Want[Wikipedia]

岡本玄介

MORE FROM KOTAKU

powered by
  • アートポップ-デラックス・エディション(初回生産限定盤)(DVD付)(特別価格)
  • ユニバーサルミュージック
  • by Amazon.co.jp
  • Love on the Beat
  • Universal France
  • by Amazon.co.jp
 

COMMENT

blog comments powered by Disqus