言葉を超えてる
こんなの表現できるわけないじゃないか・・・
私の祖父母、ローラとハワードは73年間の結婚生活を送ってきました。93歳のおばあちゃんが、幸せな "最期の日" を迎えるための緩和ケア病棟に、92歳のおじいちゃんが訪れ
ふたりで思い出の歌を歌っています
家族みんなが集まると祖父母はいつもデュエットしていました。でもおばあちゃんはもう、歌う力がありません
「あなたが大好きよ」
「僕も大好きだよ」 I'm your sweet heart
このビデオが始まる前、おばあちゃんが「ハワードを抱きしめたい」と言ったら、自分で立つことのできない車椅子のおじいちゃんが急に立ち上がって、歌のあいだずっと、理学療法士に助けられながら彼女に寄り添っていました
おばあちゃんは黄斑変性症で光と影しか見えないのに、まるで "愛の目" で見ているかのようです。おじいちゃんは聴覚のほとんどを失っていて、私たちが助けているとはいえ、彼女のか細い声を聞きとるのは難しいはずなのだけど・・・
「いい子にしているのよ」 Behave yourself
「いつでもしてるよ」 I'm always good
「いつでもしてるよ」 I'm always good
「愛してるわ」
「ああ」
「ずっとよ」
2人の思い出の歌、ハリー・ジェームスとローズマリー・クルーニーの「You'll Never Know」が始まる
ローラが歌詞を口ずさむ
声が出ないローラに変わって、ハワードが歌い始める
「彼って素敵じゃない?」
「私のことが大好きみたい」
ふたり「ハッハッハ」
「愛してる」
「君は僕のものだ… ずっと僕のものなんだ…」 You are mine... You are mine...
YouTubeユーザーエリン・ソラリ (Erin Solari)