『週刊少年マガジン』連載、「UQ HOLDER！」のStage.95　騒がしさがやって来る！
今回、見せ場が後半に固まってるので前半部分やる気ないや。ってことならチャッチャと終わらせよう。

キティ(雪姫)を護れるほどに強くなろうと決意してから8ヵ月後、ダーナの卒業試験を受けている刀太。9月4日の小夜子事件の数日後に龍宮から「一年後の夏に まほら武道会がある」と知らされて…何日後ぐらいからダーナの下で修行を始めたっけ？　まぁいいや、10月からだとすると現在は2087年の6月になります。やりかけだった予選を勝ち抜く必要があることから、卒業試験はちょうどいいタイミングでしょう。もっとも武道会に出たいがために修行を途中で打ち切る格好みたいだけどね。

ダーナを納得させられるほどに上達したため武道会への参加許可が下りました。ただし「卒業」とは言ってません。前述しましたけど途中で抜ける格好ですから。よって今のままではフェイトと戦っても10戦全敗だそうだ。でも刀太は何やら勝算のある顔をしているらしい。試合であって"殺し合い"ではないのだから、仲間と協力プレーをするとか手があるってことか。

「あの子を頼んだよ」と告げるダーナは、何だかんだでキティを気にしてるんだね。そのキティ(雪姫)、今では「昔 刀太と会った」ことを確実に記憶してるハズ。顔を合わせたらどんな表情をするのか楽しみだったりします。ハッ？ もしかしたら刀太の面影から遠からず似ているナギのことを好きになったと考えられない？　だとすると時間軸の矛盾・タイムパラドックスが発生することになるな。

さぁここからお待ちかねの後半！　ヒロイン登場ターイム！　初っ端は2話で登場した結城忍。もっともこの子、男か女かわからないままでしたが「女の子」で確定かな。「刀太さん」と語ってるけど会った時は「刀太センパイ」。思いが募って「さん」呼ばわりに昇格したというところか。
この子は格闘とは無縁なのでいったい何をしに来たのかわかりません。

今回一番驚いたこと その1
どう見ても近衛木乃香と桜咲刹那の孫です。しかも宇宙船が「白鴉(シロイカラス)」って、刹那の由来(白い羽根の烏族と人間のハーフ)から付けられたネームだと思いますよ。あるいは「人造人間キカイダー」の宿敵・ハカイダーが乗っていたバイク「白いカラス」(機種はカワサキＺ III)が元ネタとか。んなわけあるかー！
この二人が揃って"近衛"なのは…やはり二人で結婚したん？

これはネギま最終38巻のエピローグから。二人は共に2017年結婚とあるのですよ。相手は不明なことから「もしかして二人で結婚したの？」という説が当時ありまして、同姓になってるのはソレを裏付けたとも言えるのですが…
尚、エピローグを読んで気づいたのですが小太郎と村上夏美が結婚したのは2015年。つまり今年ですよ！　こりゃ祝いたくなっちゃいますよ。

今回一番驚いたこと その2
こちらは雪広あやかさん！(通称　いいんちょ)　歳にして98歳になります(7月5日生まれなことから来月で99歳)。エヴァや魔族とのハーフで長生きしている龍宮は別として、1988年生まれのネギのクラスメイトが初めて登場だぁー！　ネギまでは明日菜に会いたいがため115歳まで生きましたけれど、そうでなくとも長生きだったのですね。
「あら 私に入れない場所などありませんわ」とはアーティファクト能力から。どんな人物とでもアポなしで面会できる能力なことから仙境館に上陸できたってことです。

あやかの車椅子を押しているのは どーみても茶々丸。ネギの秘書をやっていたけれど今は雪広家に仕えているんですかね。エヴァとの再会は いいんちょ以上に心待ちにしてると思います。
そして いいんちょの孫だろう高飛車な女の子。刀太を勝手に花婿にするつもりらしい。こりゃ否が応でも今後の展開が楽しみになってきましたよ！　最後にアオリが「騒々しさ100％の予感」とあるけれど、ここは「騒々しさ1000％SPARKINGの予感」とすべきだと言っておきましょう。　つづく

UQ HOLDER!(8) (講談社コミックス)