車の整備会社が、整備不良と知りながら渡した代車により、客が死亡しました。
画像:【事故現場】
NHK
24日、「業務上過失致死」の疑いで書類送検されたのは広島市東区に存在する自動車販売・整備
会社の役員・従業員ら5人。
警察の調べによると整備会社は昨年8月23日、新車の納車を待っていた客の男性(30才)に、整備
不良の故障車を代車として、提供。
この代車はエンジン警告灯が点滅し、危険な状態だったにもかかわらず、整備会社は黒いビニール
テープを貼って見えないように隠していました。
同年9月24日、男性は広島市の中国自動車道サービスエリアでエンジンをかけて休憩中、排ガスが
充満し、一酸化炭素中毒でそのまま死亡しました。
事故後の調査で、この代車は排ガス浄化装置「O2センサー」が故障していた上、
画像:【O2センサー(例)】
http://www.carpartkings.com/blog/2014/05/grease-monkey-alert-changing-o2-sensor.html
マフラーも劣化して断裂した状態で高濃度の一酸化炭素が漏れていたことも判明。
画像:【マフラー】
https://en.wikipedia.org/wiki/Muffler
整備会社の部長は
「正常な代車を渡すのが面倒だった」
と容疑を認めましたが、他の4人は
「覚えていない」
と否認しています。
この整備会社は「車検」の際、故障がありながら、ウソの書類を書いて合格させた「虚偽公文書作成」
の疑いでも書類送検されています。
整備会社なのに整備せずに不良代車を渡すとは本当にひどい話ですね・・