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こちらはコメントにて当サイトに直接投稿いただきました記事です
【名無しの鬼女】 さんありがとうございます！

[投稿日時] 2015年09月29日 15:44
■体験談
よく「配偶者や義実家の物は当然自分の物同然！」と思い込む勘違いバカの話は聞くけれど、「婚約者（正確には未だ結納してないけど）家族の物は自分の物になる」と思ってた奴がいた。

弟の結婚が決まった。金が貯まるまでは同居になるらしい。それなら私がいつまでも私物を実家に置きっぱなしにしていては困るだろうと、それまで自宅が手狭なため実家に置かせて貰っていた私の私物（大量の画集や着物、その他小物）を引き上げた。
間もなく弟婚約者から電話があった。挨拶もそこそこに「返して下さい」訳分かんなくて、一体何を？と聞き返したら婚約者「○○（某芸術家）の画集全巻と××の画集…（以下略）と○○○模様の振袖…etc.（全て私の私物）です！」







は？何言ってる、これらは皆私の物だ、返すって何だ？と反論したら、婚約者「貴女（私）は家を出て行った身。実家に置いてあるって事は所有を放棄したんでしょう？それならば、それらは今度嫁に入る私の物になる。だから返せ」…なんちゅう理屈。目玉飛んだわ。
私「それらは家が手狭だったから実家に置かせて貰っていただけ。所有を放棄した訳じゃない！何でお前の物になる？！ふざけるな！」と電話叩き切ったが婚約者は即リダイヤル「とにかくあれは私の物！返せ！どうしてもと言うなら結婚祝いに寄越せ！取りに行くからな！配送の費用は当然お前が…」もうウザいので電話線引っこ抜いた（婚約者は私の携帯番号は知らない）
ちょっと落ち着いたら、ある重大な事に気づく。慌てて携帯で弟に連絡。（なお最初の会話は突然だったので録音してないが、2番目は録音済み）

私「お前の婚約者が私の○○の画集や着物を自分の物だから返せたら寄越せたらと言ってる。お前があげると言ったのか？」
弟「あのなんちゃらって画集？（表記が英語じゃない外国語なので家族は誰も○○という名を覚えられない）あれねーちゃんの宝物だろ、そんな事言う訳ないじゃん」
私「お前、婚約者に家の隅々まで案内したのか？」
弟「まだ結納前だしそこまで立ち入らせてねーよ。リビングとトイレと俺の部屋だけ…あ」弟、気が付いたらしく絶句。


弟の部屋は1階にあり、私の部屋は2階にある。つまり婚約者は勝手に2階に行ってた事になる。しかも私の部屋は私が嫁いだ後、母が自分の貴金属類等の私物を置いて物置にした為常時施錠してある。どうやって開けたかは不明だが（母が施錠し忘れた可能性もあるが）そこに入って画集入ってる段ボールやタンス開けて中を見たのは確実。たとえ両親が婚約者を2階に上げたのだとしても、貴金属が仕舞ってある私の部屋を開けて見せるとは考えられない。事実その後母にその事伝えたら発狂して部屋の私物をチェックしてた。盗られたものは無かったが明らかにかき回した跡があったらしい（母は整理整頓をきっちりするタイプ）
当然婚約破棄となったが、元婚約者、最後まで分かった無かった。「嫁に入ったら義実家の物は嫁の物にもなるのは当然でしょ？」と喚いてた。元婚約者の両親はまともな人で、例の電話の録音聞いたら泣いて「何でこんなバカな事を言う！」と元婚約者を叩いてた。けど何処をどう教育したらこうなっちゃうんだろう。学校で基本的な法律教えるべきなのか？


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