22年間PC系雑誌の編集をやってきましたが、フリーライターの道を歩みだしたいーじまです。
さて、29日のauに続き、ドコモからも「Xperia Z5」の発表が行われました。ソニーっ子としてはIFA 2015で発表されて以来、4K液晶の「Xperia Z5 Premium」のことが頭から離れず、途中「iPhone 6s」が発売され即購入という林檎一色な1日もありましたが、いち早く実機に触れたいと首を長くして日本での発表会を待ち望んでおりました。
んが、ちょうど別件が入ってしまい発表会会場へは伺えず、意気消沈。ところが、先行展示を東京、大阪、愛知、福岡の4カ所でやっているではないですか。これは今すぐ行くしかないとドコモショップ丸の内店へ向かった次第です。
ドコモショップ丸の内店
有楽町の駅から徒歩数分の場所にある丸の内店は、ドコモラウンジと通常窓口が一体となったタイプで店内は広いのですが、先行展示が一体どこで行なわれているのか分からないぐらい地味でした。「Xperia Z5先行展示中」などと横断幕が張られていることを思い浮かべていた筆者としてはちょっと拍子抜け......もう少し盛り上げませんか? しかも、ロゴや型番部分に黒いテープが張られており、知らない人はこれがなんなのかまったく分からない状態。すでに発表ずみだから剥がしましょうよ......。
ロゴ部分にはシールが貼られていた
展示されていたのは、「Xperia Z5 SO-01H」が2機種、「Xperia Z5 Compact SO-02H」が4機種、そしてお目当ての「Xperia Z5 Premium SO-03H」がクロームの1機種。裏側は鏡状態という身だしなみを気にする人にはうれしいのかも? 展示付近にはXperia Z5をいち早く触ってみたい、筆者のようなお客さんもチラホラとおり、入れ替わり立ち代り触っていました。
実は、Android端末をじっくり触るのは約1年ぶり(お仕事で多少は触ってますが)です。この1年は「iPhone 6」にお世話になっておりました。それまでは、日本での初代「Xperia SO-01B」、2年後に「Xperia SX SO-05D」に乗り換え、その2年半後にiPhoneのことも知ろうとiPhone 6に乗り換え、さらに先日iPhone 6sに切り替えました。しかし、ここにきてAndroid OSが恋しくなったのです。そんなときにIFA 2015でのZ5の発表。ちょっと心躍りました。
Xperia SX SO-05Dは銘機だと思う
基本的に、筆者は小さい端末が好きです。片手で操作したいのと、胸ポケットに入るサイズがいいからです。先日買い換えた「iPhone 6s」は4.7型のディスプレイで、胸ポケットに入れるとちょっと飛び出しますが、横幅が抑えられているので片手でも十分操作でき、私的にはギリのサイズ感です。なので今回の場合、本来なら4.6型のXperia Z5 Compactを選ぶべきなのですが、どうしても4Kディスプレイを使ってみたい思いがあり、早く両機を触わり比べてみてどうするか決めたかったのでした。
実際にXperia Z5 Premiumを触ってみたところ、意外と持ちやすくて片手でもギリ操作でき、動作もサクサクなのでファーストインプレッションとしては上々。指紋認証も試してみましたが、iPhone 6sに引けをとらない速さで解除してくれます。Z4で問題になった発熱に関しては、そこまで触ってはいないので分かりませんが、小さい端末好きの筆者でも、これはアリかなと感じました。
指紋認証登録画面。解除はすこぶる反応は良かった
逆に「Xperia Z5 Compact」は、iPhone 6sに比べて厚みがある上(Z5 Premiumよりも厚い)にスクエアなデザインのため、Xperia Z5 Premiumより一回り小さいだけという感覚でした。これで4.6型のディスプレイがフルHDなら、ちょっと心が動かされたかもしれませんが、HDサイズということで新鮮味がなく、ここは初志貫徹Xperia Z5 Premiumを買うことに決めました。
Xperia Z5 Compactもいいんですけど何か足りない
4Kで撮影した動画を、即4Kで見られる。iPhone 6sも4K動画はサポートしてますが、液晶は4Kではありません。筆者の環境には4Kディスプレイはまだ存在しておらず、しばらくは購入予定がないので、4K環境を手に入れるいいチャンスです。すでにドコモのサイトでは予約が開始されており、価格はまだ未定でいくらになるんだろうかとすっごく気になるところですが、発売当日に入手すべく帰宅後すぐにポチっておきました。11月下旬の発売予定まで、また首を長くして待ちたいと思います。
ドコモのサイトで即ポチしましょう
なお、Xperia Z5 Premiumの詳細な仕様については、製品の発表記事をご覧ください。