「NHK紅白歌合戦」で5年連続の白組司会を務めた嵐が今年は降板し、彼らに替わる大物司会者として歌手・北島三郎(78)の名前が急浮上していると、9月29日発売の「週刊女性」が報じている。
北島といえば50回目の出場となった一昨年(2013年)の「紅白」で“究極の大トリ”を務める形で同番組を勇退したことで知られるが、なぜこのタイミングで司会による“復活説”が持ち上がっているのだろうか・・・?→ uwasa
※勇退されたのであれば、違和感は覚えますが。今年もいよいよ年末の風物詩「NHK紅白歌合戦」(2015年12月31日)の司会者、出場者の選考をめぐる話題が世間を賑わす季節になってきた。だが昨今は司会者、出場者どちらを見ても大手芸能事務所が幅を利かせている印象で、出てくる歌手も大きく変わらないので、その年のヒット曲が披露されるというより、各事務所のイチオシアーティストのお披露目会のように感じてしまう。
とはいえ、いわゆる“大御所”的な歌手になると毎年「紅白」に出てくるのが当たり前だったので、もともとそんなものだったのかもしれないが、最近は一昔前の終盤にかけて大物演歌歌手がゴソッと登場してくる単純でもゾクっとするような“マンネリ感”とは違い、何か純粋に歌い手の歌唱力や演出に感動しながら年を越すという番組の根幹が崩れてしまっているような“閉塞感”すら覚える。
その背景には事務所同士の椅子取りゲームがあるようにもみえますし、オリコンチャートが形骸化し、ヒットへの近道は音楽性よりインパクトや裏道に抜けるアイデアが重視される時代の中で、せめて“日本文化の一つ”と言っても過言ではない年末の風物詩「NHK紅白歌合戦」くらいは、フェアな選定のもとに選ばれた司会者、出場者が舞台に立ってほしいと願う。はたして今年の「紅白」にはどのような新風が吹き込むのか期待を寄せたいが、白組の司会者には“ある変化”が起こることが濃厚なようだ。
近年の白組の司会者は嵐が5年連続(2010年〜2014年)で務め、2014年には司会に加え白組のトリも飾ったこともあり、今年は少なくとも嵐ではないとの説が有力なようだ。ちなみに2014年10月16日発売の「週刊文春」には、ジャニーズサイドが昨夏に「紅白」担当の上層部数人に高級店のバームクーヘンを贈ったり、昨年9月に行われた嵐のハワイコンサートにおいて最高級ホテルに招待したり、超高級ブランド品まで“お土産”としてプレゼントしていたと報じられたりもしたが、今年はそうした“根回し”がなかったらしいことも“脱・嵐”を予感させる一因のようだ。
今年はNHKにバウムクーヘンが贈られなかったことが発覚!紅白歌合戦の司会は嵐ではなくSMAPか、それとも井ノ原快彦か…?
(※バームクーヘンレベルの話ではない気もしますけど)
そうしたなか、「紅白」関係者によると意外にも嵐に替わる“大物”には早い段階で目星を付けていたようで・・・?
(以下引用)「実は今年の初めから司会は北島三郎さんでいくと決めていました。視聴者から“サブちゃんがいない紅白は見ない”という苦情がものすごく多かったんです。
しかも、北島さんが司会者として紅白の舞台に戻ってくれば、それこそ話題性は十分ですからね。そのため、“夏の紅白”といわれる『思い出のメロディー』(NHK)の司会に抜擢したのです」(前出・紅白関係者)
(引用元:週刊女性PRIME)
NHKサイドは、「今年の初めから」白組司会として演歌界の大御所・北島三郎(78)に白羽の矢を立てていたという。2013年に「紅白」を勇退したスター歌手だけに往年のファンから熱烈なラブコールがあっても不思議ではないが、こうした重要な情報はこれだけ早い段階に、しかも簡単には漏れないものだけにかえって怪しい気もする。
ちなみに毎年8月に放送される音楽特番「思い出のメロディー」(NHK)は“夏の紅白”とも呼ばれ、最近では2010年に女優・松下奈緒(30)が同番組で女性司会を務めた後、同年の「紅白」でも紅組司会を務めた例がある。だが、いくら北島が今年の「思い出のメロディー」(2015年8月8日放送)で男性司会を務めたからといって、覚悟を決め勇退した「紅白」で司会とはいえ簡単に復帰するとも考えにくい。
なんだかきな臭い話にも聞こえるが、北島には近年不振が顕著な演歌界の活性化の役割を担ってほしいとの期待もあるようで・・・?
(以下引用)「3年前から紅白を仕切っているトップは、演歌なんかいらないと思っている人なんです。各レコード会社の演歌担当者には、まともに会う時間すら割いてくれません。
そんな危機的状況を、北島さんも当然、ご存じのはず。演歌歌手仲間からの“紅白に出て演歌界を盛り上げてください”という声に、男気のある北島さんなら必ず首を縦に振ってくださると思っていますよ」(レコード会社関係者)
(引用元:週刊女性PRIME)
「紅白」を仕切っている「トップ」が演歌をいらないと思っているなら、なぜ先述の「紅白関係者」が北島を推しているのかよくわからないが、NHKの内部でも意見が二分しているということなのだろうか。確かに演歌枠は2013年の「紅白」では北島三郎(78)、森進一(67)、五木ひろし(67)、細川たかし(65)、福田こうへい(39)、氷川きよし(38)と6人が選ばれたが、2014年は北島が抜けた5人(2013年と同じメンバー)がそのまま選ばれ、1名減った5名の出場に留まった。
こうした演歌離れの厳しい現状を鑑みるなら、北島の司会抜擢は演歌界にとっても起爆剤となりうるだろう。だが、NHKが演歌界よりも顔色をうかがっているのはやはり、“あの事務所”との見方もあるようで・・・?
(以下引用)「北島さんの司会の話だって、結局はNHKがジャニーズ事務所の顔色をうかがっているから。ジャニーズ側は、次はV6の井ノ原快彦にしたいけど、嵐からいきなりイノッチじゃ格落ち感が否めない。
だから、今年は北島さんにやってもらうってこと。もちろん、ジャニーさんは意外に男気のある人だから、本心では北島さんに戻ってきてほしいと思っているのでしょうけど、周囲はいろいろ思惑がありますからね。(後略)」
(引用元:週刊女性PRIME)
NHKが顔色をうかがっているのは、ジャニーズ事務所のようだ。これまで5年連続で嵐を司会に起用してきたほか、中居正広(43)も過去に計6度の司会を務めているだけに、そこには何らかの利害関係があるとみられても不思議ではない。NHKの朝の顔として情報番組「あさイチ」でMCを務めるV6・井ノ原快彦(39)はもちろんのこと、SMAPが今年、視聴者参加型音楽番組「NHKのど自慢」の70周年記念キャンペーンイメージキャラクターに起用され、2015年8月30日の放送回にメンバー全員が参加するなど意味深な動きがみられるのも確か。
そう考えると北島はフェイクで、実はSMAP(5人全員での司会経験はない)あたりが本線なのではないかと勘ぐってしまうが、はてさて。あるいはこのタイミングではさすがに難しいかもしれないが、仮に内密に話が進んでいたとすれば、新鮮みがあり結婚にも花を添えたい福山雅治(46)でも面白そう。果たして今年の紅白司会者はどなたになるのか、紅組司会者も含めて注目したいと思う。
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