高校「保健」授業で使われる副教材でまたもや不適切な説明が記載されて

いることがわかりました。

画像:【高校「保健」の副教材】 
高校「保健」の副教材
http://www.mext.go.jp/a_menu/kenko/hoken/08111805.htm

30日に報じられたもの。

文部科学省が作製した高校「保健」の副教材では「がんと生活の関係」が説明されている項目で、

「日本人に関するデータ」として記載されているグラフデータが、実際には約20年前のアメリカ人の

データであることが発覚。

当然ながら日本人とアメリカ人では生活が異なり、がん発生率も後者の方が高くなっています。

このグラフデータは1996年にアメリカ・ハーバード大学が発表した同国内向け調査によるもので、

資料には

「アメリカでの推計値であって日本人とは事情が異なることに注意が必要」

とも注意書きもされていましたが、今回の副教材では引用元はおろか、このグラフデータがアメリカ人

のものであるとの注釈も記載されていませんでした

文部科学省は不適切な表記に

「表題と説明文は、グラフとは別の資料から引用した。
誤りはないが、配置が不適切で誤解を招くので来年度分で修正したい」

と釈明しています。

同副教材をめぐっては「女性の妊娠のしやすさを」示したグラフでも実際の引用元と異なることが発覚。

指摘を受け、差し替えられた後のグラフも不適切だとして、問題が続出しています。

画像:【高校「保健」副教材に記載された「女性の妊娠しやすさ」を示すねつ造疑惑データグラフ】
高校「保健」副教材に記載された「女性の妊娠しやすさ」を示すねつ造疑惑データグラフ
http://mainichi.jp/select/news/20150902k0000m040145000c.html

もし政策のために科学的データさえ意図的に操作したのであれば、どこぞの国とやっていることが

同じですね。Not talking