【画像】うす暗い海底を煌々と照らす光る海の住民。不思議と蛍光する生物達

2015年10月01日

うす暗い海底を煌々と照らす光る海の住民。　不思議と蛍光するその生物達の正体とは？

サメ、魚、サンゴ、ウミガメなど皆さんにお馴染みの海の生き物達。これらの海の生物に海底を美しく照らすような、そんな蛍光機能があったらすごいと思いませんか？　

はい、実はそのような煌きをまとった生物が実は存在するんです。

例えば、ホークビル・シー・タートルはまるでクリスマスツリーのネオンのように美しく輝くことがわかりました。そしてこうした「生体発光する」一風変わった生物が、実は近年続々と発見されているのです。

近年のリサーチではおよそ１８０種もの魚やサメが実にユニークな皮膚機能を持ち合わせており外部からの光を受けて光を別の色に再放射することがわかりました。

海に住む生物もこうやって徐々に進化を遂げて、生きていく上に必要な機能を自分自信で作りあげているということなのでしょうか？

それでは、その蛍光する海の生物達をご紹介します。（ほんの一例です）

１．サメ　（Catshark )

怖い感じがしませんね

２．フラットヘッド　（Two-toned )

赤っぽいオレンジが鮮やか

３．うなぎ　（Green eel )

緑の蛍光がきれい

４．カサゴ

濃い赤色、暗闇に現れたらビックリ

５．オニカサゴ　（Scorpionfish )

周辺を明るく照らしています

６．タツノオトシゴ　（Seahorse )

ずっと見ていたいですね

７．コイの一種　１（Bream ）

ビビットな黄色です

８．コイの一種　２（Bream）

縞模様がはっきり、海底での存在感はバッチリ

停電になった時、自分にこのような機能があったらいいのに・・・とくだらないことを思ってしまいました。　確かに海底に住む生物達がネオンのように蛍光するのは人間からすると綺麗に映るかもしれません。　でもそれが彼達の必須アイテムだとしたら、また生きるためにプラスの手段だとしたら、なんと賢く進化を遂げているのだろう・・・そんな風に関心をしてしまいました。

[via：nationalgeographic]