岡部「なに!? 紅莉栖の乳首からお○ぱいが!?」
- 2015年10月05日 23:10
- SS、シュタインズ・ゲート
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2010.08.14(Sat) 17:52
わりと平和な世界線
未来ガジェット研究所
岡部「ってあれ? なんだ夢か。ふぅーびっくりした」
ダル「……オウフ」
まゆり「えっと……」
紅莉栖「……オノレは開口一番何を叫んどるかー!!!!!」ズドン!!
岡部「ひでぶっ!? よ、洋書の角は痛いッ!! やめてッ!!」
紅莉栖「う、うるさい!! 出る訳なかろーが!! なんつー夢見てんのよ!!」
岡部「そ、そんなもん、俺の夢に言ってくれ!! 不可抗力だろうが!!」
紅莉栖「深層心理ではイヤらしいこと考えてるんでしょ!? エロ同人みたいに!! エロ同人みたいに!!」
ダル「大事なことなので2回言いました!」
まゆり「まゆしぃはガッカリなのです……」
ダル「つーかさ、マジでオカリンどんな夢見てたん?」
岡部「それが……俺もよく覚えていないんだ。洋書の角で頭をぶたれたせいか?」
紅莉栖「グッジョブ私!」
まゆり「いつもの『報告』の夢を見てたんじゃないかなー」
岡部「報告?」
まゆり「だってオカリンね、携帯電話を耳に当てながらお昼寝……お夕寝? してたのです」
岡部「ホントだ……我ながら器用だな」
ダル「ダイヤルQ2の夢を見てた可能性が微レ存」
紅莉栖「いつの時代のHENTAIよ」
岡部「……だが、『紅莉栖の乳首からおっぱいが出た』というセンテンスに何かが引っかかるのだ」
岡部「それが重要な出来事であるかのように、頭に引っかかる……」
紅莉栖「い、いちいち口にするなぁ! バカなの!? 死ぬの!?」
ダル「ルイスちゃんの名台詞ktkr!」
岡部「改めて確認するが、クリスティーナの乳首からはおっぱいは出ないのだな?」
紅莉栖「もう一度ぶたれたいようだな……」ゴゴゴ
岡部「お、落ち着け! 俺の脳ミソが別の世界線の情報をキャッチした可能性がある!」
紅莉栖「へぇ……それで? 私の乳首からおっぱいが出たら世界線が変わるの?」ゴゴゴ
岡部「ひ、ひぃぃ!?」
ダル「オカリン、無茶しやがって……」
まゆり「クリスちゃんに恥じらいが無くなっているのです……」
ダル「そいや、前々から不思議に思ってたんだけどさ」
ダル「エロゲの中には妊娠してないのに母乳が出るゲームがあるじゃん? 母乳ってどういう仕組みで出るん?」
紅莉栖「もしもし、警察ですか」
ダル「ちょ! タイーホはマジ勘弁だお!」
紅莉栖「ってゆーか、そんな常識的な知識も欠如してるの? これだから童貞は」
ダル「いいよぉ……もっと罵ってくれてOKだよぉ……はぁはぁ」
まゆり「ダルくん嬉しそうだねー」
岡部「そ、そうだ! きっと俺は至って健全に、人体の神秘として、おっぱいの出る仕組みを知りたかっただけなのかもしれない!」
紅莉栖「おっぱいおっぱい連呼すなぁ!」
まゆり「でも、まゆしぃもよくわからないのです」
紅莉栖「全く……まぁ、別にエロ知識というほどでもないから、普通にレクチャーしてあげてもいいけど」
紅莉栖「まず母乳を出すためには乳腺が発達する必要がある。そのためにはエストロゲン、いわゆる女性ホルモンが多く分泌される必要があるわ」
紅莉栖「エストロゲン自体は普段から分泌されてるけど、受精卵が着床するともうひとつの女性ホルモン、プロゲステンと同時に分泌量が増えて、これが出産まで続く」
紅莉栖「だけど、エストロゲン自体は母乳の分泌を抑える働きがあるの。だから妊娠中は母乳が出ることは少ない」
紅莉栖「出産後に胎盤が排出されることで体内のエストロゲンが激減、これによって発達した乳腺と母乳が出る環境が整うの」
紅莉栖「次に必要なのは、脳下垂体でプロラクチンを増加させること」
紅莉栖「これは、乳頭に刺激を与える事がトリガーとなってて、母乳生成が活発化する。まぁ、最初はこれが無くても初乳が出るんだけど」
紅莉栖「それだけじゃ母乳は出ないわ。乳腺で生成された母乳を乳頭へ運ぶホルモンが必要」
紅莉栖「これはオキシトシンって言って、母体の脳が赤ん坊のことを考えると増加する」
紅莉栖「だから、母体の脳が過度なストレスを感じると母乳が出にくくなることもあるわ」
紅莉栖「まとめると、
乳首を刺激 ⇒ 脳に信号が送られる ⇒ 母乳生成 ⇒ 母乳噴出 ⇒ 乳首を刺激(お乳を飲む)
,, ,,
ヽ(*゚д゚)ノ < カスイタイー
……とまあ、こんな感じでループしていくわけ」
ダル「先生! 乳首をいじり続ければおっぱいは出るんですか!」ハフー!!
紅莉栖「脳みそに電極をぶっさされたいようね……」ゴゴゴ
ダル「い、いや、妊娠しないと母乳が出ないってのはわかったんだけど、じゃぁエロゲのアレはどういうことなん?」
紅莉栖「なんでもエロゲを中心に考えるな!」
紅莉栖「でも、悔しいけど橋田の言ってることも間違ってはいないのよね」
岡部「と言うと?」
紅莉栖「妊娠してなくても、乳頭の刺激によってプロラクチンが増加して母乳が出ることがある。心因性の可能性も研究されてるけど、よくわかってないわ」
ダル「うはー! 夢が広がりんぐ!」
紅莉栖「馬鹿、本当にそういうこと言わないでよね。ここからは真面目に聞いて」
紅莉栖「そういうのは高プロラクチン血症と呼ばれて、不妊症の原因になるわ。まぁ、薬の服用でかなり解決できるんだけど」
ダル「なんと……ちょっと迂闊なこと言っちゃってごめんお」
紅莉栖「ううん、ちゃんと説明しといて良かったみたい。結果論だけど」
岡部「(俺が知りたかったのはそんな情報だったのだろうか……)」
紅莉栖「他にも、脳下垂体腺腫になれば、妊娠してないのに乳汁分泌が起こることもあるけど、これも不妊症の一種よ」
岡部「脳の病気になる必要があるのか……」
紅莉栖「必要はないでしょーが……どんだけ私の乳首からおっぱいを出したいのよ」
まゆり「そう言えば、おっぱいを揉むとおっぱいが大きくなるっていうのは、ホントなのー?」
紅莉栖「まぁ、それは基本的に無いわね。リンパのケアってことなんだろうけど、適当に揉んだだけじゃ大きくはならないわ」
紅莉栖「他にも、乳頭を刺激してプロラクチンが増加すれば乳腺が発達するわけだから、乳房は大きくなるかな」
岡部「助手の貧相な胸でも妊娠さえすれば大きくなるのだな」
紅莉栖「まぁ一時的だけど……」
紅莉栖「…………」
紅莉栖「表へ出ろ♪」ニコッ
岡部「(あっ)」
2010.08.14(Sat) 18:56
わりと平和な世界線
大檜山ビル前のベンチ
岡部「まったく、助手の分際で俺のことをタコ殴りにしやがって……」ヒリヒリ
岡部「あんのメリケン処女め、ひとしきり暴れたと思ったら御茶ノ水のホテルに帰ってしまった」
ガララララッ
鈴羽「お客さーん。もうウチ閉店だよ? ほら、帰った帰った」
岡部「少し夜風に当たらせてくれ……俺としたことが、"機関"による記憶障害攻撃を受けてしまってな」
鈴羽「……"機関"」
岡部「そうだ。やつらは常に卑劣な手を使ってくる。無論、狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真の手にかかれば―――」
鈴羽「そっか……今日がこのタイミングだったんだ……ブツブツ」
岡部「っておい、話を聞けバイト戦士」
鈴羽「……また、未来の話になるんだけど、いいかな」
岡部「なんだ、5インチフロッピーやMOのハードの回収の続きか?」
鈴羽「そっちじゃなくて、オカリンおじさん……岡部倫太郎の未来の事」
岡部「な、何っ!?」
鈴羽「おじさ……岡部倫太郎はね、ずっとその記憶障害に悩まされ続けることになる」
岡部「……ゴクリ」
鈴羽「あたしの知ってるおじさんは、毎日のように小声でブツブツつぶやいてたよ。紅莉栖の乳首が、おっぱいがって」
岡部「……やはりあれは、単なる夢では無かったのだな」
鈴羽「もちろん病院にも行ったけど、やっぱりキミは特殊能力者なんだよ。簡単に治せるものじゃなかった」
岡部「特殊能力、運命探知の魔眼<リーディング・シュタイナー>を授かってしまったがための受難、というわけか。まったく、能力者も楽ではないな」ククク
鈴羽「未来のオカリンおじさんは寂しそうに言ってた。あの時、紅莉栖さんの乳首からおっぱいが出てたら、何かが変わったのかなって」
岡部「それなんだが、俺は先ほどその件について助手に詰問したところボコボコにされた」
鈴羽「……あきれた。直接聞いたんでしょ」
岡部「う、うむ」
鈴羽「そういうところも嫌いじゃないけどさー。もうちょっとデリカシーっての? あった方がいいよ」
岡部「バイト戦士に説教される日が来ようとはな……」
岡部「だが、俺はそれから冷静に考えたのだ」
鈴羽「何を?」
岡部「本当に紅莉栖である必要があるのか」
岡部「あの時たまたま脳裏をよぎったのが紅莉栖だっただけなんじゃないか、と」
鈴羽「……なるほど。つまり、本質的なところは牧瀬紅莉栖じゃなくて」
鈴羽「女性の乳首からおっぱいが出るところを岡部倫太郎の脳が認識すれば、何かが変わるかもしれない、ってことだね」
岡部「そうなるな」
鈴羽「試してみる?」
岡部「何……?」
鈴羽「一応、あたしだって女性なんだけど……」
岡部「……ハッ!? い、いや、無理にとは言わんぞ!?」
岡部「何よりお前は大切なラボメンだ!! その肢体を実験の為に弄ぶなど……」
鈴羽「バ、バカ! 貸すのは乳首だけだよ。体を全部許すわけじゃない」
岡部「し、しかし、貴様はダルの娘……」
鈴羽「父さんは関係ないでしょ」
岡部「そうは言ってもだな……」アタフタ
鈴羽「……未来のオカリンおじさんは見てられなかったよ。だから、あたしが力になれるんだったら本望」
岡部「未来の話をされるとかなわんな……」
鈴羽「世界線が変動すれば、このことはなかったことになるし……」
鈴羽「だから、岡部倫太郎。あ、あたしの乳首で、おっぱいが出るか試してみない?」
岡部「い、いいのか……?」
鈴羽「キミだから許すんだよ……」
←わずかな隙間→
電柱│フェイリス│看板
フェイリス「(ニャニャーーーーーーーーーーー!?!?!?!?)」
フェイリス「(今日はいつもより早くお店が終わったからラボに遊びに来てみたら)」
フェイリス「(スズニャンと凶真が、授乳プレイ!?!?!?!?)」
フェイリス「(凶真にそんな趣味が……じゃニャくて!!)」
フェイリス「(これってヤバイニャ!? 世界がヤバイニャ!?)」
フェイリス「(と、取りあえずラボに居るはずのマユシィに連絡ニャ!)」ピ、ポ、パ
・・・
まゆり『あー、それはクリスちゃんに伝えてあげるといいかも知れな
コメント一覧
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- 2015年10月05日 23:39
- 乳首からおっぱいが出るの? 母乳じゃなくて? 何それキモイ。
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- 2015年10月05日 23:44
- 何だよこれ・・・(絶望)
-
- 2015年10月05日 23:46
- なにこれ怖いwwwwww
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