2015年度「ノーベル医学・生理学賞」で日本人の大村智(おおむら

さとし 80才)氏が受賞しました。

画像:【大村智氏】 
大村智氏
NHK

5日の午後、今年の「ノーベル医学・生理学賞」が発表され、北里大学名誉教授で同研究所所長

をつとめた大村氏が受賞。

大村氏は熱帯に存在する寄生虫によって引き起こされるオンコセルカ症やフィラリアなどの病気

に対し、劇的な効果のある抗生物質を発見したことなどが輝かしい業績として認められました。

同賞は大村氏のほか、アイルランド出身のウイリアム・キャンベル氏と中国の研究者ヨウヨウ氏

が受賞しています。

医学・生理学賞は3年前に受賞した京都大学教授・山中伸弥氏に続いて3人目。

日本人がノーベル賞を受賞するのは23人目となっています。

大村智 経歴
山梨県生まれ。
県立韮崎高校卒業後、山梨大学学芸学部に進学。
同大学卒業後、東京理科大学理学研究科修士課程修了。
東京大学と東京理科大学から博士号取得。
1968年から北里大学助教授をつとめ、1975年から1984年まで同大教授。
1990年から2008年まで北里研究所所長。
ほか女子美術大学理事長、北里大学生命科学研究所長、北里大学大学院感染制御科学府教授、
米国ウェズリアン大学教授などを歴任。
現在、北里大学特別名誉教授。女子美術大学名誉理事長。

おめでとうございます。Rose