2015年10月06日
これは良い取り組みだよね
三島由紀夫も川端康成も安部公房もみーんな読みやすい文章で難解な物語を書いてる
三島由紀夫「音楽」
>>2
三島由紀夫はあれだけレトリック多用してるのにスラスラ読めるのが凄いわ
やれやれ
ぼくは
(読み辛いです)
常用漢字以外を固有名詞以外で使うのやめて
むしろ読み易すぎてラノベ(笑)とか言って馬鹿にされちゃってんだろ
>>10
それはあるね
表面だけ見て、隠喩とかを理解できてない
川端も公房も破綻した小説が多い
三島はあまり破綻しないけど、単につまらないのが多い
と考えると、やっぱ大江健三郎は天才
>>13
しかし大江の文章は読みにくいという
まぁあれが味なのは分かるけどサ…
難解な物語ならある程度言葉も難解な方が理解はしやすくなるんじゃね
読み手の読解力に期待しすぎることになる
三島読みやすいか?
やはり芥川さいつよ
今年こそはノーベル賞をお願いしますw
三島好きだけども読みやすいとは思わん
>>21
スラスラ読めるけどなぁ
文章が詩的なんだよね。形容詞をひらがなにしたりとか
センターで出てくるような文章はこの逆な事が多い
まあ分かり易かったら問題にならないけど
春樹がブローティガンとかヴォネガットとか言ってたのって初期のころの気が
たしか柴田のMonkeyのコラムで言ってたけど、
平易な文章というより自在にアップデートできる文体を意識してるみたいだね
どういう風にも変化できるニュートラルな文体というかね
>>24
最近は総合小説を書きたいと言ってるな
「いろいろな世界観、いろいろなパースペクティブをひとつの中に詰め込んでそれらを絡み合わせることによって、何か新しい世界観が浮かび上がってくる」って
>>27
最近だとパワーズみたいな感じってことかな
わりと春樹は色んなパースペクティブを表現してると思うけどね
トム・ロビンズよりまじめでピンチョンよりふまじめとか言われたりね
いや、作家としてのオリジナリティーの話だったかな
春樹は訳者としても好きよ
>>28
『ティファニーで朝食を』やカーヴァー全集の翻訳は素晴らしかった
でも『キャッチャー・イン・ザ・ライ』はダメだ。翻訳の質は高いんだけど、やっぱり野崎の訳が標準になってるから、違和感が凄い
サリンジャーの遺作が数年以内に発表されるらしいが、これも春樹が翻訳するのかなあ?
>>30
カーヴァーはCarver's Dazenしか持ってないがよかった
ベトナム戦争もののティム・オブライエンと
あとル=グウィンの猫ちゃんのやつシリーズ大好き
(こっちは春樹じゃなくてもいい気がするけど)
もっとポール・セローとかでないかね
>>35
そういえばあれがあった!
『心臓を貫かれて』これは凄いね
>>39
短編作家ならウィリアム・トレヴァーとか他にいたろうとは思う
北米でアメリカ以外で評価と作品内容的なこと考慮するとマンロー以外いないという
消極的な消去法だったんじゃねーかという風の噂が
これでアトウッドは二十年は受賞ないな
「平易で難解」なら全盛期の筒井康隆のほうが上だな
平易な文で難解なことをいう
橋本治ですねわかります
現れることを期待してる新しい世界観ってのは村上春樹作品の中での新しさなのか村上春樹作品としての新しさなのか
ノーベル賞はそろそろフィリップ・ロスかジョイス・キャロル・オーツにくれ
20年以上候補といわれてるのに一切与えられる気配がない
アップダイクみたく万年候補と言われながら死にそう
>>34
ほんまそれ
どうせアメリカ作家だからやり渋ってるんだろう
ノーベル文学賞はほんとに保守的というか対象が狭いというか…
谷崎とか菊池寛は読みづらいこと読みづらいこと
梶井基次郎とかいう難攻不落
「村上春樹」が好き!
この記事へのコメント
そもそも意味がないのに難解もへったくれもないだろ
たとえば、ノルウェイの森だと異様に自殺者が多いけどなんで死んだのか明確な理由は説明されない。ねじまき鳥だとワタヤノボルの正体とか精神世界の戦いとかそういうのの説明もない。
伏線っぽいエピソードだけばらまいて解釈は読者にまかせるスタイル。
一ページ目でコイツはキモイと思ったらあとは何ページ読んでも意味がない
日本文学だと、埴谷には一ページ目から「あ、これ君向けの本じゃないから^^」と徹底的に拒否されたな
村上春樹に限らず、自分の考えや世の中への怒りを何かで表現しようと一生懸命な人って凄いなと思う。
三島と比べられるのは流石に村上春樹が可哀想だわw
三島由紀夫は次元が違いすぎる。
普通に育って普通の教育受けてるやつなら
三島由紀夫と村上春樹を比べようなんてしないと思うんだが。
やれやれ
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