戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://horahorazoon.blog134.fc2.com/blog-entry-7780.html


(⌒,_ゝ⌒)「最近楽しいことないな、何かあらへんかな」ゲームの神「やあ」 : ホライゾーン - SSまとめサイト

(⌒,_ゝ⌒)「最近楽しいことないな、何かあらへんかな」ゲームの神「やあ」

≫ EDIT

2015-10-07 (水) 12:01  その他二次創作SS (⌒,_ゝ⌒)   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 02:45:50.22 ID:TwwX4UbjO

(⌒,_ゝ⌒)「おーん?なんやお前」

神「僕はゲームの神様だよ」

(⌒,_ゝ⌒)「何わけわからんこというとんねん」

神「あれ?」

(⌒,_ゝ⌒)「しょうもないこと言ってないではよ寝ろガキ」

(⌒,_ゝ⌒)「ぶっ殺すぞ」

神「ひどいなぁ」





2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 02:47:40.66 ID:TwwX4UbjO

神「君は有名実況者じゃないのかい?」

(⌒,_ゝ⌒)「そんなんもうずっと前の話や」

(⌒,_ゝ⌒)「今でこそ何とか続けてるけどもう惰性に近いねん」

神「…ふーん」

(⌒,_ゝ⌒)「つーかなんや、お前俺の事知っとるんか?」

神「うん、もこうさんでしょ?本名馬場豊」

(⌒,_ゝ⌒)「クソが!」




3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 02:49:28.14 ID:TwwX4UbjO

(⌒,_ゝ⌒)「何で面割れとんねん!ほんま頭おかしいわ特定厨はよぉ!」

神「いや、君が目立つ行動ばかりしているからだと思うけど」

(⌒,_ゝ⌒)「やかましいんじゃ」

(⌒,_ゝ⌒)「用無いんか?だったらとっとと帰らんかい」

神「まあまあ慌てないでよ」

神「ちょっと僕と話をしようじゃないか」

(⌒,_ゝ⌒)「おーん?」





4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 02:51:01.61 ID:TwwX4UbjO

神「君、最近どう?」

(⌒,_ゝ⌒)「なんやお前」

(⌒,_ゝ⌒)「口の聞き方に気つけろよ」

神「まあまあ、答えてよ」

(⌒,_ゝ⌒)「…せやな」

(⌒,_ゝ⌒)「…最近は…楽しいことも少なくなってきたな」

神「へーえ、ゲームがあるのに?」

(⌒,_ゝ⌒)「…」




5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 02:53:03.27 ID:TwwX4UbjO

(⌒,_ゝ⌒)「俺が言えたことでもないがな」

(⌒,_ゝ⌒)「最近のゲームは目的でなく手段にやってる気がするんやな」

神「というと?」

(⌒,_ゝ⌒)「簡単なことや」

(⌒,_ゝ⌒)「金稼ぎの手段や」

(⌒,_ゝ⌒)「ゲームを純粋に楽しめない奴らが多くなりすぎてんねん」

神「…ふーん?」

(⌒,_ゝ⌒)「なんやこら、言いたいことでもあるんか?」




6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 02:54:47.11 ID:TwwX4UbjO

神「いや、本当に君が言えたことじゃないなぁと思ってね」

(⌒,_ゝ⌒)「…せやろか」

(⌒,_ゝ⌒)「…せやなぁ」

(⌒,_ゝ⌒)「…厨ポケ狩り講座の時は俺も純粋にゲームを楽しんどった」

(⌒,_ゝ⌒)「…いつからこうなってしまったんかな」

神「…」

神「…後悔してるかい?」

(⌒,_ゝ⌒)「…さぁな」




7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 02:56:49.22 ID:TwwX4UbjO

神「君は、さ」

(⌒,_ゝ⌒)「あ?」

神「すごく弱い人間だよね」

(⌒,_ゝ⌒)「何いきなり喧嘩売っとんねん、しばくぞコラ」

神「ほら」

神「そうやって強い言葉に自分の弱さを隠してる」

神「それは弱い人間のすることだよ」

(⌒,_ゝ⌒)「やかましいんじゃ、お前に俺の何が分かんねん」

神「分かるさ、だって僕はゲームの神だよ?」

(⌒,_ゝ⌒)「出たわ、電波をリアルに持ち込むんじゃねぇ!」

神「…」




8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 02:58:50.88 ID:TwwX4UbjO

神「…」パチン

(⌒,_ゝ⌒)「ん?」

神「…おいで、ボーマンダ」

(⌒,_ゝ⌒)「おふぉおおおお!?」

ボーマンダ「キシャァァァァァ!!!!」

(⌒,_ゝ⌒)「ななななな、なんやねん!?」

(⌒,_ゝ⌒)「どういう手品やねん!?」

ボーマンダ「キシャァァァァァ!!!!」

(⌒,_ゝ⌒)「ちょ、おま」

神「だから言ったでしょ」パチン

ボシュゥ

(⌒,_ゝ⌒)「消えよった…」





9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:01:06.50 ID:TwwX4UbjO

神「僕はゲームの神だよ」

神「ゲームに関することならいくらでも無制限に具現化できる」

(⌒,_ゝ⌒)「う、嘘つけや」

神「今のを見ても信用できないのかい?」

(⌒,_ゝ⌒)「当たり前じゃ」

神「…じゃあさ」

神「もし、仮に僕が本当にゲームの神だとしてさ」

神「ゲームに関してことのなら、君に1つだけなんでも願いを叶えてあげると言ったらどうする?」

(⌒,_ゝ⌒)「…」




11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:03:11.33 ID:TwwX4UbjO

神「そうなったら、君は僕に何を望むかな?」

(⌒,_ゝ⌒)「…ゲームに関して一つだけ、か」

神「うん」

(⌒,_ゝ⌒)「…そうやな、ぷよで全一になるのも悪くない」

(⌒,_ゝ⌒)「神読も欲しいな」

神「なんでも一つだけ、叶えるよ」

(⌒,_ゝ⌒)「…ははっ、仮の話じゃないんかい?」

神「建前は好きじゃないんだ」

(⌒,_ゝ⌒)「せやなぁ」




12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:05:20.04 ID:TwwX4UbjO

(⌒,_ゝ⌒)「…願い…というほどでもあれへんが」

(⌒,_ゝ⌒)「…もし、俺がゲームに関わることがなかったら」

(⌒,_ゝ⌒)「…いや、ちゃうな」

(⌒,_ゝ⌒)「…もし、この世にゲームなんて存在しないとしたら」

(⌒,_ゝ⌒)「仮想世界なんてあらへん世界なら」

(⌒,_ゝ⌒)「…今より、俺は真っ直ぐ生きてこれたんやろか」

神「…」

神「ふふ」

神「やっぱり君は面白いね」




13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:09:47.99 ID:TwwX4UbjO

神「ゲームそのもの否定するのかい」

(⌒,_ゝ⌒)「…もう、疲れたんかもしれへんな」

(⌒,_ゝ⌒)「…いくら仮想の世界で強くなったところで、地位を得たところで」

(⌒,_ゝ⌒)「そんなもんは、仮想や、幻想やねん」

神「そっか」

(⌒,_ゝ⌒)「あやふやな願いやけど、叶えられるもんなら叶えてみろや」

神「いいよ」

(⌒,_ゝ⌒)「ひょっ!?」

神「叶えてあげる」

神「君のその曖昧な願い、僕が叶えてあげるよ!」パァァァ

(⌒,_ゝ⌒:;.:...「おわぁぁぁぁぁぁ!!!」




14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:12:07.58 ID:TwwX4UbjO




豊「…うん?」

豊「ここは、どこだ?」

豊「…あれ?」

豊「…俺は確か…ゲームの神様とやらに」
 
母「豊ー!まだ寝てるのー!?」

豊「…」

豊「…なんだ、この喋り方」

豊(確かに実況者としてキャラ付けっぽい関西弁ではあったけど)

豊「…何か…おかしい」




16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:14:04.85 ID:TwwX4UbjO

豊「か、母ちゃん!」

母「いつまで寝てるの?今日は早いんでしょ?」

豊「早い?」

母「学校遅刻するわよ?」

豊「…学…校…?」

豊(…なんだ?何が起きてる?)

豊(…どうなってんだ?)

神「やあ」

豊「うわ!?」

母「?」

神「お気に召したかい?」




17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:16:25.59 ID:TwwX4UbjO

豊「お、お前俺に何したんだよ!?」

神「何って、君の願いを叶えただけだよ」

神「君がもし、ゲームに関わらなかったら」

神「その願いを叶えただけさ」

豊「…ま、マジだったのよ」

神「あと、僕は君にしか見えない、気をつけた方がいいよ」

母「…あんたどうしたの?」

豊「な、何でもない!学校行ってくる!」




18: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:22:30.25 ID:TwwX4UbjO

豊(…訳わかんないけど)

豊(悩んでてもしょうがない、とりあえず学校行くか)ガチャッ

ギャシャァァァぷよぷよぷよぷよビチャビチャビチャ…

豊(…)

豊「…」

豊「はぁぁぁぁぁ!?!?!?」

神「残念だけど僕には概念を消す力も権限もない」

神「あるのは概念の「位置」の移動さ」

神「君の言う仮想世界は仮想世界じゃなくなった」

神「つまりこれは君が言うところのゲームじゃない」

神「これは、歴とした現実なんだよ?」

ボーマンダ「ギャシャァァァ」

クルーク「銀の月!!」

イカ「ビチャビチャビチャ」

神「さぁ、豊君、存分に楽しむといいよ」

豊「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」




19: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:27:52.31 ID:TwwX4UbjO

豊「どうなってんだ!?」

神「だから言ったでしょ?」

神「この世からゲームという存在を消すことができないんだから」

神「君の定義するゲームを「こちら」へ移動させた」

神「引っ張ったんだ」

豊「そんなもん叶ってないじゃねーか!」

神「そうかな?」

神「少なくとも、実況者としての君は生まれないはずだよ?」

神「オセロ実況者なんて見たことあるかい?」

豊「…」




20: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:32:19.25 ID:TwwX4UbjO

神「そうしてひとつの弊害も生まれた」

豊「は?」

神「ありとあらゆる君の定義したゲームが現実世界へ流れ込んできた」

神「これが何を意味するか、わかるかい?」

豊「…わからん」

神「要するに、皆ゲームを具現化できるのさ」



「喰らえ!ロックバスタァーーー!!!!!」

「ぐぁぁぁぁぁぁあああ!!!」



神「この世界で一番強いのは、頭がいいやつでも、体がでかいやつでも、お金を持ってる奴でもない」



「よし、金よこせ」

「くそぉぉ…」



神「ゲームが強い奴だ」

豊「死ね!!!!!!!!!」




21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:35:07.85 ID:TwwX4UbjO

豊「なんなんだよ!これ!」

豊「お前俺の願いなんもわかってねーな!!」

神「仕方ないじゃない、僕の権限と力で出来るのはこれが限界なんだから」

神「簡単に言えば、皆がゲーム実況者だったらもこうは生まれない」

神「オーケー?」

豊「…ちっ」

神「まぁ、せいぜい足掻いてみるといいよ」

神「頑張ってね」

豊「おい待て!コラァ!」




23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:37:43.85 ID:TwwX4UbjO

豊(…学校まで来ちまった…)

豊(…糞…ありえないだろこんなの…)

豊(…大体ゲームを具現化って意味がわからん、ぷよぷよとかどうなってんだよ)

豊(…はぁ)

「おーい、豊」

豊「ん?」

「ぷよぷよしようぜ、ぷよぷよ」

豊「…」

豊「はあ?」




24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:40:12.05 ID:TwwX4UbjO

豊「そんなもん一人で…」

豊(ってそうか、完全対人専用になってんのか)

豊「…」

豊(…まぁ、なれるのもアリだな)

豊「いいぞ」

「よし、じゃあ負けた方は5千円な」

豊「は!?」

「なんだよ?いいぞっていっただろ?」ニヤニヤ

豊「…あー」

豊(…成程、俺はカモられてんのか)

豊「…オーケー、わかった」




25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:44:41.91 ID:TwwX4UbjO

「サモン!ドラコ!」

ドラコ「まっけないからねぇ!」

豊「うお」

豊(…すげぇ…完全に具現化してる)

豊(…と同時にぷよ画面も具現化された…)

豊(…立体だとすげぇな、これ)

豊「…えーと」

「なんだよ、ビビったのか」

豊「…出てこい、ウィッチ…?」

ウィッチ「おいっス♪」

豊(出てきた…そして可愛い…)




26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:50:29.07 ID:TwwX4UbjO

豊「よろしくな、ウィッチ」

ウィッチ「よろしくー」

豊「…ってどうやるんだ?この場合」

ウィッチ「あー、御主人様はぷよぷよをするのが初めてですのね」

豊「いや、初めてじゃねーよ」

ウィッチ「えっ?」

豊(あ、そっか、こっちじゃ初めてか)

ウィッチ「やり方を説明しますわ」

ウィッチ「私とあなたで自由落下するぷよを指で動かして操作するんですの」

豊(すっげぇ物理的だな)

ウィッチ「上には動かせませんから注意してくださいね?」

ウィッチ「最初は負け試合ばっかりだけど頑張って楽しみましょう!」

豊「…」


START!





27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:53:48.27 ID:TwwX4UbjO

「ふへへ、ドラコ行くぜ!階段で責めるぞ!」

ドラコ「まっかせて!」

「よし、これはここだ!」

ドラコ「待ってよ!これはここがいいよ!」




豊「…成程」

豊「…あぁやるのか」

ウィッチ「ゆ、豊さん!始まってますよ!」

豊「あぁ、うん」

ウィッチ「と、とりあえず私達も階段で…」

シュババババババ!!

ウィッチ「…え?」

豊「…とりあえずGTR組んで…ここでつるかめいれてみるか…あぁ、テトリスじゃないから右積みしなくていいとして…」ブツブツ

ウィッチ「ゆ、豊さん…?」




28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 03:58:13.10 ID:TwwX4UbjO

「よし!できた!」

ドラコ「完璧な階段だよ!」

「いけ!ドラコ!六連鎖だ!」

ドラコ「…グレートファ…!」

ウィッチ「ビッグバン!」

ドラコ「」

ウィッチ「ビッグバン!!」

「え、ちょ、ま」

ウィッチ「ビッグバン!!!」

ウィッチ「ビッグバン!!!!」

「う、うわぁぁぁぁぁあ!!!!」

豊「十一の、刃」

ドゴォォオオオン!!!

ドラコ「…ふぇぇ~…!」




29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 04:00:37.95 ID:TwwX4UbjO

豊「…よっわ」

ウィッチ「す、凄いですわ!豊さん!」

豊「…そうかぁ?」

「く、クソっ!」ダダダダ!

ドラコ「あー!待ってよ!」ダダダダ!

豊「行っちまったな」

ウィッチ「あ、5000円貰ってないですよ」

豊「あー…」

豊「いや、いいんだ」

豊「…ぷよは、金儲けの道具じゃないから…」

ウィッチ「…」




30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 04:02:44.83 ID:TwwX4UbjO

豊「ごめんな、ウィッチ」

ウィッチ「え?」

豊「俺一人でやっちゃって」

ウィッチ「いえいえ♪」

ウィッチ「凄かったですわ!豊さんの十一の刃!」

豊「…言ってたのか…」

ウィッチ「これなら、どんな人にでも勝てます!」

豊「…勝つ…か」

豊「…ふん」




31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 04:03:11.36 ID:TwwX4UbjO

ここまで




33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 04:05:55.51 ID:TwwX4UbjO

ちなみに(⌒,_ゝ⌒)←こいつの一人称がワイじゃないの理由はもこうは実況動画ではワイよりも俺や僕を多用するから

はよぷよテトあげてくれや先生




36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 05:24:44.38 ID:jUrAELoTO

もこうはこんなバリバリの関西弁じゃなくね?
でも普通に喋ってる所が想像できない




37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/28(月) 06:52:19.02 ID:SlJVKQu70

(⌒,_ゝ⌒)<さざめけ・・・!



46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 04:48:16.37 ID:tjV4hwpcO

基本的にぷよぷよ以外の事に脳を使わない王



47: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 12:49:17.13 ID:G6k+Ik4vO



神「やあ、どうだったかな?」

豊「どうだったもこうだったも無い」

豊「最悪だ」

神「ひどいなぁ」

神「君の望みはかなったはずだよ」

豊「予想外の形でな」

神「じゃあ元の世界に戻りたいかい?」




48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 12:52:28.27 ID:G6k+Ik4vO

豊「…」

神「ね?」

豊「分かったような顔すんなよ」

神「分かるよ、君のことならなんでもね」

豊「…」

神「君の中で「ゲーム」がどう言う意味を持つのか」

神「それがわかるまで、ここにいるといいよ」

豊「…ちっ」




49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 12:55:33.01 ID:G6k+Ik4vO

豊「…ウィッチ」

ウィッチ「おいっス♪」

ウィッチ「豊さん、昼間はすごかったですわね」

豊「…すげぇ高性能だな」

ウィッチ「え?」

豊「だってお前はゲームのキャラクターだろ」

豊「AIにしても凄すぎ…」

ウィッチ「げえむ?きゃらくたー?」

豊(…あぁ、そっか)

豊「なんでもないよ」




50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 12:57:53.07 ID:G6k+Ik4vO

豊「それにしてもウィッチは普段どこにいるんだ?」

ウィッチ「…?」

豊「呼んだら出てくるだろ?呼ぶまではどこにいるんだ?」

ウィッチ「さあ」

豊「さあって…」

ウィッチ「わたし達ぷよぷよと呼ばれるジャンルの生物は貴方達に呼ばれるまで生まれません」

豊「…は?」

ウィッチ「記憶を引き継いでいるだけで、この前呼び出した個体とは全く別物だと思いますよ」

豊「ど、どういう…」




51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 12:59:55.56 ID:G6k+Ik4vO

ウィッチ「私達は何処にも居ないし、でもどこからでも生まれる」

ウィッチ「初めからこの世界にいた、この世にはいない存在なんですよ」

豊「…」

豊「怖く、ないのか?」

ウィッチ「さぁ、呼ばれてない時のわたし達は豊さん達で言う寝ているもののようなものですから」

ウィッチ「…ただ」

ウィッチ「自分のルーツが分からないのは…怖いですね」

豊「…」




52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 13:03:24.79 ID:G6k+Ik4vO

ウィッチ「私達は、誰に望まれ、どこから生まれ、そして何の為に生きているのか」

ウィッチ「…それが分からないのが、怖い」

豊「…」

ウィッチ「…変ですね、私」

豊「いいや」

豊「変じゃないよ」

ウィッチ「…」

豊「誰だって自分のルーツがわからないのは怖いもんだ」

ウィッチ「…じゃあ、豊さんには、私が存在してる意味、分かりますか?」

豊「…さあ」

ウィッチ「…ふふ、ですよね」

ウィッチ「変なこと聞いてすいません」




53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 13:08:02.54 ID:G6k+Ik4vO

ウィッチ「そろそろお休みくださいな、豊さん」

豊「おう」

ウィッチ「では」

豊「じゃあな」




神「…どうだった?」

豊「何がだよ」

神「彼女と話して、さ」

神「彼女は自分のルーツを知りたいと言ってたけどそれは無理だ」

神「この世界でゲームという立ち位置を失ってしまった彼女達にルーツも生きる意味もない」

神「無いものは、知りようがないよね」





54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 13:16:42.64 ID:G6k+Ik4vO

豊「…」

神「この世界では確かに彼女達は手段という役割を与えられている」

神「ただし手段は目的には成り得ない」

神「だからこそ誰も彼女達を気にもとめないし、消えたとしても何も思わない」

神「ふふ、皮肉だね」

豊「何が?」

神「君の中のゲームの立ち位置を移動させたら、こういう世界が生まれた」

神「つまり、君がゲームをどう思っていたか」

神「明々白々だ」




55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/29(火) 13:25:00.78 ID:G6k+Ik4vO

神「君はゲームを愛しすぎるあまり、ゲームが手段になりつつあるあの世界を忌み嫌った」

神「世界を、そして自分自身を」

神「…君のルーツは、何かな?」

豊「…」

豊「…俺は…」

豊「…ゲームが好きな、ただのガキだよ」

神「…そうだね」

神「わかってるじゃないか」

豊「俺は…」

神「もう少しこの世界にいるといい」

神「君の答えは見つけた」

神「あとは、もこうの答えを見つけるだけだ」

豊「…もこう…」




69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:08:21.10 ID:lHB0lAlYO

豊「…」

豊「…もこうの答え」

豊「…もこうのルーツ」

豊「…なぁ、神様」

神「おや?とうとう認めたのかい」

豊「…嫌々ながらな」

神「ふふふ、そうか」

豊「もこうは、何なんだ?」

神「…それを僕に聞いてどうするの?」

豊「…」

神「一つだけヒントをあげる」

神「もこうのことは、誰よりも君が良く知っている」

神「…僕はただの視聴者でしかないんだよ、豊君」

豊「…」




70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:10:01.70 ID:lHB0lAlYO

神「もこうのルーツ」

神「実況者もこうは何を望んでいたのか」

神「それを知ることが、君にとってのこの世界での役割だ」

豊「…俺の、役割」

神「せいぜい悩み苦しむといい、僕は神様であって」

神「救いの女神ではないんだから」

豊「…」

豊「くそ…!」




71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:13:08.72 ID:lHB0lAlYO

学校

「豊!お前スゲェじゃん!」

豊「…ん?」

「あいつに勝ったんだろ!?お前ってぷよぷよ強かったんだな!」

豊「…あぁ、まあ」

「すげーよ!あいつ一番強かったのに!」

「真の強者は不意打ちを外さないんだな!」

豊「…不意打ちいうな」

「へへ、すげーよ」

「次は俺とポケモンしようぜ!」

豊「…」

「…豊?」

豊「…あぁ、いいぞ」

豊「ポケモン、やろう」ニコッ




72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:15:47.30 ID:lHB0lAlYO

豊「なぁ!?」

「へへへ、すげーだろこれ!」

「昨日偶然見つけた滅びの歌のハメ技だぞ!」

豊「ちょ!もう一回だ!」

「次は俺とやろうぜ!」

豊「よし!かかってこい!」



「へへへへへ、どうだ!」

豊「お前!呼吸するように催眠術使うなよ!」

「それも戦法のうちだよ!」



豊「偶然から必然への昇華となる」

「うぜえええええええええ!もう一回だ!豊!」

豊「よっしゃ来い!」




73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:18:48.77 ID:lHB0lAlYO

イカ

豊「おかしいだろ!?」

豊「何でチャージャーそんなにあたんだよ!」

「豊は訳わかんない塗り方するしな」

「それでいて動きが単調だから狙いやすい」

豊「くううう…!」

「へへ、Splatoonに関してはカモだな、カモ」

豊「ちくしょおおおおお!もう一回だ!もう一回だ!」

「…」

豊「…な、なんだよ?」

「…いや、楽しそうだなと思ってさ」

豊「…はぁ?」

豊「何言ってんだ」

豊「メチャメチャ、楽しいよ…!」




74: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:22:23.63 ID:lHB0lAlYO

豊(あぁ、そうか)

豊(例えこの世界でのゲームの役割が変わったとしても)

豊(…楽しさは変わらないんだ)

豊(…どんな世界でも楽しさは不変じゃないか)

豊(馬鹿だな、俺は)

豊「…ウィッチ」

ウィッチ「おいっス♪豊さん!」

「お!?次はぷよぷよか!?」

「俺も混ぜてくれよ!」

ウィッチ「わぁ、大人気ですね?」

豊「かもな」



豊(役割じゃない、手段じゃない、作業じゃない)

豊(何を忘れていたんだ、俺は)

豊(ゲームは、娯楽だ)


豊「よし!お前らかかって来い!」




ガシャァァァァァン!!!!!




75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:26:48.53 ID:lHB0lAlYO

豊「…!?」

ウィッチ「キャァァァァ!!!!」

豊「な、なんだ!?」

「…うぐぅ…痛え…!」

「だ、大丈夫か!?」

「ひ、ひどい!ガラスが…!」

豊「な、なんだ…?」

豊「誰だお前!」

「…」




神「ゲームは娯楽だ」

神「それに気付いてくれたことはとても嬉しいよ、豊君」

神「君は言わばこの世界でたった一人のゲームをゲームと考えることのできる人間だ」

神「だからこそ、彼は君を許さない」




76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:31:26.73 ID:lHB0lAlYO

神「この世界の、イレギュラーを許さない」

神「上り詰めた自身の位置を奪い、押しのけた君を許さない」

神「今や、娯楽という事も忘れ、人としての道を外れ、押し退けられたその存在は」

神「一つ上のシステムと言う概念へ移行する」

神「…あれは、この世界での本当の、君だよ」

神「実況者もこうの成れの果て」

神「狂戦士、もこうだ」

神「まぁ、許しておくれよ」

狂戦士もこう「…」








神「僕としちゃ、多少のイベントの一つや二つ、あった方が退屈しないしさ」






77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:34:20.13 ID:Kr3KSCQQo

狂戦士もこうの字面ワロタ



78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:35:23.57 ID:lHB0lAlYO

豊「誰だてめえはあああ!!!」ダッ!

狂戦士もこう「…」スッ

豊「…!?」ダァン!!

豊「…か、は…!」

神「…気をつけて、豊君」

豊「…お、前…」

神「彼はこの世界での君、文字通り、この世界で王となった男だ」

神「そいつが今や、君という存在に押し退けられたことによって、世界のシステムと混ざり合い因果率以外のすべてを操る事のできる力を得た」

豊「…な、んで…?」

神「さぁね、ただ一つ言えることは」

神「彼の目的は、君の殺害だってことさ」

狂戦士もこう「…」ダッ!




79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:38:30.46 ID:lHB0lAlYO

豊「…!」

豊(…来る…!やばい…!)

豊「らぁっ!」ガシャアン!

狂戦士もこう「…」スッ

ガシャアン!

豊(…念力…?なんだこいつ…マジもんの化け物じゃねえか…!)

狂戦士もこう「…」ガシャアン!ガシャアン!ガシャアン!

豊「…意味…分かんねぇ…」

豊「…ゲームに絶望しただけでこうなっちまうのかよ…」

狂戦士もこう「…」

豊「…クソっ!」ダッ!




80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:40:56.37 ID:lHB0lAlYO

豊「…おい!てめぇ!」

神「なぁに?」

豊「神様なんだろ!?今すぐあいつを消せよ!」

神「それは無理だ、いや、やりたくない」

豊「はぁ!?」

神「彼はこの世界でゲームに狂ってしまった男だ」

神「そんな彼に対してゲームの神である僕がどうして罰を与えられるのかな?」

豊「…ちっ…」

ガシャアン!

豊「…もう来やがった…!」




81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:44:03.25 ID:lHB0lAlYO

狂戦士もこう「…」

豊「…くそ!」

狂戦士もこう「…」スッ

豊「…うっ…おおお!?」

豊(引きずられる!?)

ガシィ!!

豊「…てめ…この…」

豊「…はなしや…が……!」

狂戦士もこう「…」グオッ!

豊「…!」




82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:47:10.13 ID:lHB0lAlYO

豊(…ちくしょう)

豊(…まだ、なんにもしてねぇよ…)

豊(…どこのどいつだ…こんな迷惑を願ったやつは…)

豊(…あぁ、俺だ)

豊(…そうか、この結果が俺の願いの果てなら)

豊(…俺の願いは…死にたいってことだったのかな)

豊「…」

豊「ゲーム、オーバー…か」



ドゴォォオオオン!!!

豊「な」

豊「…ッチ…?」

狂戦士もこう「…」グルン!

ウィッチ「…手が離れた…!今の内に…逃げて!もこうさん!」




83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:49:27.13 ID:lHB0lAlYO

豊「…ウィッチ…」

豊「…何だよ…それ?」

ウィッチ「…思い出しましたの」

ウィッチ「…私の役割を」

ウィッチ「…設定を、目的を」

ウィッチ「…もこうさん…!」

豊「…お前…!」

ウィッチ「いずれ大魔導師になる私に、念力の類は通用しませんわ!」

ウィッチ「かかってらっしゃい!」

ウィッチ「ぶち殺すぞクソガキが!ヴォイ!ですわよ!」

狂戦士もこう「…」ダッ!

豊「ウィッチィィィィーーーー!!!」




84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:54:26.95 ID:lHB0lAlYO

神「ははっ!」

神「凄いよ!」

神「君のゲームに対する愛は本当に興味深い!」

神「君の願いは、僕の作ったこの世界と君の元の世界の」

神「因果率も関係性も全て飛び越えて、あのキャラクターに伝わった!」

神「さぁ、後は君次第だ」

ウィッチ「十一の刃!終焉の兆し!ビクトリーロード!オールグリーン!」ドゴォン!ドゴォン!ドゴォン!ドゴォン!

神「君のルーツを知るといい!もこう!」

豊「…」

豊「…」

豊「…と、思ってんだ」

豊「…おい」

狂戦士もこう「…」グルン!

豊「…俺を」








(⌒,_ゝ⌒)「誰やおもてんじゃコラぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!!!!」




85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:57:01.80 ID:lHB0lAlYO

狂戦士もこう「…」ビクッ

(⌒,_ゝ⌒)「だいたい情けないんじゃお前コラァ!」

(⌒,_ゝ⌒)「なんじゃその格好!」

(⌒,_ゝ⌒)「そうやって自信過剰やからお山の大将とかチンパンとかいわれんねん!」

狂戦士もこう「…」

(⌒,_ゝ⌒)「こっち向けコラァ!」

(⌒,_ゝ⌒)「しょうもないわ、ほんま!」

(⌒,_ゝ⌒)「お前が何に絶望しようとも、お前はお前やねん!」

(⌒,_ゝ⌒)「なんでそう深く悩むねん!」




86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 02:59:31.70 ID:lHB0lAlYO

(⌒,_ゝ⌒)「いいか!?よく聞けよ!」

(⌒,_ゝ⌒)「お前はお前や!ほかの誰でもない!」

(⌒,_ゝ⌒)「お前はこの世界でゲームが手段であることに対して絶望したいうたなぁ!?」

(⌒,_ゝ⌒)「だったらお前がこの世界を変えんかい!」

(⌒,_ゝ⌒)「お前は、俺なんかとは違う、本物の王やろうが!」

(⌒,_ゝ⌒)「お前は、誰よりも」

(⌒,_ゝ⌒)「俺は、誰よりも」





(⌒,_ゝ⌒)「ゲームを愛しとるんじゃあああああああああああああああああ!!!!!!!」バキィッ!!!!




パリィン…!




87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:01:34.99 ID:lHB0lAlYO

(⌒,_ゝ⌒)「…」

(⌒,_ゝ⌒)「豊ももこうもお前も」

(⌒,_ゝ⌒)「何の違いもないんや」

(⌒,_ゝ⌒)「ただゲームが好き、それだけや」

(⌒,_ゝ⌒)「素晴らしいことやないか、お前がそんなになるほどお前は深くゲームを愛しとったんやで」

(⌒,_ゝ⌒)「お前のルーツは、俺のルーツは」

(⌒,_ゝ⌒)「ゲームが好き」

(⌒,_ゝ⌒)「それだけで、ええやんか」

狂戦士もこう「…」




88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:03:23.18 ID:lHB0lAlYO

狂戦士もこう「…」

狂戦士もこう「…素直やな」

(⌒,_ゝ⌒)「そうか?」

狂戦士もこう「…俺も…お前みたいに吐き出せたら良かったんやな」

(⌒,_ゝ⌒)「…せやな」

狂戦士もこう「…」

(⌒,_ゝ⌒)「正気に戻ったらええねん」

狂戦士もこう「…」

(⌒,_ゝ⌒)「ゲームは、娯楽や、皆楽しくがモットーやで」

狂戦士もこう「…そうやな」




89: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:05:24.48 ID:lHB0lAlYO

神「…」

神「なるほど」

神「凄いね、君は」

(⌒,_ゝ⌒)「なんやこら、ぶち殺すぞ」

神「元に戻らないで欲しい気もするけど」

神「なるほど、確かに君も豊もルーツは同じ」

神「だって同一人物なんだから」

(⌒,_ゝ⌒)「…」

神「いやぁ、いいものを見せてもらったよ」

神「…その心、忘れないでいてくれるかい?」

(⌒,_ゝ⌒)「当たり前じゃカス、はよ戻せボケ」




90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:09:32.81 ID:lHB0lAlYO

神「この世界はどうだった?」

(⌒,_ゝ⌒)「最悪や」

神「…」

(⌒,_ゝ⌒)「…でも、悪くなかったで」

ウィッチ「…お別れ、ですか?」

(⌒,_ゝ⌒)「そうやな」

ウィッチ「…そう、ですか」

(⌒,_ゝ⌒)「なんや、心配することないで」

(⌒,_ゝ⌒)「俺はあっちに言ってもずっとゲームをする」

(⌒,_ゝ⌒)「そしたら、ウィッチとも一緒や、何もさみしいことないんや」

ウィッチ「…はい」

(⌒,_ゝ⌒)「まぁ、あれや」

(⌒,_ゝ⌒)「ウィッチは俺のよm…」

ウィッチ「…えっ…!?」


シーン


ウィッチ「…もこう、さん…」




91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:11:52.48 ID:lHB0lAlYO

(⌒,_ゝ⌒)「なんでお前いいところで戻すの!?」

(⌒,_ゝ⌒)「ほんま空気読めんな!!」

神「あははは、君を知っているものとしては君がメシウマだと腹が立つんだ」

(⌒,_ゝ⌒)「クソガンモ!」

神「…ふふ、お疲れ様」

(⌒,_ゝ⌒)「…おう」

神「…君のことを嫌っている人は沢山いるけどね」

神「…でも、君のことを好きな人も沢山いる」

神「それだけは、覚えていて欲しいんだ」

(⌒,_ゝ⌒)「…」




92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:14:39.50 ID:lHB0lAlYO

神「君は何にも屈せずに、ただ、ゲームをしていればいい」

神「僕らはそれを見て、笑うから」

(⌒,_ゝ⌒)「…」

(⌒,_ゝ⌒)「…お前、本当に神様なんか?」

神「…」

(⌒,_ゝ⌒)「…どうもお前の視点はおかしいで」

神「ふふ、神様が実況者ファンだとおかしいかい?」

(⌒,_ゝ⌒)「…」

神「いいや、実況者ファンが神様だと、の間違いか」

神「…僕はね、君のファンなんだよ、もこう」

神「だからこそこの世界を作り上げた」

(⌒,_ゝ⌒)「ようわからんわ…」




94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:16:36.53 ID:lHB0lAlYO

神「分からなくていいよ、それが正解」

(⌒,_ゝ⌒)「…」

神「さ、お別れだ」

神「案外悪くなかったでしょ?」

(⌒,_ゝ⌒)「そうやな」

(⌒,_ゝ⌒)「自分のルーツを知ることができた」

(⌒,_ゝ⌒)「いいや、初心に帰ったというべきやな」

神「楽しみにしてるよ、Part21」

(⌒,_ゝ⌒)「…おう」

(⌒,_ゝ⌒)「任せとけや」

神「じゃ」

(⌒,_ゝ⌒)「ん」



「さようなら」




95: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:18:28.03 ID:lHB0lAlYO

数日後


(⌒,_ゝ⌒)「よーし、さて」

(⌒,_ゝ⌒)「久々にぷよテト実況取ろうか」

(⌒,_ゝ⌒)「あんな事があったなんてほんま夢みたいやわ」

(⌒,_ゝ⌒)「うーん、夢かもわからんな」

(⌒,_ゝ⌒)「ふひっ」

(⌒,_ゝ⌒)「初心に帰って、普通にゲーム楽しんだるわ」

(⌒,_ゝ⌒)「スイッチオンや!」




96: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:24:26.32 ID:lHB0lAlYO

あなたの人生はつまらないものですか

「あぁ!?お邪魔になってねぇよそれ!」

あなたに生きがいはありますか

「お邪魔が完全にRenの餌やんけ!」

もし生きがいがあるなら、あなたは

「うおおおおおお!?神ツモやああああ!」

きっと誰よりも幸せでしょう

世界はどこまでも単純で、明快で

「きたきたきたきたきたきたでこれ!あの戦況からのまさかの十一の刃!そんでもって…!」











そしてちょっとだけ、奇跡が起きるものなのです




「「オールグリーン!」」



(⌒,_ゝ⌒)「…ん?今声ダブってなかったか?故障か?」

ウィッチ「♪」





97: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:25:54.62 ID:lHB0lAlYO

(⌒,_ゝ⌒)「終わりや」

(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)(⌒,_ゝ⌒)

(⌒,_ゝ⌒)「俺最近増えるねん、すまんな」

(⌒,_ゝ⌒)「ふひっ」




98: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 03:26:55.90 ID:lHB0lAlYO

>>91
(⌒,_ゝ⌒)「これ間違っとるで」

(⌒,_ゝ⌒)「メシウマやなくてメシマズやな」

(⌒,_ゝ⌒)ノシ「ほな」





100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 04:24:31.58 ID:wTQEI757o

なんやこの良作




102: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 08:34:07.15 ID:gc73CqIvo

(⌒,_ゝ⌒)←がでてからもこうの声が脳内再生されるようになった

やっぱこのAAすげーわ




104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 12:59:13.03 ID:w1wISHgwO

なんやこのSSゥ!



108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/01(木) 05:22:38.33 ID:TjVHmvGW0


ゲームって面白いよな




106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/09/30(水) 19:19:39.74 ID:VVenD4tho

うわーもこうかよ
と思って毛嫌いしてたが普通に良SSだったわ




4047330736スプラトゥーン イカすアートブック (ファミ通の攻略本)

KADOKAWA/エンターブレイン 週刊ファミ通編集部,週刊ファミ通編集部(書籍) 2015-10-10

Amazonで詳しく見る

B010SDJKUY B00MXUMEZ4 B014HZSPI2
関連記事

その他二次創作SS (⌒,_ゝ⌒)   コメント:0   このエントリーをはてなブックマークに追加
コメント一覧
コメントの投稿





ランダム記事ボタン
週間人気SSランキング
新刊ピックアップ
フィギュア
ゲーム
アニメ
最近のオススメSS
清麿「強くてニューゲームか…」 ヌァァァァァァ!!

一夏「ドゥフッw拙者織斑一夏でござるwwww」 ギャプッwwwコポォwwww

佐天「またレイプされた…」初春「佐天さんも大変ですね」 黒髪美少女のレベル0が性的過ぎてヤバイ

佐天「すごいテニスが出来る能力かぁ」 間違いなく攻撃的な能力だなぁ

浜面「女の子になれる能力かぁ」 アイテムで性別逆転して……

オーキド「ここに3人の女性がおるじゃろ?」 レッド「は?」 僕はナツメちゃん!!

【※ネタバレ注意】エレン「同期にホモとレズしか居ない……」 確かに

ボーボボ「黒の騎士団入団希望のボーボボでぇす!!」ゼロ「ほう?」 死ねやぁ!!!!!

桐乃「そうです!私はブラコンの変態ヤローです!」 きゃわわ!!!!!!!

岡部「紅莉栖をひたすら愛で続けたらどうなるか」 うわぁぁああぁ!!(AA略

クリリン「やっぱりオレも、サイヤ人の子供欲しいな・・・」 スレタイのインパクトェ……

ゆうしゃ「くらえー!まおー!!」魔王「くはははは!!」 ゆうしゃちゃん!!!!

俺「グヘヘヘ……」 女騎士「早くこの手錠を外せ!」 お○んぽなんかには絶対負けない!

鍛冶師「今日中に仕上げるぞ」弟子「はい」 雰囲気が良いSS

< `∀´> 「ついに地球はウリ達の物ニダー」 ニダニダ
みんなのいちおし!SS
よく耳にするとか、印象的なSS集ダンテ「学園都市か」 "楽しすぎて狂っちまいそうだ!"

一方通行「なンでも屋さンでェす」 可愛い一方通行をたくさん見よう

インデックス「ご飯くれるとうれしいな」一方通行「あァ?」 "一方禁書"凄まじいクオリティ

フレンダ「麦野は今、恋をしているんだね」 通称"麦恋"、有名なSS

キャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」 珍しい魔術側メイン、見るといーの!

垣根「初春飾利…かぁ…」 新ジャンル定温物質ウヒョオオ!!

美琴「……レベル5になった時の話ねえ………どうだったかしら」 御坂美琴のレベル5に至る努力の経緯

上条「食蜂って可愛いよな」御坂「え?」 ストレートに上食。読めて良かった

一方通行「もっと面白い事してモリモリ盛り上がろォぜ」 こんなキャラが強い作者は初めて見た

美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」 超かみことを見てみんなで悶えましょう

ミサカ「たまにはMNWを使って親孝行しようぜ」 御坂美琴のDNAは究極に可愛くて凄い

番外個体「     」 番外通行SSの原点かな?

佐天「対象のアナルを敏感にする能力か……」 ス、スタイリッシュアクションだった!

麦野「どうにかして浜面と付き合いたい」 レベル5で楽しくやっていく

ミサカ「俺らのこと見分けつく奴なんていんの?」 蒼の伝道師によるドタバタラブコメディ

一方通行「あァ!? 意味分からねェことほざいてンじゃねェ!!」 黄泉川ァアアアアアアアアアア!!

さやか「さやかちゃんイージーモード」 オナ禁中のリビドーで書かれた傑作

まどかパパ「百合少女はいいものだ……」 君の心は百合ントロピーを凌駕した!

澪「徘徊後ティータイム」 静かな夜の雰囲気が癖になるよね

とある暗部の軽音少女(バンドガールズ)【禁書×けいおん!】 舞台は禁書、主役は放課後ティータイム

ルカ子「きょ、凶真さん……白いおしっこが出たんです」岡部「」 これは無理だろ(抗う事が)

岡部「フゥーハッハッハッハ!」 しんのすけ「わっはっはっはっは!」 ゲェーッハッハッハッハ!

紅莉栖「とある助手の1日ヽ(*゚д゚)ノ 」 全編AAで構成。か、可愛い……

岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」 SUGEEEEEEEEEEEEEEEEE!!

遊星「またD-ホイールでオナニーしてしまった」 ……サティスファクション!!

遊星「どんなカードにも使い方はあるんだ」龍亞「本当に?」 パワーカードだけがデュエルじゃないさ

ヲタ「初音ミクを嫁にしてみた」 ただでさえ天使のミクが感情という翼を

アカギ「ククク・・・残念、きあいパンチだ」 小僧・・・!

クラウド「……臭かったんだ」 ライトニングさんのことかああああ!!

ハーマイオニー「大理石で柔道はマジやばい」 ビターンビターン!wwwww

僧侶「ひのきのぼう……?」 話題作

勇者「旅の間の性欲処理ってどうしたらいいんだろ……」 いつまでも 使える 読めるSS

肛門「あの子だけずるい・・・・・・・・・・」 まさにVIPの天才って感じだった

男「男同士の語らいでもしようじゃないか」女「何故私とするのだ」 壁ドンが木霊するSS

ゾンビ「おおおおお・・・お?あれ?アレ?人間いなくね?」 読み返したくなるほどの良作

犬「やべえwwwwwwなにあいつwwww」ライオン「……」 面白いしかっこいいし可愛いし!
モバイルゾーン
QR