自分が犬だと完全に信じ切っている孤児のアライグマ。私を助けてくれてありがとう！

2015年10月08日

常夏の国バハマのナザウに住むロージーさん。　昨年なんと庭先でアライグマの赤ちゃんが木の上から落っこちて怪我をしているのを発見したのです。　辺りを見ても母親の姿はなかったので、とりあえず怪我の手当てをし面倒を見ることにしました。

母親からもはぐれ怪我をしてしまった、かわいそいうな孤児のアライグマの赤ちゃん。　優しいロージーさんとその娘のローラさんはこのアライグマを養子ならぬ養アライグマ？として正式に受け入れることにしたのです。

この　”　小さな山賊　”　の名前はパンプキン。　ロージーさん親子の手厚い介護により怪我も回復したので、その後娘のローラさん夫妻のもとへ一緒に移り住むことになりました。

「　パンプキンはすぐ私達と私達の２匹の救助犬にな慣れたわ　。　私達の行くところならどこにでもくっついてきて　」　　「たぶん彼女、　自分が犬だと思い込んでいるのよ。　かなりラフに犬達と遊んでいるし、犬達が　”もう勘弁してー　”　のサインを出すと、すんなりやめるの。　本当におりこうさんよ　」　　と嬉しそうにローラさんは語っています。

ロージーさん、足を骨折したメスのアライグマの赤ちゃんを発見。
母親ともはぐれかわいそうなアライグマの赤ちゃんを手厚く介護

すぐに２匹の救助犬とも仲良くなり

どこに行くのも一緒。　私達にべったりなパンプキン

たぶん自分が犬だと思っている

結構ラフに犬達と遊ぶ、でも疲れたらちゃんと休憩する

アライグマ育ては結構大変

アライグマってとても賢い動物なんだ

感情表現もとっても豊か。　パンプキンこれからもよろしく！

皆さん、「　あらいぐまラスカル　」　　ってご存知ですか？　
1977年に１年間放送した世界名作劇場の一つで、私自身も子供の頃見ていたのをうっすら覚えています。　ラスカルとある少年の友情の物語で、一緒にいることで楽しいこともあるけどその一方で共存することの難しさみたいなものも語っている、そんなアニメだったと思います。

それにしてもこのパンプキン。　人間と犬達と触れ合っているとっても自由な姿が、不思議だけどとても絵になっている思いませんか？　自然体ってこういうことを言うのかもしれませんね。

[via：boredpanda]