亜美「もうすぐひびきんの誕生日か……」
注意
・百合です
響誕生日おめでとう!
響「亜美は違法という風潮?」
亜美「ひびきんが可愛すぎて辛い」
の続編です。亜美→響の片想い中って事だけ認識してもらえれば、過去話は読まなくても大丈夫だと思います
以上、よろしければお付き合い下さい
亜美(誕生日のプレゼント、何買おうかな)
亜美(亜美の誕生日に貰ったのがネックレスだから、やっぱアクセサリーかなぁ……)
亜美「ゆ、指輪とか……渡しちゃったりして////」カァァ
亜美「うあうあー、ダメダメ! そんなん恥ずかしすぎて死んじゃうよ。てかそもそもひびきんの指のサイズ分かんないし」
亜美「うー、どうしよ……あ、そうだ!」
……
真美「ひびきんへのプレゼント?」
亜美「う、うん。真美は何にするつもり?」モジモジ
真美「んー、真美はこないだのお返しも込めて、アクセ贈る予定だよ」
亜美「Oh……流石双子」
真美「ど、どったのさ!?」
亜美「いやー、双子って奴ぁ恐いなーって」
真美「何それ。てか、亜美はまだ決めてないの? ひびきんラブのくせに」
亜美「わーわー!! 声が大きいっしょ!」
真美「いや亜美、ここ真美達んちだよ? 大丈夫だよ。で、プレゼントどうすんの?」
亜美「それが……ひびきんにとって特別な物を贈りたいって思ってたら全然決まらなくって」
真美「特別……ヴェルタースオリジナル?」
亜美「……はぁ、真美はまだまだ子供だなぁ」
真美「冗談を冗談と見抜けない亜美に(双海姉妹を)名乗るのは難しい」
亜美「もー、亜美はシンケンなんだよ!」
真美「ごみんごみん。んで、ひびきんにとって特別な物って言うけど、それって例えばどんな物?」
亜美「うぅぅ、それが分かんないから困ってんじゃんか」
真美「うーん、そもそもそんなに難しく考えなくても良いと思うんだけどなぁ」
亜美「?」
真美「ひびきんは、亜美が真面目に選んだ物なら何だって喜んでくれると思うよ?」
亜美「それは……そうだろうけど……」
真美「でしょ? だからそんなに悩まずに、亜美が贈りたい物を贈れば良いじゃん」
亜美「理屈では解ってるけど、それでも亜美のプレゼントが一番であって欲しいのが乙女心なの!」
真美「めんどくさいなぁ……ま、人のことあんま言えないけど」ボソッ
亜美「ん、何だって?」
真美「何でもないよ。でもそれなら、まずはひびきんの欲しい物が何なのか調べるのが良いんじゃない?」
亜美「なるほど」
真美「んじゃ、頑張ってね」
亜美「ストップ」ガシッ
真美「ぐぇっ! ちょっ、何すんのさ!」
亜美「協力してよー」
真美「えぇぇ……てか真美はもうひびきんのプレゼント買ってんだけど」
亜美「頼むよ真美ぃ。こんな事相談できるの真美くらいしかいないし」
真美「しょうがないなぁ……」
……
真美「で、街まで出てきたけど……どうすんの? 何かあてはある?」
亜美「えっとさ////出来ればやっぱアクセが良いんだよね」
真美「え、でもそれだと真美と被っちゃうよ?」
亜美「でもほら////アクセなら、ひびきんが毎日着けてくれるかもじゃん/////」テレテレ
真美(我が妹ながらうい奴……)
真美「んじゃ、そっち系の店に行こっか」
亜美「う、うん!」
……
亜美「ちなみに真美はどんなアクセ買ったの?」
真美「ん? ああ、これこれ」
亜美「これって……珊瑚のピアス!? ちょーセンス良いじゃん!」
真美「でっしょー。ひびきんって意外とオシャレさんだから奮発してみたのだ!」
亜美「うぅぅ、こりゃハードルあがるなぁ……」
真美「あー、亜美? 何だったらプレゼント取り替えよっか?」
亜美「い、良いよ! だって亜美が選んだもの着けて欲しいし!」
真美「乙女ですなぁ。ひびきんも果報者よの」ウムウム
亜美「うーん、でも何が良いかなぁ……」
真美「ピアスは……真美がもう買っちゃったし、ネックレスとかどうかな?」
亜美「あー、確かにひびきん結構ネックレス付けてるもんね!」
真美「誕生日に真美達がもらったのもネックレスだし、そのお返しってことで。まぁ最も、亜美に出来るなら指輪でも良いと思うよん」ニヤニヤ
亜美「ゆ、指輪////」ムムム
真美「ま、ちょいとハードル高いかな?」
亜美「そ、そんなこと……」
真美「んふふ~、亜美に渡せんのかな~?」
亜美「わ、渡せるもん!」
真美「そもそも、ひびきんの指のサイズ分かるの?」
亜美「うっ!?」
真美「はぁ……そんなことだろーと思ったよ。ピヨちゃんに聞けば、仕事用アクセサリーのサイズなんかから分かるんじゃない?」
亜美「な、なるほど! 真美ちょー冴えてんじゃん!」
真美「亜美がテンパりすぎてるだけっしょ」
亜美「う、うっさいなー。さてと、携帯取り出しポパピプペっと」
……
真美「さてと、ひびきんの指のサイズが判ったわけだけど……ホントに指輪とか渡せんの?」
亜美「で、出来らあ!」
真美「近頃のひびきんを前にした亜美ときたら借りてきたにゃんこちゃんみたいだからなぁ」ニシシ
亜美「むぅ……」
真美「ま、亜美のやりたいようにやると良いよ」
亜美「むむむ……」
真美(らしくなく本気で悩んじゃって……ホント、恋は人を成長させますなぁ)
亜美「う~……あっ!」
真美「どったの?」
亜美「これ」スッ
真美「指輪? キレーだねこの宝石。青色……というよりは水色?」
亜美「これ、ひびきんのイメージカラーに似てる!」
真美「あー、あの……えっと、ねぎ色?」
亜美「浅葱色! 最近はブルーシェルってことにもなってるけど」
真美「さっすがひびきんスキーの亜美。詳しいねぇ」ニヤニヤ
亜美「もー、ちゃかさないでよ! でも、これ良いかも」
真美「えーっと、これブルートルマリンって宝石なんだってさ」
亜美「トルマリンって何か聞いたことあるね」
真美「あずさお姉ちゃんが占いの話してた時に言ってなかった?」
亜美「あー、言ってた言ってた。誕生石ってやつね。亜美のは確かエメラルドだった! 真美は何だった?」
真美「真美もエメラルド! きぐーだね」
亜美「そだね! で、トルマリンも誕生石だっけ?」
真美「確かそうだった気がする。店員さんに聞いてみよっか」
……
亜美「10月だったね」
真美「運命を感じますなぁ」
亜美「決めた! 亜美これ買う!」
真美「良いんじゃないかな? 誕生日プレゼントとしてはバッチリっしょ」
亜美「ひびきん、喜んでくれるかなぁ」ドキドキ
真美「だいじょーぶだよ、一生懸命選んだんだもん」
~10月10日~
春香「パーティですよ、パーティ!」
千早「我那覇さん、お誕生日おめでとう」
響「ありがと、皆!」
P「流石に全員出席はムリだったか……」
小鳥「貴音ちゃん、凄く残念そうでしたね」
P「仕事に連れて行くのに苦労しましたよ」
小鳥「お仕事ですから、仕方ないですよね。はい、響ちゃん。これ、私からのプレゼント」
響「ありがとうピヨ子!」
ワイワイガヤガヤ
真美「ほら、亜美」グイグイ
亜美「わ、分かってるよ」
真美「ひびきんハピバー! これ、真美からだよ!」
響「ありがと真美! うわー、綺麗なイヤリングだな」
真美「良いっしょ。沖縄っ子のひびきんらしく珊瑚のイヤリングだよ」
響「ありがとう! 大事にするぞ!」
亜美「あ、あの……これ、亜美から////」モジモジ
響「ありがとう! 開けて良いか?」
亜美「うん////」
響「よっと」ガサガサ
響「っ! ……指輪」ドキッ
亜美「へ、ヘンな意味じゃないんだよ!? 誕生日だから! トルマリンだから!」ワタワタ
響「う、うん?」
真美(亜美テンパり過ぎっしょ)
あずさ「あら~。これ、ブルートルマリン?」
真美「そだよー。10月の誕生石なんだよね?」
響「そうなんだ。ありがとう亜美!」
亜美「ね、ねえひびきん。それ、着けてみてくれない?」
響「うん! ……どうかな?」
春香「綺麗だね。すっごく似合ってるよ!」
千早「我那覇さんのイメージカラーと同じ色ね」
あずさ「響ちゃん、石言葉って知ってるかしら?」
響「石言葉?」
亜美「そ、そんなのあんの!?」
あずさ「トルマリンの石言葉はね……」
亜美(うあうあー、ヘンな言葉だったらどうしよ……)ドキドキ
あずさ「たしか、希望や寛大ね」
真美「へー。良い言葉だね」
響「ふふーん、完璧な自分にぴったしさー!」
亜美(ヘンな言葉じゃなくて良かったぁ)ホッ
響「でも、亜美や真美からこんな素敵なプレゼントもらえるなんて思ってなかったぞ」
真美「あー、ひびきんそれは聞き捨てなりませんなぁ」
響「ごめんごめん。二人ともこないだまでは凄いいたずらっ子だったのに、知らないうち大人になってんだな」
亜美「あ、亜美達だって毎日成長してるんだからね! 日清ラ王だもん!」
響「日進月歩だよな?」
亜美「そうとも言う///」
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