茨城県の常陽銀行の男性係長が、顧客の多額の金を着服した後、行方不明
になっていることがわかりました。
画像:【常陽銀行】
https://ja.wikipedia.org/wiki/常陽銀行
8日、同銀行が発表した内容。
男性係長(46才)は2010年4月から今年8月、計29回に渡り、個人や法人から預かった計約1億
4000万円の現金を着服していたと発表。
係長は2010年2月からFX(外国為替証拠金取引)を始めており、生じた損失に着服した金を充て
ていた疑いが強いとのこと。
9月22日に自宅へ置き手紙をし、そこには
「客の金に手をつけ、返せなくなってしまった。私のことは忘れてください」
と書かれていました。
同銀行は7日付で係長を懲戒解雇とし、寺門一義頭取は
「お客様や関係者の皆様に心からおわびを申し上げる」
と謝罪しています。
顧客の損失は補てんされるでしょうが、4年以上、行員の着服に気づかなかった銀行側にも責任が
ありますね。