【ミリマス】風花「私のプロデューサーさん」
P「さあ、風花! 張り切って仕事行くぞー!」ウキウキ
風花「うう、嫌ですー! またグラビアのお仕事なんて!」
P「仕方ないだろ? ほら、このまま引っ張って行っちゃうからなー」ズルズル
風花「いやああああ!」
バタンッ
あずさ「あらあら~」
このみ「……私にもグラビアの仕事来ないかしら?」
あずさ「このみちゃんにはまだ早いんじゃないかしら? うふふ」
このみ「だーかーら! 私はあずさちゃんより年上なの!」
あずさ「あら~、可愛いお姉さんねぇ」ナデナデ
このみ「あずさちゃん、頭撫でないでよっ!」プンスカッ
あずさ「ふふっ」
>>2
豊川風花(22) Vi
馬場このみ(24) Da
三浦あずさ(21) Vo
撮影所
カメラマン「風花ちゃんいいねぇ!」カシャッカシャッ
風花「う、うう……」
P「風花! ちゃんとポーズしなさい!」
風花「ポーズって……」
P「胸寄せろ、胸!」
風花「せ、セクハラですよ! もう……」ギュッ
カメラマン「おお、これはセクシー!」カシャッカシャッ
カメラマン「はい、終わったよ。お疲れ様」
風花「お疲れ様でした……」
カメラマン「プロデューサーさん、また風花ちゃん撮らせてね」
P「もちろんです! ありがとうございました!」ペコリ
風花「ありがとうございました」ペコリ
カメラマン「きっといい雑誌になるよー」
控え室
P「よく頑張ったな! ほら、お茶」
風花「ありがとうございます……。もう、すごく恥ずかしかったんですよ!? 特にあのポーズ!」
P「仕方ないだろ? 風花の良さを活かさないと勿体ないし」
風花「わ、私の良さって胸……?」
P「風花はセクシーだからな!」
風花「そんなぁ、私は正統派アイドルが良いんです!」
P「うーん……」
風花「………」
P「ははっ!」ポンポン
風花「何笑いながら肩叩いてるんですか!? プロデューサーさんの馬鹿っ!」
事務所
風花「はぁ……」
このみ「あら、風花ちゃん。撮影はどうだった?」
風花「このみさん……はい、無事に終わりました。カメラマンさんも褒められましたし」
このみ「良かったじゃない!」
風花「良かったのは……良かったんですけど」
このみ「何かあったの?」
風花「うう、プロデューサーさんがイジワルなんですよ!」
このみ「プロデューサーが?」
風花「私はもっと普通のお仕事がしたいのに、セクシー系で露出が多いお仕事ばっかりさせるんです! 今日だって……」
このみ「あー……(確かにプロデューサー、風花ちゃんにはちょっと容赦ないわよね)」
風花「……プロデューサーさん、私の事嫌いなんでしょうか?」
このみ「えっ?」
風花「私が嫌いだから、私の希望を聞いてくれないのかな……」ウルッ
このみ「そういう訳じゃないと思うけど……」
風花「………」
このみ「(弱ったな……こんな経験ないからどう言葉を掛けたらいいか分からない。なんで私はセクシーじゃないの!?)」
風花「………」グスッ
このみ「あのね、風花ちゃん……」
あずさ「あら、風花ちゃん、このみちゃん?」
このみ「あずさちゃん! いいところに!」
あずさ「なるほど……」
風花「………」
このみ「どう思う? プロデューサーが風花ちゃんの嫌いってことはないと思うんだけど……」
あずさ「私もそう思うわ。プロデューサーさんには何か考えがあるんじゃないかしら?」
風花「考え……ですか?」
あずさ「ええ。プロデューサーさんはああ見えて敏腕なのよ?」
バンッ
P「風花、あずささん! 仕事取ってきましたよ!」
あずさ「あら~何のお仕事ですか?」
P「もちろん、水着です!」
風花「ま、また水着ですか!?」
このみ「ちょっとプロデューサー! 私は!?」
P「このみさん? 今回は残念ながら」
このみ「えー!?」
P「変わりにどーん! アダルティな仕事取ってきましたよ!」
このみ「何!?」
P「この衣装を着て、dear…を歌って貰います!」ジャーン
このみ「お、おお! かっこいい……最高に大人だわ! ありがとう、プロデューサー!」ブンブン
P「あはは、このみさんの魅力は内面から溢れ出るアダルティさですから!」
このみ「分かってるじゃない!」
風花「………」
P「じゃあ、ちゃんと準備を……風花? どうしたんだ?」
風花「……何でもないです」
P「ははーん。分かったぞ。また水着なのが嫌なんだろ? 今回はあずささんと一緒だから、楽しんでやればいいって」
風花「……はい」
P「………?(おかしいな、いつもならもっと言い返すのに……からかい過ぎたかな……?)」
あずさ「私も撮影頑張りますね~」
P「……あ、はい! あずささんなら心配いら……1人で行動しないで下さいね!?」
あずさ「前も行ったことあるので多分大丈夫です~」
P「た、多分!?(危ないから目を離さないようにしよう……)」
あずさ「プロデューサーさんなら、私を見つけてくれるので大丈夫です!」
P「そっちの大丈夫ですか! まあ、あずささんを見つけるのは得意ですから!」
あずさ「うふふ、照れちゃいます~」
P「照れるところじゃないですよ!?」
このみ「あら、見せつけてくれるじゃないの」
P「何が!?」
風花「………」
風花「……プロデューサーさんの、馬鹿」ボソリ
数日後
撮影場所のプール
あずさ「よろしくお願いします~」
風花「よろしくお願いします」
カメラマン「はい、よろしくね。じゃあ早速撮っていこうか!」
あずさ・風花『はい!』
P「(2人とも体調は万全みたいだな!)」
カメラマン「あずさちゃんいい笑顔! 可愛い!」カシャッカシャッ
あずさ「ありがとうございます~」
カメラマン「おや、風花ちゃん笑顔固いよ? 緊張してる?」カシャッカシャッ
風花「……い、いえ! すみません!」ニコッ
カメラマン「うーん……もっとリラックスね」カシャッカシャッ
風花「……はい」
P「(風花……?)」
カメラマン「はい、お疲れ様。2人とも良かったよ」
あずさ・風花『ありがとうございました!』
カメラマン「プロデューサーさん、ちょっと……」
P「あ、はい! 風花、あずささん。先に戻ってていいですよ。お疲れ様でした」
あずさ「はぁい。風花ちゃん、行きましょ?」
風花「は、はい」
タッタッタッ
P「……何か問題がありました?」
カメラマン「問題って程でもないんだけど……風花ちゃん、今日はちょっと元気なかったね」
P「……申し訳ありません、私の責任です」ペコリ
カメラマン「いやいや、頭なんて下げなくていいよ! 撮影はちゃんと出来てたし! 何かあったのかなって少し気になってさ」
P「……すみません」
カメラマン「謝らなくていいって。今度撮影する時はいつもの風花ちゃんだといいね!」
P「……はい」
控え室前
P「(……風花の元気がなくなったのって、この仕事を取ってきた辺りからだよな。俺が気にくわないのか? それとも水着の仕事が嫌だった? いつもは何だかんだ言いつつもちゃんとやってくれるのに……。話を聞いてみるか)」
ガチャッ
P「はい、2人共お疲れさん!」
あずさ「プロデューサーさん! お疲れです~」
P「あずささん! 今日の撮影良かったですよ! バッチリです!」
あずさ「本当ですか?」
P「ええ! 流石あずささん!」
あずさ「プロデューサーさんに褒めて頂くのは嬉しいです~。うふふ!」
風花「………」
P「もちろん、風花も良かったぞ」
風花「……カメラマンさんと何の話をしてたんですか?」
P「あ、ああ! あずささんも風花も、とても良かったって話を」
風花「嘘ですよね」
P「ふ、風花……」
あずさ「風花ちゃん……」
風花「今日の私は自分でも分かるくらいダメでした」
P「………」
風花「……黙ってるってことは、そうなんですよね」
P「ち、違う。俺は良かったと思う……いつもと雰囲気は違ったが……」
風花「……すみませんでした。次からは気をつけます。今日は失礼しますね、お疲れ様でした」
P「あ、おい! 風花!」
バタンッ
P「風花……」
あずさ「プロデューサーさん、早く追いかけないと!」
P「……しかし、あずささんを送らなければ」
あずさ「そんなこと言ってる場合じゃないですよ!? このままだと風花ちゃんが!」
P「………」ピッピッピッ
P「もしもし、律子か? すまん、あずささんを迎えに来て貰いたいんだが、今大丈夫か? ああ、場所は……」
P「ごめんな、じゃあよろしく頼む」ピッ
P「あずささんは律子が迎えに来るまで待っていて下さい」
あずさ「は、はい!」
P「では!」
バタンッ
あずさ「(あんなに焦ってるプロデューサーさん初めて見た……。ちょっと風花ちゃんが羨ましかったり……)」
P「(くそっ、くそっ、くそっ!)」タッタッタッ
P「風花! 風花、どこだ!?」
P「(俺は本当に大馬鹿者だよ、アイドルがこんなになるまで放っておくなんて……アイドルが嫌がってることも気づかないなんて!)」
P「風花! 風花!」
風花「ぷ、プロデューサーさん?」
P「風花! み、見つけた!」ゼエゼエ
コメント一覧
-
- 2015年10月12日 22:20
- このみさん相変わらず年下扱いされててワロタ
-
- 2015年10月12日 22:23
- 意外と風花って独占欲強そう
-
- 2015年10月12日 22:23
- ふむ……水着だ!
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- 2015年10月12日 22:27
- 最近はちょっとやそっとの露出じゃ動じない風花さん
-
- 2015年10月12日 22:30
- よし!・・・・・水着だ!!
-
- 2015年10月12日 22:37
- うむ、素晴らしい
風花さんのおっぱいに埋もれて逝きたい人生だった
-
- 2015年10月12日 22:43
- いざ露出が全くない仕事ばっかり来たら戸惑いそう
-
- 2015年10月12日 22:48
- 正直一番ヤりたい
-
- 2015年10月12日 23:14
- たぶん一発やればなんども求めてくると思う
-
- 2015年10月12日 23:16
- ※9
素直でよろしい
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