「もしもし警察ですか?泥棒なんですけど、家に閉じ込められちゃって、助けて下さい」
■中庭から侵入
でれなくなっちゃったのね。というわけでドイツからのニュース。泥棒に入ったは良いがうっかり閉じ込められてしまった男が警察に助けを求めるという事件がありました。
事件が起きたのは先週の土曜日深夜過ぎ、場所はドイツ西部にあるボンという都市です。犯人の男は43歳。男はこの日、とある住宅に侵入しようとしていました。しかし、正面玄関の鍵を壊すことができなかったため、門をよじ上って侵入すると、中庭に通じているガラス戸を壊して家に入ったそうです。
男はノートパソコンと携帯電話、それから多少の食料を盗みました。しかし男はこれに飽き足らず、もっと金目のものはないかと物色を続けます。貯蔵室があるのを見つけた男はいそいそと中へと入っていったのです。
■貯蔵室に閉じ込められて
ところが、男が部屋の探索に夢中になっている間に、バタン!と音がしてドアが閉まってしまいました。築いた時にはもう遅いのです。内側からは開けられないようになっているドアだったのですね。ドアを壊せないかとしばらく格闘した男ですが、どうすることもできません。男は仕方なく携帯電話を使って警察へ電話。ことの経過を説明し、救出に来てくれるようお願いしたのでした。
警察は通報を受けるとすぐに急行し、男を救出してくれたそうです。あと逮捕も。調べてみると男には他にも余罪があることがわかり、その罪状について現在も調べが行われている、とのことでした。
確かに、倉庫だとか物置だとかって、内側から開けられない仕組みのものもありますよね。忍び込んだまでは良かったんですけどね。家に帰るまでが泥棒ですからね。
関係ありませんが、元記事のタイトルが「World’s worst burglar」で世界一バカな泥棒って書いてあるんですけど、この程度じゃまだまだ最低とは言えませんね。今年紹介しただけでも「催涙スプレーを噴射した強盗、自分の目に入って逃走」だとか、「うっかりトランクに閉じ込められて警察に助けを求める泥棒」だとか、まだまだ上はいると思いますよ(笑)
<ネタ元:World’s worst burglar locks himself in house>
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