日本郵便の元局長が、大勢の顧客に詐欺を行っていたことがわかりました。
画像:【長野県小諸市の諸簡易郵便局】
13日、日本郵便信越支社は長野県小諸市にある諸簡易郵便局の南沢まち子元局長(66才)が、
詐欺を行っていたと発表。
調査によると、元局長は過去10年間に渡り、少なくとも顧客180人に
「半年間で1割の利息を付ける」
などと呼びかけ、架空の金融投資商品で勧誘し、計8億9000万円を騙し取ったとのこと。
画像:【架空の金融商品申込書】
FNN
元局長は騙し取った預金を借金返済や車の購入などに充て、以前預金した顧客へ利息を付けて
返すため、次々に新たな顧客を騙して預金させる”自転車操業”を行っていました。
2月下旬、元局長から話を持ちかけられた顧客が
「現金を預けると利息は半年で1割というのは本当ですか?」
と小諸郵便局に問い合わせをしたことで、事件が発覚。
日本郵便信越支社は被害にあった顧客に対し、
「5割分だけ補償することを提案している」
と説明しています。
なお、元局長は事件発覚により、4月に解雇され、刑事告発される見込みです。
なお、事件のあった諸簡易郵便局は現在閉鎖されています。
日本郵便は詐欺被害に全額の補償はしないのですかね・・?
これだと騙され損になってしまう気がするのですが、どうなのでしょうか。
10年間、管理局が詐欺に気づかなかったのも相当問題があると思います。
個人的には年賀状も今年からあまり書かないことにしたわ。