三好紗南「たのしむ心」
※隠語・下ネタのかわりにゲームネタ多し
※やっぱりキャラ崩壊
ある日の事務所
TV<「きゃぁぁぁぁ!」ドタドタ
TV<「ウガ―!」ヴォオオオォオン!
小梅「♪」
紗南(ちょっと―!この女の人二階に逃げてどうすんのー?)
紗南(逃げ場なくなるよー?)
紗南(武器アイテム探すならキッチンでしょー!?)
TV<「きゃぁぁぁぁ!」ガチャガチャ
TV<「ウガ―!」ヴォオオオォオン!
小梅「♪」
紗南(あ、あああ、あ、チェンソー相手にそんな…)
紗南(部屋の内カギかけるだけ…?)
紗南(隣にバリケードになりそうなクローゼットあるのに…)
紗南(あ、でも寝室になら護身用ショットガンとかあるかな?)
TV<「ひぃぃっ、ひぃぃっ」ゴソゴソ
TV<「ウガ―!」ヴォーーーーガリガリガリ
ドタドタ!
小梅「♪」
紗南(ないかー)
紗南(もうベッドの下に隠れるしかないよね)
紗南(…うー、ほら、もたもたしてないで隠れないと)
紗南(入ってるとこ見られてたら全然意味ないよー)
TV<ガシャーーーン!
TV<「フーッ、フーッ」ヴォンヴォン、ヴヴヴヴ
TV<「ウウウ…」キョロキョロ
小梅「…」
紗南「…」
TV<「ググググッ!」ヴォン!!ヴヴヴヴ…
TV<「…」ガタガタブルブル
小梅「♪」
紗南(…ほらほら、ベッド下にいるの相手にばれてんじゃん)
紗南(チェンソー男、ベッドに乗って上からもろとも突き刺すつもりだよ)
紗南(ほら、何ぼさっとしてるのこの人)
紗南(あたしならタイミングよくベッドから出るコマンド入れて)
紗南(一階まで一気に走ってワンチャンス作るのに)
TV<「ウガ―!」ヴィーーーーガリガリガリ
TV<「ぎゃあああぁぁぁ…」ブシャーーーッ
小梅「わぁー♪」
紗南「あーあ…ゲームオーバーじゃん…」がっくり
紗南「しっかりしなよ…もー」
紗南「…あれ?そういえば周りのみんなは…?」
小梅「み、みんな…途中で…」
小梅「帰っちゃっ…た…」
小梅「ま、まゆさんだけ…まだ隣」
小梅「寝ちゃって、る…」
まゆ「」
紗南(DIEING状態…)
>>3
×DIEING
○DYING
しょうもない間違いでした…OTL
小梅「お、面白かった…ね…」
紗南「…」
紗南「…んー、まぁ、ねー」
紗南「ホラー映画ってこんなもんなのかなぁ…」
小梅「ね、ねぇ…」
小梅「もっと…もっと観よ?…観よ…?」
小梅「も、もっと…怖いのい、いっぱいあるよ…?」
紗南「えっ…?あー、その」
小梅「こ、こんな、に…」
小梅「一緒に…何作品も…見ていられ…るの…」
小梅「は、はじめて…だから…」
紗南「あー、えと、えーっと…」
紗南「ま、またこんどね!ちょっと今日は…その…」
紗南「ウチ帰って積んでるゲームとかやらなきゃいけないから!」
小梅「…え、で、でも…昨日終わっ、た…って」
紗南「ちょ、ちょーっとやり残したコト思い出しちゃって!」
紗南「ごめんね、小梅ちゃん、また今度!」
紗南「続きは、まゆさんにネクロマでもかけて、観てもらいなよ」
ガチャ バタン
小梅「あ…」
ドンッ
紗南「わっと」
モバP「うおっ、あ、危ないぞ紗南」
紗南「ご、ごめん」
紗南「Pさん、今日の営業おわったんだ?」
モバP「ああ…」
モバP「…お前こそずっと事務所でゲームか?もう時間遅いぞ」
紗南「ううん、小梅ちゃんがホラー映画いっぱい流しててさ」
紗南「それにつきあってたんだ」
モバP「え、お前そういうの大丈夫だったの?」
紗南「…へいき。結構やってるもん、ホラーゲームとか」
紗南「それで覆面とかチェンソーとか、今やってるゲームに出てたから」
紗南「元ネタの映画かなって、興味わいて…」
紗南「…でも」
紗南「…」
モバP「…紗南?」
モバP「おい、紗南?大丈夫か?やっぱ怖かったか?」
紗南「ち、違う違う、大丈夫だから」
紗南「もう帰るね、あたし」
タッタッタッ
モバP「…?」
ガチャ
小梅「…」しゅん…
モバP「小梅?どうした?」
小梅「…あ、Pさん、お、おかえりなさい…」
小梅「あ、あのね…さ、紗南ちゃん…すごかったの…」
小梅「一緒に、な、何本も…みれた…」
小梅「涼さんで…でも、無理だった…ものも」
小梅「紗南ちゃんと、たの、楽しく、観れた…」キラキラ
モバP「さっき通りかかった時に聞いたよ。すごいな」
モバP「確かにホラー平気でも不思議じゃないけど」
モバP「ゴア表現も平気だったとは、正直意外だ」
モバP「でもああいうのって対象年齢なかったっけ…?」
モバP「さて、小梅、もう遅い時間だ」
モバP「もうカーテンなんか閉めなくてももう真っ暗だぞ」
ぽすっ
小梅「…」
モバP「…」
モバP「俺の膝に乗ったってことは?」
小梅「…も、もう一本…だけ…」
モバP「…さっきの話聞いてたか?」
小梅「お、おねがい…」
モバP「だーめだ」
モバP「隣で気絶してるまゆが今の俺たちを見て」
―まゆ『絶対入ってますよねぇ?』ゴゴゴゴ…
モバP「なんて言われたらどうすんだ?」
小梅「え…ど、どういう、い、意味…?」
モバP「…」
モバP「…とにかくもう帰る時間なんだよ」
小梅「で、でも…でも…」
モバP「こーうーめー」
ガチャ
そろーり…
みく「も、も、も、もう終わったかにゃ…?」ビクビク
みく「こわ、こわいの見てないかにゃ…?」ガクガク
みく「は、入っても大丈夫かにゃ…?」ブルブル
モバP「…」
小梅「…」
モバP「やっぱり最後に一本だけ見よっか」
モバP「ほらみく来い。」グイ―
みく「いーやぁーにゃぁぁぁぁぁ…」ズルズル
紗南「…」ごそごそ
紗南(RSIシステム搭載の…あれっ?ない?)
紗南(…移植版でいっか)
紗南(…)
TV<タッタッタッ
TV<「…」シャキンシャキンシャキン
紗南(ほらね)
紗南(あたしと同い年の女の子だって)
紗南(ハサミ男を簡単にやり過ごしてるんだ)
紗南(あの女の人だって、もっとがんばれば)
紗南(絶対クッドエンディングになれたはずなのに)
TV<ゴーン、ゴーン
TV<「グオォオ…」
紗南(…画面の中の主人公が)
紗南(思うように動いてくれないで死んじゃうホラー映画って)
紗南(なんかつまんない…)
紗南(こう思うのって変なのかなぁ…あたし…)
明くる日の事務所
小梅「!さ、紗南ちゃん!お、おはよう…」
紗南「…小梅ちゃん、おはよー」
小梅「ね、ね、今日も…い、いっしょに…」
小梅「すごいの…も、もって、きた…の」
紗南「…あー、ごめん」
紗南「ちょっと今日は、パス」
小梅「あ…」
小梅「…そう…」しゅん…
紗南「つ、次の日は沢山観てあげるからさ!」
紗南「今日だけはごめんね?お仕事行ってくるっ」
タタタタッ
小梅「…」
ちひろ「小梅ちゃん?どうしたの?」
小梅「…ううん…な、なんでも、ない」
ちひろ「…また今度誘ってみましょう?」
小梅「うん…」
小梅「…どうしたら、いいのかな…」
小梅「ど、どうおもう…?」
…
小梅「い、嫌がられては、ないの…?」
小梅「そうかな…でも」
小梅「こ、困らせちゃった…と…思うの…」
…
小梅「どうしよう…かな…」
…
小梅「…えっ?」
…
小梅「…紗南ちゃんは…わたしの趣味に」
小梅「き、興味を…持ってくれ…た…から」
小梅「わた、しも…ゲームに、興味を…持つ、べ…き…?」
…
小梅「…うん…ありがとう」
紗南「ゲームをやりたい!?」
小梅「う、うん」
紗南(あ、あの小梅ちゃんがそんなことを言うなんて…!?)
小梅「…ダメ…かな…?」
紗南「そんなことない!」ブンブン
紗南「全然ダメじゃないよ!すごく嬉しい!!」
小梅「え、えへへ…」
紗南「ゲーム人口が増えることは、とってもいいことだよっ」
紗南「初心者には何がいいかな…やっぱマリオ?ドラクエ?」ワクワク
小梅「あ、あの…」
紗南「ん?」
小梅「紗南ちゃんが…前いって…た…覆面と」
小梅「チェーンソー…の…でてくる…やつ…」
紗南「…」
紗南「小梅ちゃん…らしい選択だけど…」
紗南「あれ難易度高いよ?」
小梅「で…でも…」
小梅「た、楽しい…ん、だ、だよね?」
紗南「…うーん、まぁ神ゲ―ではあるけど…」
紗南「そこまで言うなら…うん」
紗南「仕事終わったらゲーム機持ってくるよ。女子寮でいい?」
小梅「…」
カチャカチャ
紗南「えーっと、コンセントは…」
杏「何してんの?」
杏「あ、ゲームキューブじゃん、なつかしー」
小梅「い、いまから…ゲーム…するの」
杏「わざわざ寮のラウンジでやらなくても…」
紗南「小梅ちゃんたっての希望でね」
紗南「やっぱり皆集めてわいわいやりたいんだって」
杏「…わいわい?」
杏「わいわいやりたいにしては」
杏「このソフトのチョイスはどうなの…」
杏「ゲーム画面だと油断させておいて」
杏「見に来た人たちを残らず仕留める作戦にしかみえないな」
紗南「…まぁ、小梅ちゃんだし」
杏「…ほどほどにね」
杏「小学生組が寝静まった時間を選んでるところに」
杏「今にも死滅しそうだけど最低限のやさしさは感じられるから」
杏「私からはもう何も言わないよ」
杏「そうだなぁ、私も…久しぶりに部屋でなんかやろっかな」
紗南「難易度はイージーで」
小梅「…うん」
…
紗南「もう動けるよ?」
小梅「…」カチャカチ
コメント一覧
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- 2015年10月15日 20:35
- ええんや、こういうのでええんryまゆ「やっちまえ!!!!」
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- 2015年10月15日 20:38
- ゲーム最近やってないな
懐かしい感じした
まあ一人で黙々とやってましたが
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- 2015年10月15日 20:40
- 紗南、ワクワクを思い出すんだ
-
- 2015年10月15日 20:42
- そうなんだよ。ゲームって大人になったり慣れてくると「効率」ばっか考えるようになっちまうんよ
バイオは初心者がやるとホラーなのに爆笑出来るよな
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- 2015年10月15日 20:44
- 最近はすぐ暴言メッセが沸くオンラインゲームばっかやってるわ
GTAとか時間帯によってキチばっかりな時あるよな~
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- 2015年10月15日 20:45
- 何事も楽しんだもの勝ちなのです
-
- 2015年10月15日 20:47
- すげぇ分かる
お前らも見習うべき
-
- 2015年10月15日 20:47
- 今はオンラインで協力前提なのも問題なのかも
-
- 2015年10月15日 20:52
- MGⅤは今はひたすら動物保護活動してるわ
昨日嫁に「ヴェノムツゴロウ」って言われてコーラ噴いた
-
- 2015年10月15日 20:53
- 紗南!次はせがれいじりをプレイしよう!(ボロン!!)
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- 2015年10月15日 20:57
- TASさん「ゲームを楽しむことを忘れてはいけない」(ゲームで別のゲームをプログラミングしながら)
-
- 2015年10月15日 20:59
- 一個だけ微妙なバイオっていったい…
-
- 2015年10月15日 21:15
- ※11
せがれ 断面図
GO!
-
- 2015年10月15日 21:25
- 実に良いふいんき(何故か変換できない)
-
- 2015年10月15日 21:28
- 良いお話だったのに最後に殿下で草しか生えない
-
- 2015年10月15日 21:32
- モバマスのお仕事って、ベルトロールアクションに置き換えられそうだよな
-
- 2015年10月15日 21:34
- 効率プレイも楽しいぜ?こう突き詰めて上手くいく感じが
でも他人にもそれを強制するのはNG
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- 2015年10月15日 21:53
- モンハン始めた頃は死にながら覚えて楽しんでた元友人は
ガンスにハマってから効率厨になり
ついにはソロ以外だとやる意味がないとキレられて以来会ってません
-
- 2015年10月15日 22:01
- ※13
バイオハザードってタイトルの映画を全部見たならバイオハザード2034かも?
-
- 2015年10月15日 22:04
- 小梅向けのゲームってアローンインザダーク(新・旧)・バイオハザートシリーズ・エクスターミネーション・クロックタワー・零シリーズ・サイレン・ナナシノゲエム(目)・サイレントヒル・コーリング・デットオアライジング辺りだよな(笑)
-
- 2015年10月15日 22:09
- コーリングみたいに二週目で真実が明らかになってハッピーエンド迎えられるゲームって他に無かったっけ?(ナナシノゲエム目は二週目で人形揃えたら主人公が死ぬエンドだけど(笑))
-
- 2015年10月15日 22:26
- 俺の友達も、効率効率言っていつもギスギスしながらモンハンやってたな。
一人がイライラしながら、俺と他二人がネタに走ったり、ミスすると険悪な空気になってたな。
みんなで出来る共通がそれしかなかったからやってたけど
-
- 2015年10月15日 22:40
- 紗南ちゃんも青の剣を掘るのか…
-
- 2015年10月15日 22:41
- 台詞が変に区切れていて読みづらい
-
- 2015年10月15日 22:53
- 表現は好きそうだけど、ゲームとしては人を選ぶコープスパーティーをやらせてみたい。
しかしマニクロ面白いよね。FEコラボはなぜあんな方向に…(泣)
-
- 2015年10月15日 23:06
- 結構なおっさんだけど、あまり効率プレイはしないなぁ。
仕事もそれなりに忙しいけど、それでもゆっくりRPGやってるわ。 効率追い求めていると、作業しているみたいで遊んでる気がしなくなるから、せっかくのプレイ時間が逆に勿体無く感じる。
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- 2015年10月15日 23:15
- ※21
零だったら濡れ烏や眞紅の蝶を蘭子にやらせようぜ(中の人が出てたし)
-
- 2015年10月15日 23:26
- ポケモンは強いのの作り方(効率)を知る内にやる気も愛も失せたな。好きなヤツを自由に育ててたのが全てムダな様に思えてさ。
-
- 2015年10月15日 23:59
- ※28
蘭子は愛でるもんだ。
P「あ、蘭子。この間かしたデモンベインのアニメは…そうか面白かったか」
P「なぁ蘭子、あのアニメは元々はゲームが原作で俺、初代のゲームを持ってるんだが…そうかそうかやりたいか!じゃあ仕事の後に俺の家に寄って一緒にやろうか、二人っきりで♪」
-
- 2015年10月16日 00:01
- 買ってきたデッドライジング2を小梅とやりたい
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でもとってもいいSSだった。楽しみ方は人それぞれだよね