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アメリカ人の62%が貯金1000ドル(約12万円)以下であることが判明…海外の反応:らばQ
2015年10月15日 12:58
 

貯金
世界最大の経済大国であるアメリカ。

アメリカ市民の貯金がどのくらいか気になるところですが、アンケート調査によると62%が1000ドル(約12万円)以下であることが判明しています。

ただでさえ医療費の高い国で、3分の2が十分な貯金なしという厳しい現状だそうです。

“Go Banking Rates”が、「貯蓄口座に預金はいくらありますか?」というアンケートを実施しました。
62% of Americans Have Less Than $1,000 in Savings, Survey Finds | GOBankingRates

何かしらの預金があると答えたのは51.3%。ほぼ半数が預金なしとの回答です。

預金額1000ドル以下になると62%まで膨れ上がり、預金ができないアメリカ人の経済事情を浮き彫りにする結果となっています。

海外掲示板には、このアンケートが決して大げさではないと思われる意見がたくさん上がっていました。

●これは借金も計算に入れている? なぜなら自分は貯蓄口座に1000ドルあるけれど、学生ローンが3万5000ドル(約420万円)もある。

↑自分は貯蓄口座に60ドル(約7000円)、学生ローンの借金が8万5000ドル(約1000万円)だ。 死にたい、未来に希望がない。

↑おい、慰めになるかどうかわからないが、自分の状況をましだと思わせてくれた。ありがとう。

●記事を読んだが、質問が「預金口座にいくら預金があるか」なので、それは貯蓄預金口座のみなのか、それとも他の預金をすべて含むのかで違いは大きい。
例えば自分がその質問を尋ねられたら0と答えていた。なぜなら預金口座は持っていないからだ。
金利が低いのでわざわざ作るまでもないから、少し利息の高いCD(定期預金のひとつ)や、年金運用にまわしている。リスクもあるが出し入れが瞬時にできる時代なので、昔よりは問題が大きくないと思う。

↑自分も緊急時のために2400ドル(約30万円)の預金があるが、貯蓄口座は200ドル(約2万4000円)以下だ。

●19歳だけどアメリカ人の62%よりは貯蓄があるらしい。父さん、もう金のことでうるさくいうのはやめてくれ。

●全体の純資産が貯蓄より意味があるという大勢の投稿コメントを見て、みんな2008年(リーマンショック)のことは忘れてしまったのだと思わざるを得ない。

●後輩にはいつも6〜12か月分の収入の貯金はしておくように伝えている。
職を失う不安をなくしておくと、プロとして驚くべき仕事ができるし、自分のために立ち向かえるポジションにいると独創的でいられるし、皮肉なことにイエスマンよりも昇進が早くなる。

↑6〜12か月分の貯蓄があって、新しい職を得て給与をもらうまで、(家賃、光熱費、自動車、引っ越し費用、ローンなど)やりくりできるなら、そりゃあいいと思うよ。
ただしそれは理想論的なアドバイスで、自分のようにそれをしたくてもできないこともある。
以前2か月分の貯蓄があったときに車が壊れた。車を直すために貯蓄の半分を使った。金のことをよくわかっているみんなが僕の状況を見て、車に金を使いすぎるべきではないとアドバイスされたので修理にしたんだ。
貯蓄を半分使ったあとでエンジンがダメになった。2000ドルも修理に失ったあと、自動車の価値は500ドルになっていた。そこで貯蓄は0になり、交通の問題もあって仕事に行けずに解雇された。これは2〜3年前のことだが、経済的に崩れるとそこから這い上がるのは本当に苦しい。本当に本当にハードなんだ。

●データは便利なものだが落ち込む。

●40万1000ドル(約4800万円)の家の資産価値を加えなければ、自分は貯蓄は77ドル、クレジットカードの借金があり、貯蓄するより先にその支払いがある。

●この掲示板を見て、BMI(肥満度)なんて関係ないという連中を思い出した。なぜならボディビルダーは不健康のカテゴリーに入るからだそうだ。
だがもし1000ドルの貯蓄がないなら、経済的に良い状況ではない可能性が高いよ。

●これは60%のアメリカ人が法執行されたときに極端なリスクにさらされていることを意味する。
1回の逮捕で1000ドルは軽く超える費用がかかる。職は失い、家も失い、よってすべてを失う。しかもその逮捕が冤罪だったと判明した場合でもだ。
人が「なぜ警察から逃げるのか」とよく尋ねるがこれが理由だよ。厳しい職場で1日欠勤するだけで解雇される可能性もある。
罰金300〜1500ドルを科されるかもしれない。さらに弁護士費用に裁判費用だ。解雇されると貯蓄は完全に食いつぶす。
家賃はそれでもやってくる。被扶養者がいるなら最悪だ。養っていけなくなる上に、取り上げられる可能性もある。もし3割でも逃げ切るチャンスがあれば、それら全てのリスクと天秤にかけたくなる。警察に従えば100%終わる。逃げて捕まると150%やられる。
だがもしかしたら逃げられるチャンスがあるかもしれない。そしてこの大災害が避けられるかもと。逃げろとね。

↑医療費のようだ。倒れた男性を見たことがあるが、彼は救急車を拒否していた。高すぎるからだ。それって悲しくないかい。「何千ドルを払って本当に大丈夫なのを確かめるよりも、きっと自分はOKだ、大丈夫なんだと信じるほうにかける」ってことだ。


アメリカ人は日本人に比べると、貯金よりも投資などにまわす比率が高いそうですが、それを加味してもこの貯金額には驚きです。

現在のアメリカは、90%のアメリカ人の資産を合わせたよりも、0.1%の大金持ちの資産が上回るそうです。

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