『週刊少年マガジン』連載、「UQ HOLDER！」のStage.97　突然のお客様
1ページ目から露天風呂に入ろうとする女の子は 夏凛ちゃんとキリエと九郎丸。もう九郎丸は女の子でいいよ！　この漫画の人気を上げるためならば人身御供になってちょーだい。
夏凛ちゃんが話すのは刀太のこと。愛する雪姫様にプロポーズしたことに腹が立って仕方がないようだ。これというのもホルダーのメンバーで最初に出会った(20話で1492年にエヴァに助けられたことが書いてあります)と思っていることが大きく影響してるかもしれませんが、先のダーナとの修行中にそれ以前のエヴァと刀太が会っていたと知ったら悔しがるのは必至だろうな。

そこへ この中では最強プロポーションの雪姫さんいらっしゃ～い。風呂に入るときぐらいは年齢詐称薬は使わなくてもいいと思うけれど、そこは読者サービスってことで！　プロポーズされた気持ちを聞かれても、のらりくらりと本心を話しません。話題を変えるためにも「急に現れた「人間の女の子」に いともたやすく かっさらわれるかもしれんぞ」と言ったことが現実になろうとは？

ここで主役は結城 忍に変わります。刀太とようやく連絡がついて仙境館に居ると知ったのはいいけれど、幽霊旅館だのいい話を聞きません。お金も無いしアテも無い、ならば行ってみようってことで走らせたら本当にあった！
そしてここから「ラブひな」1話のオマージュが始まります。

右がラブひなで左が今回(以下の画像も同様)。
中央に立つ主人公と立派な玄関。ラブひなの ひなた旅館(ひなた荘)は山形県の銀山温泉がモデルとなってますが、仙境館もひよっとしてそうなんですかね？

右上の「カポーン」という効果音や全体のコマ割り・展開など、人物は違えどほぼ同じなことがお分かりいただけるかと。景太郎は なるが入ってきて驚いた一方、忍は鬼のような大男が入ってきたから驚くのも当然だ。

「ごごごごっごめんなさい～～～っ」「何や あんさん見かけん顔やな」
　　　　　　　　　　　　　　　　↓
「すすすすすみませんッ──!?」「あなた…見ない顔ね？」
など、こちらも全体のコマ割り・展開・セリフなどがほぼ同じ。ラブひな1話は1998年47号に掲載され、今回は46号。ほぼ17年ぶりに描き直した格好となりました。

さんざん逃げ回った後は刀太の腕の中。こんな姿なことから刀太も今になって忍が女の子と気付いたようだ。いったい何しに来たのかは次回を待つとしましょう。　つづく
あ、そうだった。今週号の「ACMA:GAME」で、他局は全てニュースをやってるのに12chだけはアニメをやってる場面には笑った。

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