ボクシング・元世界3階級王者の亀田興毅(28才)選手が、引退を表明しました。

画像:【顔を腫らした亀田興毅】
顔を腫らした亀田興毅

17日、プロボクシングのWBA世界Sフライ級タイトルマッチがアメリカ・シカゴのUIPパビリオン

で行われ、王者の河野公平(34才)選手と亀田興毅選手が対戦。

画像:【河野公平vs亀田興毅】
河野公平vs亀田興毅
http://www.bokser.org/content/2015/10/17/040440/index_mobile.jsp

判定の結果、スコアは「115-109、116-108、113-111」の3-0で河野選手が勝利し、

2度目の防衛に成功。

河野選手は試合全般を有利に進め、2ラウンドでは亀田選手から右ストレートでダウンを奪い、

亀田興毅のダウン

亀田興毅のダウン(2)

3ラウンドでは亀田選手が河野選手へのローブローで、2ポイントの減点を受けました。

亀田興毅のローブロー

10ラウンドでは亀田選手が河野選手のアゴをとらえ、グラつかせる場面もありました。

亀田興毅のパンチでグラつく河野公平

勝利した河野選手は

勝利した河野公平

「この試合のために、すべてをかけてきた。
2ラウンドに、あの亀田選手からダウンを奪うことができて、うれしかった」

と語り、顔面を腫らした亀田選手は

「ボディーを効かせたと思ったけど、ローブローの判定になり、あれですべてが変わってしまった。あれが勝負の分かれ目だった」

「オレは試合前から、ラストマッチと思っていた。
そのために、悔いを残さないように練習してきた。
勝って終わりたかったけど、きれいさっぱりやめる。
3階級制覇もできて満足している。いいボクシング人生だった」

と語り、引退を表明しました。

河野選手の通算戦績は40戦31勝(13KO)8敗1分け。

亀田選手は35戦33勝(18KO)2敗となっています。

動画:【河野公平vs亀田興毅 ハイライト】

試合を見ると、河野選手が手数などでもやや上回っていました。 Nerd

試合後、引退を表明した亀田選手ですが、6才年上の河野選手が王者なのですから、もう少し

頑張って欲しい気もします。