アメリカの「履歴書」が自由すぎる…
いわゆる「詐称」です。
「志望先の企業でCEOを務めていた」「ノーベル賞受賞者だ」
「HVACの資格ありと書いていたのに、採用担当に"HVACって何ですか?"と聞いてきた」
(HVACは「暖房、換気」のこと)
アメリカで履歴書のごまかしを見つけたことがあると回答した採用担当者は全体の48%。学歴詐称が一般的と答えたのは約3分の1
詐称が一般的って言ってる採用担当者が3分の1も…
履歴書の端を燃やして提出?!
盛大な詐称以外にも、トンデモない履歴書がいっぱい
「履歴書の端を燃やし"燃えるような熱意"を表現した」「履歴書をプレゼントのようなラッピングに包んだ」
熱意を表現って…。
「2カ国語を流暢に話すと書いていたが、そのうちの1つはピッグ・ラテン(内緒話など意味を隠すときに使う言葉遊び)だった」
採用担当者に、ケーキまで送ってくる…
「Davidさん、就職おめでとう!(Davidはもちろん志願者自身の名前)というメッセージの入ったケーキを送ってきた」
「"親戚が御社に昔勤めていた"といって古い写真を持参した」
「面接が始まる前に、志願者の娘が電話をかけてきて"お父さんに仕事をくれてありがとう"と言った」
こんなズルい手までw
アメリカの履歴書は、商品カタログみたいなもんらしい。
GettyImages Photo by John Rowley / Photodisc
とにかくアピールの仕方が凄い
日本の履歴書が商品仕様書ならば、アメリカの履歴書は商品カタログ(しかも深夜の通販CMみたいなやつ)
英文履歴書は、自分を売り込むための宣伝ツール。スキルや経験、がいかに企業の求める人物像と合致しているかを戦略的にアピール
自分がどれだけ学校・会社に貢献したか、それによってどれだけ利益を生んだかを超大げさにアピールする
"売り込み"が過ぎちゃって、あんなトンデモ履歴書が生まれたのね…
フォーマットも、日本と比べて自由度が高い
日本じゃまず顔写真、次に名前、年齢、住所って感じで進んでくけど…
日本の履歴書は、名前や生年月日などの個人情報を記載する欄が一番目立つ場所に大きくある
名前がドーンとあって、あとは「学歴」が2割、「仕事経験」の欄が8割くらいを占めてる
これはビックリ…
アメリカでは顔写真を貼らなくても良いし、年齢も書かなくて良い
学歴にしても通常、最終学歴くらいしか書かない。成績優秀者はGPA(成績評価値)も記載してアピールする
注目してもらいたいのは「EXPERIENCE(経験)」という欄にページのほとんどを使っていること
どれだけやってきたか、って所が重要
「ポテンシャルを見出して採用!」とか無いらしい。
GettyImages Photo by John Rowley / DigitalVision
新卒だろうとなんだろうと、これまでの実績で判断される
まず前提として、アメリカでは多くの企業が即戦力を求める
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