1: 海江田三郎 ★ 2015/10/18(日) 17:20:37.23 ID:???.net
04_200x
http://ascii.jp/elem/000/001/063/1063543/
電子書籍は流行っているのか、流行っていないのか?

 9月22日付の「The New York Times」に、アメリカでの電子書籍の売上が今年に入ってから下落しているとの
記事が掲載された。2015年に入ってから最初の5ヵ月間でおよそ10%の減少傾向らしい。
それに対して独立系の書店数は近年増加傾向にあり、これが紙メディアへの本格的な回帰を意味するのか、
電子書籍の目覚ましい成長の途上に起こった単なる一時的な停滞なのか、侃々諤々の議論が交わされているようだ。
一方、ドイツの出版業界向けニュースサイト「buchreport.de」によると、同国では2015年前期の
電子書籍売上は前年比12.5%増とのこと。日本でも電子書籍についてのデータはさまざま出回っているが、
ソースによっては市場規模がおよそ1000億円で堅調という肯定的なニュアンスだったり、
逆に、書籍全体におけるシェアは10%にも満たないとか、売上の大半がコミックで一般書はさっぱりだとか、否定的なニュアンスのものも多い。
今回はこの電子書籍が流行っているんだか流行っていないんだかいまひとつよくわからない理由について考えてみたいと思う。

 いきなり結論めいてしまうが、イタリアの記号論理学者であり、小説「薔薇の名前」の作者としても有名なウンベルト・エーコは、
フランスの脚本家ジャン=クロード・カリエールとの対談集「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」の中で、
インターネット時代とテキスト文化についてこんなことを言っている。
 “インターネットが登場したことで、私たちはアルファベットの時代に戻ったのです。
映像の世紀がやってきたような気がした時期もあったかもしれませんが、いまや私たちはコンピューターによって、
「グーテンベルクの銀河系」すなわち書物の宇宙に連れ戻され、誰もが読むことを強いられる時代になりました。”

歴史上、これほどテキストを読み書きする時代はなかった
 「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」がヨーロッパで刊行されたのは2009年だから(日本語版は2010年)、
すでFacebook(2004年)やTwitter(2006年)はもちろん、Flickr(2004年)もYouTube(2005年)も登場している。
そうした多様なメディアが混交している状況をすべて理解したうえで、「アルファベットの時代に戻った」
と断言しているあたりはさすが世界的な碩学エーコである。
 ほとんどの起業家やマーケッターがやれ写真の時代だとかやれ動画の時代だとか騒いでいるときに
(かくいう筆者自身も「UPLOAD」という動画系ウェブマガジンの編集長をしていた……)、
「誰もが読むことを強いられる時代」などと普通は見抜けないだろう。実際、人々がこれほど膨大な量のテキストを読んでいる
時代はかつてなかったのではないか?
現代人がデジタルデバイスを通じていったいどれくらい文章量を読んでいるのか、正確な数字を知る術はないが、
いわゆる「本」を読まない人でも、通勤/通学時に相当な量のテキストデータをスマートフォンなどで読んでいるだろう。

 本人は写真を観ているつもりでも、動画を観ているつもりでも、やはり、そこに付与されたほかのユーザーの
コメントを読んでいる。そして、現代に特有の現象としてあらゆる人々が、SNSへの何気ない投稿、
LINEによるささいな連絡も含め、朝から晩まで、年がら年中、テキストを書いている。
 電子書籍が企業の喧伝ぶりとは裏腹にあまり盛り上がっているように見えない理由は、まさにエーコが喝破したように、
インターネットそのものがすでに豊穣なテキスト文化の上に成り立っているからなのではないだろうか?
引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/bizplus/1445156437/


49: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 18:59:21.70 ID:R/9Id3qB.net
>>1

おまいってることがunixのGNUと同じになってんぞ、どうでもいいが

3: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 17:22:16.74 ID:uSNq24to.net
紙と違って貸出みたいなもんじゃん。
サービス終了したらどうなるかわからんし。

65: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 20:14:25.34 ID:ohD7LQcz.net
>>3
テキストだけなら幾らでも保存可能ではある

5: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 17:26:26.70 ID:yolrVZD7.net
文芸的な読書欲は青空文庫で満たされるしなぁ。
ネット新聞や週刊誌が次々と有料化してるのはいい傾向だと思う。

12: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 17:35:35.85 ID:nsmMT7gh.net
>>5
2chも有料化

8: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 17:30:25.93 ID:X27hXWjd.net
読書する人ほど紙の方がいいと思ってそう
特段のメリットもないのに電子書籍がブレイクするはずないよ

24: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 17:59:18.44 ID:9tDrza+7.net
>>8
逆に読む人ほど電子書籍
本がかさばりすぎて床がぬける

11: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 17:33:26.23 ID:dcOMSwD9.net
原著の価値は無くならない
電子版はどこで改変されているかわからない

16: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 17:44:24.17 ID:dzQBAXs1.net
サービス終了するから買ったの無効な
こんなんばっかとか誰が買うねん
まあ買うにしても尼か時点でグーグルだわな

19: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 17:49:34.10 ID:cx4pSsGB.net
ネットやるようになって一切本買わなくなったわ。
昔は何百冊も山積みだったのに。

23: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 17:58:36.15 ID:5sHeZxqj.net
速読術を書店で実践したら後は記憶力の問題。
本を買う必要がない。

25: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 17:59:31.03 ID:NZOG5p5o.net
紙の本に比べて高いから

29: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 18:03:36.05 ID:aMVFYU2g.net
別に紙の書籍を完全に置き換える必要なんてもともとないわけだし、住み分けできてきているんじゃないの
何を以ってブレイクとするのか知らんが

33: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 18:08:08.78 ID:/gp4VaM/.net
マクルーハンか
お前ら結構守備範囲広いのな

38: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 18:19:06.65 ID:oVWpk/pu.net
ネットは便利といえば便利なんだが
ちょっと専門的なことに踏み込むと、途端に欲しい情報が減るんだよね
有料媒体への潜在的な需要自体はまだまだあるはず

42: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 18:25:25.14 ID:UK0dfKK7.net
伸びてるのは漫画だけ

43: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 18:30:57.51 ID:0xXtWaj1.net
WWWの発祥を考えれば当然だろ
何をいまさらという感じ

48: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 18:56:35.66 ID:m1k6Arj4.net
安けりゃ買うよ
大概クソ高いだろ?

54: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 19:16:09.18 ID:J9ujiFDb.net
音楽でいうiPodとiTunesみたいな革新的な製品が出ないと
キンドルやkoboじゃ無理だろう

57: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 19:47:15.52 ID:uIWyw/84.net
>電子書籍がブレイクしない理由

DRMが付いているからだろw

63: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 20:05:27.70 ID:43T8DpTq.net
hontoが50%オフセールしてる時だけ買ってるわ

67: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 20:31:20.62 ID:ohD7LQcz.net
自宅から数日以上離れるならはこれほど便利なのはないけど

それだけだと

70: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 21:30:03.36 ID:UF7e4iFK.net
電子書籍買ってみたし便利だけど、
今までずっと紙で生きてきたから
今更電子書籍はもう無理っぽい。
ただカラーEinkになったら話は別。

72: 名刺は切らしておりまして 2015/10/18(日) 22:24:37.86 ID:Z2Y8hHBR.net
電子書籍に慣れるともう手放せなくなる
価格もクーポンやポイント使えば紙の半値くらいで買えるし
部屋を埋めることもないし、どこでも好きな本が読める

スポンサード リンク