Phone Arenaは21日(現地時間)、米クアルコムおよび韓国サムスンの次世代高性能SoCの製造に、サムスンの第2世代「14nm FinFET」プロセスが使用される見込みと伝えています。
「Galaxy S6」シリーズの「Exynos 7420」や「iPhone 6s」シリーズの「A9 / A9X」には、第1世代となる「14nm FinFET LPE(Low-Power Early)」が採用されていますが、「Snapdragon 820」および「Exynos 8890」については第2世代プロセスとなる「14nm FinFET LPP(Low-Power Plus)」が使用される見込みとのことです。
なお、14LPPは14LPEよりも優れた性能および電力効率の実現が謳われており、14nm FinFETプロセスにおけるサムスンの ”本命” と言えますが、現状において生産歩留まりは芳しくなく、現在サムスンが問題の解決に向けて腐心しているとしています。
また、同時期には台湾TSMCの最新半導体プロセス「16nm FinFET+」の提供開始も予測されていますが、そちらは米NVIDIAや米AMD製品へ採用される見通しです。
[Weibo via Phone Arena]
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著者
2014年10月1日より、縁あってGGSOKUメインライターに正式に就任。ここ最近は、スマートフォンやタブレットを始めとするガジェット類全般から、各種周辺機器にデジタルカメラ。果ては自作PCパーツやソフトウェア類にまでも食指を動かすに至る始末。イロモノ・キワモノガジェットもこよなく愛する、興味と好奇心の赴くままに生きる元人力車夫。2015年元日より、Twitterアカウント開設。
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