◆亀梨のお気に入りだった伊野尾

10月21日日の『ザ少年倶楽部-プレミアム-』(NHK BS)で、初の『ジャニコン=ジャニーズ合コン』が実現した。KAT-TUNと合コンをするのはHey!Say!JUMPのメンバーのうち薮宏太、高木雄也、伊野尾慧、岡本圭人、中島裕翔の5人。お遊びのようだが思いのほかガチで「生涯付き合っていける相手を探す」のが目的。居酒屋風の空間で、ビールを飲みながら、まさにリアル合コン。自己紹介、質問タイムの後、先輩・KAT-TUNがHey!Say!JUMPのメンバーから仲良くなりたいメンバー一人を選んで告白し、相手がYesであればカップルが成立する。

誰が誰を指名するのか、どんなカップルが誕生するか、普通のオタにも、BL好きなオタにもワクワクする企画だ。なかでも、多くのオタが確定と予想したのは「亀梨×伊野尾」カップルの誕生ではないだろうか。伊野尾は、大所帯のJUMPにあって目立ちにくい存在だったが、露出が増えるにつれてV6の岡田准一をはじめ、先輩たちから「めちゃ可愛い」と絶賛され“モテ期”を謳歌中だ。以前、同番組にJUMPがゲスト出演した際は亀梨が「伊野尾好き」を公言。「伊野尾君の立ち位置とか存在が好きなんだよ。だからポテンシャルを引っ張りだしたい」と、自分の隣に座るよう促したことも。

しかし、ちょっとつかみどころのない「不思議ちゃん」キャラの伊野尾。自己紹介では「誕生日とかに、ちょっと高めのネックレスとかアクセサリーをプレゼントしてくれるような先輩を待っています」とちゃっかり。先輩たちは笑いながらやや引き気味だったが、亀梨は身をのりだして「かわいいじゃない、先輩のセンスがほしいんだ」と受け入れ体制バッチリの様子だった。

質問タイムでは、伊野尾の「こういう後輩だけは嫌、許せないというのはあります?」という質問に、亀梨は「俺は後輩に限らず、調子が良すぎる人、都合がいい時オンリーみたいなのは嫌。気兼ねなくきてくれる方が嬉しいけど、体育会系のノリがわかる人がいい」と答えたほか、「ウソをつく人は苦手(上田)」「ごちそう様、ありがとうを言ってもらえたら嬉しい(田口)」と、それぞれ真面目に返答した。これに対して伊野尾は、「軽い気持ちで聞いて、ちょっとしっくりこないなと思いました」とひょうひょうと言い放ち、亀梨はおしぼりを投げるマネをするなど、ややキレ気味に。KAT-TUNメンバーは30前後、特に亀梨、上田は見た目がチャライが正義感が強く筋道を通す熱いタイプだ。伊野尾のこのテキトー発言は、告白タイムに響いたかもしれない…。

◆亀梨が指名した後輩はまさかの?

告白タイムの一番手、田口淳之介は「趣味はカメラで、景色のいい所に連れて行ってくれる先輩を探しています」という中島裕翔を指名。「景色のいい所をいろいろ知っている」とアプローチ。中島も快く受け入れ、抱き合って喜んだ。この長身、美形カップルが街を歩いていたら、どれだけ目立つのだろう。

二番手の亀梨は、薮宏太とは舞台『DREAM BOYS』で、中島裕翔とはドラマ『野ブタ。をプロデュース』で、高木雄也とは映画『ごくせん THE MOVIE』で共演している。この3人から誰かを選んで指名するのは難しく、また亀梨のアプローチを断わることはまずなさそうだ。ソロで共演がないのは伊野尾と岡本だが、お気に入りの伊野尾を指名するのは間違いないと思われていた。

「ずっと一途に決めていました。ここ数年気になっていましたが、なかなか仕事以外で声をかけられず、やっとチャンスが巡ってきた」。まるで女子に告白するようにうやうやしく、多少小芝居を交えながら亀梨が告白した相手は、「4月1日生まれ、エイプリルフール生まれですが、生まれてきたのは嘘じゃない、岡本です」の自己紹介で皆の興味をひいた岡本圭人。亀梨のフェイント「えー。俺じゃねえのかよ。ずっとドキドキして待っていたのに」と不満そうに口をとがらせる伊野尾のリアクションにその場にいる全員が笑い崩れる。

過密スケジュールのうえ、食事や旅行に出掛けるのは当日のノリと思いつきで決めるタイプの亀梨。「オフは誘われ待ち。自宅で誘われるのをじっと待機しています」という岡本の発言も気にいった様子。「僕が会いたいと思った時にぜひ一緒に過ごしてください」と手を差し出したが、岡本の答えは「Sorry,Kazuya」。先日の亀梨の舞台『青い種子は太陽の中にある』も、24時間テレビの翌日に観劇している岡本。亀梨が振られるという誰も予想しない展開に「マジで?理由が聞きたい」とショックを隠せない亀梨。「本当にカッコイイと思うんですけど……僕、田口君派なんですよね」と涙目で答える岡本。カップルが成立した二人はカップルシートに仲良く座るが、亀梨は一人淋しくパイプ椅子に移動した。

◆小悪魔は誰?

三番手の上田竜也は「俺とカップルになる特典として、『誰と仲がいいか』を聞かれた時に『上田君』と答えたら、『あの上田君と仲がいいの』と珍しがられる」と自己アピール。「皆に入ろうとするのに入れない感じとか、俺らの話に一つひとつリアクションをとろうとしてくれる優しさに惹かれた。一緒に飲みましょう」と高木雄也に告白。テキトーキャラに見えて、実はいいところを見抜いてくれた先輩に高木も嬉しかったはず。「飲みに行きましょう」と話がまとまった。人見知りで照れ屋同士のカップルが成立したが、仲良くなれば深く結ばれそう。そのうち、雑誌などで「仲のいい先輩は上田君です」という高木のコメントを見るのが楽しみだ。

そして、最後の中丸雄一は「大学の後輩だし、スポーツ観戦、サッカーが好きと、しっくりくるものがあった。たまには遊びましょう」と薮宏太を指名。藪も「最初から決めていました。全体を見て自分に近い(立ち位置だな)と。仕事の相談とかもできそう」と嬉しそう。グループの年長者同士も意気投合、優等生の温和なほのぼのカップルが誕生した。

最後に伊野尾に「誰から指名されたかったのか」を聞くと、「僕は皆さんから選ばれると思っていたのに、こんな状況になってKAT-TUNなんか大っキライですよ。僕はV6さん、嵐さんについていきますよ」と不服そうに暴言を吐き、皆を笑わせた。

今回、残念ながらカップルになれなかった亀梨、伊野尾、岡本。岡本を指名したのは、番組を盛り上げようとする亀梨のチャレンジか。それとも岡本の「Sorry,JUN」の持ちネタを期待して指名したのか。また、岡本はニーズをくんで「Sorry」で答えたのか。亀梨と友達になるのは緊張するし敷居が高い、と避けたのか。真意は謎だが、すんなりとカップル4組を誕生させず、番組を面白くしたのは3人だ。それぞれの趣味や嗜好、本音、人との付き合い方などが垣間見られた合コン企画。今回参加しなかったJUMPの5人との合コンも期待したい。

(ライター:佐藤ジェニー)


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